「暑中見舞い申し上げます」といった冒頭ではじまる挨拶状が行き交う季節になりいました。
自分では暑中見舞いを書くときの例文に短い文章やコメントの書き方を説明していきます。
プライベートももちろん、勤務先などで会社から自分の担当者に暑中見舞いの一言メッセージの指令。
自分が担当するお客様には手書きで暑中見舞いに一言添えるようになった場合、ビジネスシーンでの暑中見舞いで困っていませんか?
どんな一言を書けばいいのか、どんな一言が適切か。
暑中見舞いの例文の一言、暑中見舞いの一言例文・短い文例やコメント、書き方と構成などを紹介します。
暑中見舞いの例文プラス一言を添えるには
暑中見舞いは完成された暑中見舞い用のハガキの例文とプラス一言添え書きがあると良いですね。
暑中見舞いを送るのはプライベートよりもビジネスシーンの方が多いかも知れませんね。
ビジネスシーンといっても取引先相手や商品を買ってくれたお客様もあれば、介護や看護の仕事などの場合、相手はビジネスというより担当ご利用者様ですよね。
暑中見舞いはがきの決まった文例や空白部分に会社や事務所から「自分の担当には自分で一言添えて」と言われても、普段から書き慣れていなければ暑中見舞いハガキに一言短い文やコメントを添えるだけで深刻な問題ですよね。
しかも、相手が目上や上司、人生の先輩にあたるような年上ならばうっかりや、失敗はできない。
もしも失礼があっては、目上の人や利用者様だけでなく、自分の会社にも迷惑をかけてしまうのでは・・・と思い煩って、手が止まってしまいます。
暑中見舞いの短い一言、たった一行や二行ほどの短い文章だからこそ余計に難しいのかも知れないですね。
暑中見舞いでも残暑見舞いでも定番の一言添える例文としては、
必ず相手の体調を気遣う言葉を入れましょう。
暑中見舞いを送る時期は、一年で最も暑い時期とされています。
暑いからこそのお伺いする手紙でもあるので手書きの一言には、相手の身体を思いやる言葉がピッタリ。
「今年は暑さ厳しい夏になりそうですので
お身体を大切にお過ごしくださいね 」
「熱中症などには十分に注意されて
一層のご自愛をお祈り申しあげます 」
「暑い日がまだまだ続きますが
体調を崩されませんようにお身体をおいといくださいね 」
などが一般的です。
丁寧に手書きで書かれた暑中見舞いは、受け取った相手からすると、自分のために時間を割いて書かかれた人間味のある贈り物になります。
さらに、そこに相手を気づかうスパイスを加えるだけで、グンと相手に喜ばれる一言に変わります。
暑中見舞いの例文も短いほどスパイスが必要
暑中見舞いハガキの例文のなかでも短い文章では「暑中見舞い申し上げます」のみの挨拶でもOK。
暑中見舞いの挨拶文に続く短い一言文ほどスパイスが必要となるわけですが、そのスパイスとは・・・
相手の名前を入れて語りかけることが大事なのです。
手書きならなおのことです!先ほどの例文と比べてみましょう。
「今年は暑さ厳しい夏になりそうですが、
お身体を大切にお過ごしくださいね 」
「山田さん 今年は暑さが厳しくなりそうですが、
どうぞお身体を大切にお過ごしくださいね 」
と、普段呼んでいるように語りかけるだけで、万人にむけた文章が受け取る相手だけに向けた心のこもった文章になりますよね。
もちろん、貰った相手が目上だろうが後輩だろうが喜びますし、お年寄りだと特別喜んでくれるものです。
ましてや、介護をしてくださる職員さんから名指しで名前を書いて貰うと、いつも呼んでくれている声が聞こえてくるようではありませんか。
暑中見舞いを手にした時、そこにあなたが居なくても気にかけてくれてるのだと喜びもひとしおです。
せっかく印字ではなく、手書きで書くのですから、
相手の要注意点を思い浮かべながら、オリジナルのメッセージを書くことが重要なポイントです。
「山田さん 今年も暑くなってきましたがしっかり水分をとっていますか?またお目にかかるのを楽しみにしていますね 」
「山田さん 暑い日が続いてますが無理な運動とかされていませんか?熱中症も心配ですので、ご無理だけはなさらないでくださいね 」
「山田さん 暑くなってきましたがエアコンはつけていますか?エアコンは嫌いでしょうが最も暑い時間帯だけでもつけて凌いでいてくださいね 」
など、元気が出るような言葉や、いたわりの言葉や、次にお目にかかることを楽しみにしていることを書くと受け取る相手も喜んでくれます。
暑中見舞いの書き方とその例文
暑中見舞いハガキの書き方と例文構成。
印刷部分があるはがきは一言の短い文章を添えるだけで大丈夫ですが、そもそもの暑中見舞いはがきの構成をおさらいしておきます。
暑中見舞いに盛り込む内容は次の通りになります。
1.暑中見舞いの挨拶(挨拶文)
2.時候の挨拶と安否を尋ねる挨拶
3.自分の近況報告
4.相手の体調を気遣う言葉
5.日付
が基本となります。
詳しく見ていくと
1.暑中見舞いの挨拶には
「暑中見舞い申し上げます」という言葉を大きめに冒頭に書きます。
2.時候の挨拶と安否を尋ねる挨拶は、
はがきを出す時期にふさわしい時候の挨拶の言葉を用います。
例)梅雨明け以降 本格的な暑さが続いておりますがいかがお過ごしでしょうか
3.書き手(送り手)の近況報告
できるだけ具体的な内容にすると受け取る側も嬉しいものです。
特別肩に力を入れず自分の言葉で気軽に書くことをおすすめします。
日頃の感謝を伝えても良いでしょう。
例)お陰様で私も暑さにめげず元気にしております 雑事にかまけず今夏も一層の努力を重ねていく所存でございます
4.相手の体調を気遣う言葉
例)ますますの炎暑厳しき折 熱中症などにお気をつけいただきますよう、くれぐれもご自愛くださいますようお願い申し上げます
5.日付
正確な日付は書かずに「令和○○年 盛夏」と書くのが慣例です。
もちろん「令和○○年 七月」でも構いません。
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まとめ
暑中見舞いの構成と例文から一言添え書きを紹介しました。
暑中見舞い例文を参考に短い文章で相手の体調を気遣い、こちらの近況も伝える心を通わせる季節のお便りを出しましょう。
一年の中で半分が過ぎ、最も暑さが厳しい季節を迎え、暑中見舞いを通し相手の体調を気遣うとともにこちらの近況を伝えるという心を通わせる便りです。
暑中見舞いの書き方も例文を参考に、最も暑さ厳しい季節に相手への思いを馳せた心の声を届けてくださいね。
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