
瀬戸内海に浮かぶ「女木島(めぎじま)」と「男木島(おぎじま)」は、高松港から同じフェリー航路で訪れることができる人気の島です。「せっかくなら、1日で2つの島を欲張りに楽しみたい!」と思う方も多いはず。
結論から言うと、女木島と男木島の日帰り観光は十分に可能です。
高松港からフェリーに乗ると、約20分で女木島、そこからさらに20分で男木島へ到着します。島同士が非常に近いため、まるで「お隣の町」へ行くような感覚で島をハシゴできるのが、このルートの最大の魅力です。
とはいえ、島を巡るフェリー「めおん」の運行スケジュールには少しだけ注意が必要です。無計画に行くと「次の船までずっと待ちぼうけ……」なんてことにもなりかねません。それぞれの島でカフェや海辺の散策を楽しみ、瀬戸内らしいゆったりした時間を過ごすには、ちょっとした「コツ」と「回る順番」が重要になります。
この記事では、女木島と男木島を効率よく楽しめる日帰り観光モデルコースをご紹介します。鬼ヶ島大洞窟や灯台、猫のいる路地裏、そして絶景カフェ巡りなど、瀬戸内の島時間を無理なく満喫するためのポイントをまとめました。
女木島と男木島は1日で回れる?日帰り観光モデルコース

高松港から出るフェリー「めおん」は、高松〜女木島〜男木島を往復する航路になっています。高松港から女木島まで約20分、そこから男木島までは約20分(高松から約40分)と島同士が近いため、女木島と男木島の観光を1日で楽しむことができます。
島同士が非常に近いため、朝から出発すれば1日で両方の島をゆったり観光することができます。
まずは高松港と女木島・男木島の位置関係を地図で見てみましょう。
地図を見ると分かる通り、女木島と男木島はフェリーでわずか20分ほどの距離にあります。
ここでは、女木島と男木島を1日で巡る観光モデルコースを、タイムスケジュール形式でご紹介します。
- 09:00 高松港 出発(フェリーめおん)
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- 09:20 女木島 上陸。バスで「鬼ヶ島大洞窟」へ
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- 11:20 女木島 出発。男木島へ移動
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- 11:40 男木島 上陸。ランチ&路地裏散策
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- 13:30 男木島灯台までお散歩
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- 15:00 カフェで一休み ☕
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- 17:00 男木島 出発
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- 17:40 高松港 到着 ✨
※フェリーの時刻は季節や曜日によって変わることがあります。最新の運航時刻は事前に確認しておくと安心です。
おすすめの順序は、「先に女木島、次に男木島」というルートです。その理由は、女木島のメインスポットである「鬼ヶ島大洞窟」が山の上にあり、午前中の涼しいうちに移動を済ませておいた方が、午後の男木島での町歩きに体力を温存できるからです。
もちろん、逆のコースも可能ですが、フェリーの時間を中心に組み立てると、この「女木島→男木島」の順が最も滞在時間を有効に使えるはずですよ。
※高松港から女木島・男木島へ行くフェリーの時刻表や料金、乗り場の場所については、こちらの記事で詳しく解説しています。
高松港から女木島・男木島フェリーの時刻表と乗り場まとめ
女木島観光モデルコース【半日・所要時間】:鬼ヶ島伝説と絶景アートを楽しむ

女木島(めぎじま)に上陸してまず目に飛び込んでくるのは、カモメのオブジェや大きなモアイ像。でも、この島の最大の主役は、やはり桃太郎伝説の舞台とされる「鬼ヶ島大洞窟」です。
女木島といえば、桃太郎伝説の舞台ともいわれる「鬼ヶ島大洞窟」が有名です。
鬼ヶ島伝説の由来や場所については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
鬼ヶ島はどこ?岡山と香川(女木島)の違い|桃太郎伝説のモデルを解説
1. 鬼ヶ島大洞窟への移動は「連絡バス」が正解
フェリーが女木港に到着すると、目の前に洞窟行きの「おにの館」バスが待機しています。洞窟は標高の高い場所にあるため、徒歩だと約30分以上の登り坂になります。限られた時間で効率よく回るなら、迷わずバス(片道約10分)を利用しましょう。
※バスの運賃は車内で支払う形式です。小銭を用意しておくとスムーズですよ。
2. 迷路のような「鬼ヶ島大洞窟」を冒険
山頂付近にある大洞窟は、広さ約4,000平方メートルにも及ぶ巨大な手掘りの洞窟です。一歩足を踏み入れると、夏でもひんやりとした空気が漂い、少しミステリアスな雰囲気。
中にはユーモラスな表情の鬼の石像や、桃太郎の物語を再現した展示があり、お子様連れでも「次はどこに鬼がいるかな?」と探しながら楽しく歩けます。洞窟を出た先にある展望台からは、瀬戸内海を一望できる絶景が待っています。ここでの記念写真は欠かせません。
3. 海岸沿いの散策と、癒やしの島カフェ
洞窟から港に戻ってきたら、次は海岸沿いへ。「女木島海水浴場」は「日本の快水浴場百選」にも選ばれるほど透明度が高く、白い砂浜が美しいスポットです。
泳がなくても、砂浜を歩いたり、防波堤に並ぶ「カモメの駐車場(アート作品)」を眺めたりするだけで、島らしい時間が流れます。少し歩き疲れたら、港周辺や集落の中にあるリノベーションカフェに立ち寄ってみてください。
古民家を改装したカフェで、島の風を感じながら飲む冷たいドリンクや手作りスイーツは格別。次の男木島行きのフェリーが来るまで、ゆったりとした「島時間」を味わうのが女木島流の過ごし方です。
※女木島のより詳細なスポット情報や最新のカフェ事情については、こちらの記事も参考にしてくださいね。
女木島観光ガイド|鬼ヶ島洞窟・見どころ・カフェ・フェリーアクセスまとめ
男木島観光モデルコース【半日・所要時間】:坂道と猫と迷路のような路地歩き

女木島からフェリーに揺られること約20分。男木島(おぎじま)に近づくと、山の斜面に張り付くように家々が並ぶ、独特の景観が見えてきます。この島は平地がほとんどなく、どこへ行くにも「坂道」と「石段」がセット。それがまた、たまらなくノスタルジックなんです。
1. 迷路のような「石段の町並み」を歩く
港を降りて一歩集落へ入ると、そこはまるで迷路。細い路地が複雑に入り組み、角を曲がるたびに新しい景色に出会えます。男木島名物の「オンバ(乳母車を改造した手押し車)」が軒先に並ぶ光景は、この島ならではの生活の知恵。色とりどりにペイントされたオンバを探しながら歩くのも楽しいですよ。
※坂道が多いので、歩きやすい靴で行くのが鉄則です!
2. 自由気ままな「猫」たちとの出会い
男木島は「猫の島」としても有名です。港周辺や神社の境内、ふとした路地の陰で、のんびりと昼寝をする猫たちの姿を見かけることができます。島の風景に溶け込む猫たちはとても絵になりますが、島の大切なルールとして「エサやり」は禁止されています。マナーを守って、そっと見守る距離感で癒やされてくださいね。
3. 島の最北端、白亜の「男木島灯台」へ
集落を抜け、海沿いの道を20分ほど歩いた先にあるのが「男木島灯台」です。総石造りの美しい灯台で、日本の灯台50選にも選ばれています。隣接する灯台資料館では、その歴史を学ぶこともできます。集落の喧騒から少し離れ、波の音を聞きながら眺める瀬戸内海は、まさに絶景。ここまで歩いてきた疲れも吹き飛ぶはずです。
男木島には、この他にもアート作品や素敵なブックカフェが点在しています。より詳しい見どころについては、こちらの記事をチェックしてみてください。
女木島と男木島どっちがおすすめ?違いを比較
「時間は限られているけれど、ぶっちゃけどっちが面白いの?」と迷う方も多いはず。どちらも瀬戸内海の魅力を凝縮した島ですが、実は観光の雰囲気や「歩き方」が全く違います。
あなたの旅のスタイルに合わせて、ぴったりの島を選んでみてくださいね。
レジャーと伝説が詰まった「冒険の島」。お子様連れやグループでワイワイ楽しむのに最適です!
- おすすめ:ファミリー、夏に海を楽しみたい方
- 魅力:鬼ヶ島大洞窟、モアイ像。バス移動で体力温存!
- 雰囲気:開放感たっぷり。明るく活気のある島歩き
VS
迷路と猫とアートの島。坂道の先に広がる景色を眺めながら、静かな時間を過ごしたい大人旅に。
- おすすめ:一人旅、カメラ好き、猫好き
- 魅力:細い路地、瓦屋根の風景。感性を刺激するカフェ
- 雰囲気:ノスタルジックで静かな、濃密な島時間
結論:迷ったら「両方」行くのが一番の正解!
もし数時間の余裕があるのなら、やはり「両方の島を訪れる」ことを強くおすすめします。フェリーでわずか20分という近さですし、個性の違う2つの島を1日で体験することで、瀬戸内海の多島美をより深く感じることができるからです。
「午前は女木島で洞窟探検、午後は男木島のカフェでまったり」という過ごし方こそが、高松発の島巡りの醍醐味ですよ。
女木島と男木島どっちから行く?おすすめの回り方
女木島と男木島は同じフェリー航路でつながっているため、「どちらから観光すればいいの?」と迷う方も多いかもしれません。
結論から言うと、女木島 → 男木島の順で回るルートがおすすめです。
高松港からフェリーに乗ると、最初に到着するのが女木島です。そのまま船に乗り続けると男木島へ行くこともできますが、女木島で一度下船して観光してから次のフェリーで男木島へ向かうと、効率よく島巡りを楽しめます。
女木島は鬼ヶ島大洞窟や海水浴場など、比較的平坦で回りやすい観光スポットが多いのが特徴です。一方の男木島は坂道や路地が多く、灯台やカフェ巡りなど、ゆったり散策を楽しむ島。最初に女木島を観光し、後半に男木島でのんびり過ごす流れがバランスよく感じられるでしょう。
もちろんフェリーの時刻によっては男木島から回ることも可能ですが、初めて訪れる方には「女木島 → 男木島 → 高松港」の順で巡るルートがわかりやすくおすすめです。
女木島と男木島フェリー時刻・回り方のコツ

高松港から出るフェリー「めおん」は、高松港 → 女木島 → 男木島 の順に停泊し、また同じルートを戻ってきます。この航路の特性を理解しておくことが、スムーズな島巡りの最大のポイントです。
1. 「女木島が先、男木島が後」が基本ルート
初めての2島巡りなら、まずは手前の女木島で下船し、観光を終えてから次の便で男木島へ向かうルートが最も効率的です。この順番であれば、フェリーの移動時間を最小限に抑えつつ、それぞれの島で十分な滞在時間を確保しやすくなります。
2. 便数は「1日6本」!2時間に1本のペースを意識して
注意したいのは、フェリーの便数が決して多くないことです。通常期は「1日わずか6本」しか運行されておらず、基本的には「2時間に1本」というゆったりとしたペースです。
フェリーは1日6本・2時間に1本ペース
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「まだ時間がある」と油断していると、島時間はあっという間に過ぎてしまいます。 -
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到着したらまず港の掲示板で「次の島への便」と「帰りの最終便」を確認する癖をつけましょう。 -
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電波が不安定な場所もあるため、スマホで時刻表のスクリーンショットを撮っておくのが安心です。
3. 乗り遅れ厳禁!日帰りが成立しなくなるリスクも
特に男木島から高松へ戻る最終便付近は、観光客で混雑することもあります。もし最終便に乗り遅れてしまうと、その日のうちに高松へ戻る手段がなくなり、島に宿泊せざるを得なくなります。切符の購入時間を考え、出発の20分前には港付近に戻っておくのが安心です。
※具体的なフェリーの時刻表、運賃、高松港の乗り場マップについては、こちらの記事で分かりやすくまとめています。
岡山・高松から男木島・女木島への行き方|フェリー時刻とアクセスまとめ
女木島と男木島を1日で巡る観光まとめ
高松港からフェリーで30〜40分という近さにありながら、全く異なる表情を持つ女木島と男木島。この記事で紹介した「女木島→男木島」の順で巡るモデルコースなら、初めての方でも無理なく瀬戸内海の島時間を満喫できるはずです。
- フェリーは1日わずか6本:基本は2時間に1本。乗り遅れるとスケジュールが大きく崩れるため、出発20分前には港に戻りましょう。
- 歩きやすい靴が必須:女木島の洞窟への坂道、男木島の石段。どちらも「歩くこと」がメインになるため、履き慣れたスニーカーがベストです。
- 目的を絞る:アクティブに楽しみたいなら女木島、のんびり猫や路地を眺めたいなら男木島。好みに合わせて滞在時間を配分してくださいね。
瀬戸内海の島々は、季節や天気によってもその表情を大きく変えます。夏の青い海、秋の穏やかな夕暮れ。どの時期に訪れても新しい発見があるのが、この2島巡りの魅力です。
高松からふらりと行ける「鬼ヶ島」と「猫の島」。次の週末は、フェリー「めおん」に乗って、日常を少し離れた島旅に出かけてみませんか?

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