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のしの種類とマナー「志」は紅白のお祝い?志しはどういう時に使う?


のしの種類がたくさんあって、どんな時にどののしを使えばいいのか迷いますよね。

適切なのしを選ぶことで、お祝い事や弔事の際に礼儀を守り、気持ちをしっかりと伝えることができます。

のしのマナーをしっかり理解しておくと、贈り物を選ぶ楽しみが増し、贈り先に喜んでもらうことができるでしょう。

特に「志」という言葉の意味や使い方を知っておくことは重要です。

ここでは、まず「志」の意味と使い方について詳しく解説し、その後で「志」が紅白のお祝い事と弔事のどちらに使われるかを説明します。

最後に、さまざまなのしの種類やそれぞれのマナーについて紹介します。

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のしの種類「志」の意味と使い方

香典返しののし紙に「志」と書かれているのを見たことはありませんか?この「志」という字には、「気持ち」という意味が込められています。

つまり、「志」は感謝の気持ちを表す言葉であり、香典返しに使われることで、故人や遺族の気持ちを伝える意味を持ちます。

「志」の文字の使い方

香典返しは、遺族が身内の不幸に悲しみを感じながらも、お悔やみや心遣いに対する感謝の気持ちを示すために行います。

お祝い事に対する内祝いと同様に、香典返しにも適切なのし紙を付けることが重要です。

香典返しに使用するのし紙の種類は、黒白もしくは黄白の結び切りの水引が付いたものを選びましょう。

結び切りの水引には、「ご不幸が繰り返さないように」という願いが込められています。

「志」の文字の書き方

黒白もしくは黄白の結び切りの水引の上部に「志」と書き、下部には贈り主の名前や家名を記載します。

これにより、贈り物を受け取った方に対して、贈り主の気持ちがしっかりと伝わります。

「志」の意味

「志」という言葉は、のし紙に書かれる際に特別な意味を持ちます。

この志しという言葉には、「気持ち」「心遣い」という意味が込められており、感謝や敬意を示すために使用されます。

そのように「志」は、感謝の気持ちや心遣いに対するお礼を表す言葉であり、気持ちばかりのお返しといった意味があり特定の場面で使われます。

その具体的な使い方や場面については次章で詳しく解説します。

「志」のしはお祝いか弔事か?

「志」は主に弔事、お悔やみや仏事の場面で使われることが多いですが、稀にお祝い事で使われる場合もあります。以下に具体的な使用例を示します。

弔事での使用例

香典返しは、故人に対するお悔やみやお供えをいただいた方々に感謝の気持ちを伝えるためのものです。

この場合に、「志」という言葉を使って感謝の意を表すことがあります。

お見舞いのお返し

お見舞いをいただいた際のお返しにも「志」を使うことがあります。

病気や怪我からの快復後、お見舞いに対する感謝の気持ちを込めてお返しをします。

稀なお祝いでの「志」の使い方

お祝いでの使用例

「志」を使うお祝いの場面として考えられるのは、例えば、特定の社会貢献活動やチャリティーイベントなどでの感謝状やお礼の贈り物などです。

この場合、通常の祝い事とは異なり、感謝の意を強調するために「志」を使います。

のし紙と水引の選び方

お祝い事に「志」を使う際ののし紙と水引の選び方は以下の通りです。

のし紙

白無地ののし紙を使用します。これは、特別な意味を込めた贈り物に対して、あまり派手でないシンプルなデザインが適しています。

水引

水引は紅白の結び切りを使用します。

結び切りは「一度きりで終わる」という意味があり、特別な感謝やお祝いの場面に適しています。

もう一つの選択肢として、金銀の水引を使用することもあります。これは非常に格式の高い贈り物を意味し、感謝の意を強調するために適しています。

具体例
チャリティーイベントでの感謝の贈り物

チャリティーイベントや社会貢献活動に参加してくれた方々への感謝の意を込めた贈り物に「志」を使用することがあります。

この場合、白無地ののし紙に金銀の結び切りの水引を使用し、上部に「志」と書き、下部には贈り主の名前を記載します。


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のしの種類とマナーを状況別に解説

のしにはいくつかの種類があり、目的に応じて水引の結び方も異なりマナーがあります。

正しい結び方を選ばないと、贈り物を受け取る相手に対して失礼になることもありますので注意が必要です。ここでは、目的別にのしの種類とその使い方を詳しく解説します。

祝いのし 紅白蝶結び

紅白の蝶結びののしは、お中元やお歳暮などの一般的なお祝い事に使用されます。

この結び方は何度でも繰り返しお祝いしたいという願いが込められており、結び直せる特徴があります。

祝いのし 結び切り(10本)

結び切りの水引は固く結ばれて離れないことから、婚礼関係の祝事に用いられます。

特に10本の水引は、5本と5本を合わせて夫婦が一体となる意味が込められています(基本的に、水引は奇数で作られるのが一般的です)。

祝いのし 結び切り(5本・7本)

結び切りの水引は、重ねて起きてほしくない出来事に対するお見舞いや快気祝いに使用されます。

ただし、お見舞いにおいては「病気を引き延ばす」と受け取られることもあるため、のしをつけずに渡す場合もあります。

仏のし 仏・藍銀水引

お悔やみ全般には、黒白または藍銀の結び切りの水引を使用します。

のしはもともとおめでたい時の贈答品に用いられていたため、お悔やみ関係の贈り物にはのしをつけません。

特に、生鮮品や仏前へのお供え物にはのしなしのかけ紙を使用することが適しています。

まとめ

のしの種類とマナーを正しく理解することは、贈り物をする際の基本です。

お祝い事には紅白蝶結び、婚礼には10本結び切り、快気祝いなどには5本または7本の結び切りを使用します。

弔事には黒白や藍銀の結び切りを用い、のしはつけません。

「志」は感謝の気持ちを伝えるために使われ、香典返しやお見舞いのお返しに適していますが、稀に特別なお祝い事にも用いられます。

適切なのしと水引を選び、相手に対する気持ちをより深く伝えることで、より一層心温まる贈り物となるでしょう。

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