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正月の鏡餅の鏡開きはいつ?その作法は?

   

鏡開き
日本の伝統行事のひとつに、お正月にお供えした鏡餅をお下げして食べる鏡開きがあります。

そもそも鏡開きの由来や、お正月の鏡餅の鏡開きはいつ、どのような作法や方法ですればよいのかを紹介します。

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正月の鏡餅の鏡開きについて

お正月にお供えした鏡餅には、歳神様や太陽や月の神様のパワーが宿っています。

鏡開きは、歳神様をお送りし、またその宿ったパワーをいただくために、お下げした鏡餅を鏡開きし、お汁粉やお雑煮、かき餅などにして食すことで身体にそのパワーをいただきます。

年末から新しい年の歳神様をお迎えするために準備していた鏡餅ですが、床の間や神棚、さまざまな主要な部屋にお供えした鏡餅に歳神様がお座りになることから「おすわり」と呼ばれることもあります。

歳神様がおすわりになっていた鏡餅は、歳神様のパワーだけではありません。

諸説ありますが、昔は1月20日までお供えし、上のお餅に太陽の神様「日」のパワー、下のお餅に月の神様の「月」のパワーが10日ずつ込められると考えられていたため、鏡開きは1月21日に行われていたといわれています。

鏡開きは、そのパワーが充填された鏡餅の上のお餅と下のお餅を開くことから、鏡開きと言われるようになったそうです。

なぜ20日が鏡開きだったかは、遡ること戦国時代の具足開きからも来ているといわれています。

戦国時代や江戸時代の武家社会では、お正月には武士の魂である甲冑(かっちゅう)、鎧(よろい)や甲(かぶと)などの具足櫃(ぐそくひつ)の前に具足餅としてお供えしていました。

その具足餅を20日に開き、祝った理由は、大切な刀の刃(ハ)と柄(ツカ)に神様の魂も宿ったとされ二十日(ハツカ)の祝いとなり、お正月の節目の二十日正月(ハツカ正月)とされました。

二十日を仕事始めとして、武家は具足櫃開きをし、商家は蔵開きをし、農家は田打ちをし、主家の鏡餅をその家に仕える者すべてで分け合うことで主従固めから一年が始まったといわれています。

鏡餅の鏡開きはいつするその日にちは?

一般的には、お正月の鏡餅の鏡開きは1月11日となっています。

これは、江戸時代の具足開きの20日は徳川三代将軍の徳川家光が4月20日に他界されたということから、20日では月命日となるため20日の祝い事を避け、具足開きの日が11日に変更されて広まったとされています。

具足開きの日が変更されたことにより、松の内とされる期間も変わってきました。

それまでの松の内(門松などの松飾りを飾る期間)は、小正月(1月15日)とされていましたが、江戸では、それを機に大正月(1月7日)までを松の内と短縮されるようになったといわれています。

関東地方で、松の内が大正月(1月7日)とし、1月11日に鏡開きをするのが慣わしとなっていったようです。

関西地方では、具足開きの日の変更に関係なく今でも小正月(1月15日)を松の内とし、鏡開きも同時に1月15日に行うところもあります。

他にも、東北や九州の一部では昔ながらの20日、関西地方の一部では4日などに鏡開きをするところもあります。

このような慣わしは地域やその家庭のある集落によりさまざまな鏡開きの日付となることが特徴です。


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鏡餅の鏡開きの作法や方法

鏡餅を鏡開きする時の作法は、その家の家長が包丁などの刃物を使わず、木槌や金槌を使って切るのではなく割るのが正式な作法です。

諸説ある鏡餅の形のいわれに、人の心臓をかたどったといわれていることから、江戸時代でも武士は刃物を使うと切腹を連想されることから切らずに重ねた餅の間を開くため、縁起のいい「開く」が使われています。

その家の家長が、床の間や神棚にお供えした鏡餅を下ろし、お餅を開く前にその胸に抱き鏡餅に宿ったパワーをいただきます。

その後、家長が上の餅と下の餅を開き、家全体にパワーをいただいたあと、木槌や金槌、またはそれに代わる固い物で割っていきます。

鏡餅の中央を、いきなり打ってもなかなか割れないので、端の方から少しずつ欠けさせていくようにするとうまくいきます。

その後、お雑煮やお汁粉にしていただくことで、神々のパワーをいただき、一年間無病息災に過ごせるといわれていますので、いただくまでが鏡開きとなります。

しっかりと鏡餅に込められた神様のパワーをいただいて良い一年としたいですね。

鏡餅を飾る期間に関してはこちらを参考にしてくださいね。
>>お正月の鏡餅の飾り方とその意味や飾る場所は?

まとめ

最近では、真空パックの鏡餅も増えてきましたが、同じように神様のパワーが宿ると思いますので、無病息災を願い鏡開きの日に美味しくいただきましょう。

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