小豆島は、香川県沖の瀬戸内海に浮かんでいる島です。
小豆島は離島ですから、どこから行くにしてもフェリーで行く事になります。瀬戸内海でもフェリーに自転車を乗せていくことができますよ。
この小豆島をサイクリングで一周するとどのくらい時間が掛かるのか。
自転車と車との時間や、フェリーで自転車と小豆島に行く料金などをご紹介します。
小豆島を一周する時間は自転車と車なら?
小豆島を一周する場合、自転車と車では掛かる時間はどのくらいなんでしょうか?
瀬戸内海東部に位置する淡路島に比べると、走行距離はルートにもよりますが、30㎞以上の差があります。
そして、比較的小豆島は急な勾配はない事からサイクリング初心者向きといったところでしょうか。
ただ少々、道のアップダウンが多いので自転車だと疲れると思いますが、車の往来が少ないのと瀬戸内海の海を眺めながらのサイクリングは爽快です。
ここを自転車と車で一周する場合の時間を見ていきましょう。
小豆島を自転車で一周した場合
小豆島のサイクリングコースは、海岸沿いを走ることができます。
距離でいうと110㎞程ですので、初心者なら丁度いい距離じゃないでしょうか?
ただ前述しましたが、道のアップダウンが多いので、普通のママチャリみたいなのでは、とんでもない時間が掛かりそうです。
ロードバイクなら時速20~25㎞位でも、朝からスタートして夕方には廻ってこられます。
休憩も含めて時間にして、7~8時間くらい。
現地で自転車を調達して行く方法もあります。
香川県から行く場合は、高松駅前広場の地下に200円で24時間借りられるところがあります。
普通の自転車・電動アシスト自転車・ロードバイクなど、乗る自転車によって一周するのに掛かる時間にも差が出ます。
自転車を借りる際に、この自転車で小豆島を一周するなら、どのくらい時間が掛かるか聞いてみるといいですね。
小豆島の土庄港でも自転車のレンタルもありますので、そこで電動アシスト自転車やマウンテンバイクなどを借りていくのも良いと思います。
ロードバイクの貸し出しもありますので、自分の体力や目的によって自転車を選ぶと良いですよ。
とはいえ、おすすめは電動アシスト自転車です。
小豆島を車で一周した場合
車で一周すると当然、自転車程時間は掛かりません。
ドライブだけなら約2時間程度で小豆島を一周することができます。
しかし、観光もするなら1日掛かりで一周しましょう。
小豆島は、見どころがたくさんありますので1日じゃ足りないでしょう。
車で一周と決めたら、1泊するつもりで行った方がいいかも知れません。
それと小豆島に行く場合、どうしてもフェリーに乗る事になります。
車でフェリーに乗ると運賃が高くなります。
高松から小豆島の土庄港までだと車の大きさにもよりますが普通車で片道6,330円です。
岡山の新岡山港から土庄港までだと普通車で片道5,900円となります。
しかし、小豆島で車を借りるという方法もあります。
小豆島の土庄港でレンタカーが借りられます。
例えば6時間レンタルした場合だと、軽自動車で4,800円~。
マーチやノートクラスだと6,800円~となっています。
小豆島一周の時間と自転車で観光するおすすめと見どころ
ロードバイクで一周した場合だと、普通に走ったら7~8時間といったところです。
とにかく道のアップダウンが多いので、坂道を下る時などは時速50㎞程出るでしょうか?
爽快な気分で走るともっと出るかも知れませんよね?
そうなると早ければ5時間程で一周できてしまう事も考えられます。
体力に自信がある人なら、そのくらいで一周できるでしょう。
そうなると観光もできますから、いう事なしですね。
小豆島の見どころ・おすすめ
小豆島の見どころとして、おすすめスポットはたくさんあります。
エンジェルロード
海の水が干潮時に、砂の道が浮かび上がるのです。
砂の道ができると、ここを歩いて余島まで渡れます。
この砂の道を、大切に想っている人と手を繋いで歩いて行くと、幸せになれるといいます。
「約束の丘展望台」というのがエンジェルロードの横にあります。
この展望台を上がると、エンジェルロードが見下ろせ、幸せの鐘が鳴らせます。
ここはドラマや映画のロケ地にもなりました。
道の駅 小豆島オリーブ公園
小豆島と言えば、オリーブの栽培地としても有名です。
このオリーブ公園には、約2,000本のオリーブの木があります。
園内からは瀬戸内海も望めますので、最高のロケーションです!
この公園には、お土産売り場やカフェ、レストラン、ハーブショップ、オリーブ畑に花と香りのガーデン、ギリシャ風車などがあり1日中楽しめます!
営業時間は、8:30~17:00で、駐車場やトイレ、電話は24時間利用できます。
寒霞渓(かんかけい)
小豆島町北部にある景勝地です。
国の名勝でもあり、別称=神懸山(かみかけやま)とも呼ばれます。
1,300万年も前にあった火山活動によって誕生したのがこの渓谷です。
「寒霞渓山頂展望台」というのが、こううん駅からロープウエイで出ていて、そこから5分程上がった所にこの展望台があります。
駅前には売店があり、素麺やオリーブなどのお土産も購入できます。
レストランも併設されていますので、お食事も楽しめます。
営業時間は、8:30~17:00で季節によっては変動があります。
寒霞渓の基本情報と地図詳細は【楽天たびノート】
二十四の瞳映画村
有名な映画ですがご存じですか?
大正・昭和初期の頃の小さな村が再現されています。
瀬戸内海の海岸沿いにあります。
二十四の瞳って田中裕子主演で再映画化されました。
季節に応じて、端午の節句や七夕祭り、ふるさとのお正月などのイベントがあります。
壷井栄文学館では、壷井栄が生前書いた生原稿や調度品が展示されています。
映画館「松竹座」では、二十四の瞳が常時上映されています。
営業時間は、9:00~17:00ですが、11月のみ8:30から営業しております。
無休です。
マルキン醤油記念館
醤油と食文化の歴史を紹介した博物館が、醤油メーカーの盛田㈱の工場に隣接されています。
ここで使われている蔵は、明治時代に建てられた物で有形文化財に登録されています。
醤油作りの歴史と江戸時代の醸造工程などを紹介しています。
営業時間は、9:00~16:00です。
7月20日~8月31日と10月16日~11月30日は9:00~16:30までとなります。
12月28日~1月1日は休業日です。
この他にも、自然動物園やふるさと村などまだまだ見どころはたくさんあります。
小豆島へ自転車でフェリーに乗るなら料金や行き方は?
自転車で小豆島へ渡る場合、フェリーを利用する事になります。
その際に掛かる料金や、フェリー乗り場の行き方を一覧にしてご紹介します。
【フェリーの航路と料金】
・自転車=大人1,990円・小人1,220円。
・自転車=大人1,070円・小人720円。
・自転車=大人1,160円・小人790円。※2019/12/16より運航休止
・自転車=大人1,410円・小人870円。
あと、フェリーに乗船中は夏はクーラーが船内は効いています。
上着やバッグなど余計な物を持っていると、船内にいる時はいいですが、サイクリングでいざ走り出すと絶対暑くなるので、上着などは荷物になります。
サイクリングをする時は、軽装で走る方が疲れにくくていいです。
身体に装着できるポシェットみたいなものに入る程度の薄手の上着を持っていきましょう。
ハイキングとは違うので手荷物は必要最小限にしておきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
小豆島はドライブも良いですが、やはり瀬戸内海を眺めながら風を切って走るサイクリングが爽快で気持ちいいですね!
ただ、コンビニとか自動販売機がかなり少ないです。
ですから、特に夏場に小豆島に行かれる場合は飲み物やおにぎりなどちょっと摘まめる食糧などを準備して行った方がいいです。
小豆島を楽しんでくださいね!
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