はまぐりの砂出しで貝が開かない時どうしていますか?
はまぐりの口が開かないということは砂出しが出来ていないということです。
はまぐりを買ってきた時、しっかり砂出しをしていますか?
スーパーに並んでいるはまぐりは、砂抜きがされているものではありますが、実は完全に砂抜きが終わっているとは言い切れないので、美味しく食べるためにも砂抜きは重要なポイントです。
ですが実際に砂抜きをしてみると、はまぐりの口が開かないものもあったりしますよね。
はまぐりの口が開かないものは死んでいるのか、はまぐりの貝の砂抜きが上手くできていない証拠なのか疑問が出てくると思います。
はまぐりの砂出しや砂抜きで口が開かない時やはまぐりの冷凍保存の仕方についてまとめてみました。
はまぐりの砂出しで口が開かない場合
はまぐりの砂出しをしていて口が開かない時は、まずは砂出しのやり方が間違っていないかどうかを確認してみましょう。
砂出しは、塩水の濃度によって失敗しがちなんですね。
濃度は海水と同じ3%ぐらいの濃度が理想的です。
目安は、1カップのお水に小匙1程度の塩ですね。
これで海水と同じ濃度の塩水が作れます。
また、砂出しの時に口が開かない時には、塩水の量も見直してみましょう。
実はこの塩水の量はとても大切で、塩水の量が多すぎると砂出しが上手くいかないだけでなく、はまぐりが窒息死してしまうこともあるんですね。
なので、はまぐりが呼吸できるぐらいのひたひたの塩水の量がベストなんです。
はまぐりの頭が少し隠れる程度の水加減を心がけて下さいね。
はまぐりの口が開かないのは貝が死んでる?
砂出しのやり方は間違っていないけれど、それでもはまぐりの口が開かない時もありますよね。
口が開かないものは死んでるのでしょうか?
いいえ、まだ死んでいると決めつけるのは少し早いですね。
実は貝類の砂出しを行う場合、塩水の温度が低すぎると上手くいかない時もありますし、水道水のカルキが多すぎる場合も上手くいかない時があります。
なので、塩水の温度を20度前後に心がけ、さらに1日ほど汲み置きをした水道水を使って塩水を作ってやり直してみましょう。
これでたいていの貝類は口が開くはずですよ。
なお、ほとんどのはまぐりは開いているのに、中にいくつか口を開かないはまぐりがある場合、その貝は死んでいると断言できるでしょう。
半開き状態になっているものは、触った時に貝を閉じるようであればまだ生きていますが、触っても無反応な場合は死んでいると判断し、いさぎよく捨てましょう。
はまぐりが開かないのは冷凍したから?
はまぐりが開かないのは冷凍したはまぐりを使う場合、開かないことがあると耳にしたことはありませんか?
でも、冷凍保存をしたはまぐりでも、解凍方法さえ間違わなければちゃんと口は開くんですね。
では、冷凍したはまぐりが開かないのはどんな解凍の仕方をした時なのか、ご存知ですか?
冷凍した貝類は、実は解凍せずにそのまま調理に使うのがベストなんですね。なので先に解凍しておいたはまぐりを調理した場合、そのはまぐりは口を開かないことが多いのです。
はまぐりだけに限らずあさりも同様に、一度冷凍保存した貝類は、急激に加熱しないと口が開きにくい傾向にあるようですね。
ただ、実際に砂出しを行ったとしても、全てのはまぐりが口を開くようなことはまずありません。
中には死んでいるものがいてもおかしくはありませんよね。
なので、全ての口が開かないからと言って驚くことはありませんし、逆に死んでいるはまぐりを見つけて除去することも大切なのです。
貝類で食あたりを起こすとひどいと言いますからね。
口が開かないものだけでなく、逆に口が開きっぱなしになっているものも死んでいますので食べないように気を付けましょう。
もちろん異臭がしているようなはまぐりも食べないようにして下さいね。
しじみの砂抜き方法はこちら
>>しじみの砂抜き方法と時間!冷凍すると・・・!
あさりの砂抜き方法はこちら
>>あさりの砂抜き簡単塩水作り方
スーパーで買ってきた貝は?
>>しじみなど貝の下処理や砂抜き方法
まとめ
はまぐりの砂出しや砂抜きで開かないはまぐりの口は死んでいる場合もあります。
ハマグリの貝が開かない場合は冷凍ものの可能性もありますが、冷凍でも開くということですよね。
はまぐりのお吸い物は、ひな祭りやお食い初めなどのお祝い行事には欠かせない一品だったりしますよね。
そんなはまぐりを美味しく調理するためにも、砂出しはとても大切な作業でもあります。
このひと手間をくわえるだけで、美味しく食べることができるわけです。
はまぐりなどの貝類は足が速いと言いますよね。
なので買って来たその日に調理するか、冷凍保存を行うように心がけましょう。
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