瀬戸内国際芸術祭の秋開催も近づいてきました。
今、「ラ・マル せとうち」という列車名で人気を博している、JR西日本の観光列車『ラマルドボア』が、ついに尾道まで岡山駅から山陽本線で「ラ・マル しまなみ」の列車名で運行が秋から開始されます。
その「ラ・マル せとうち」と「ラ・マル しまなみ」の運行期間のダイヤ、時刻表と運行日、予約の仕方や座席シート、空席情報からJR岡山駅の乗り場紹介をします。
ラマルドボアの時刻表と運転日
ラマルドボア「La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)」は、瀬戸内を中心とした観光推進を目的に、「ラ・マル せとうち」という列車名で、春からJR宇野みなと線を、夏からはJR瀬戸大橋線をと区間を拡大しながら運行を開始した観光列車です。
秋からは、新たにJR山陽本線を「ラ・マル しまなみ」という列車名で、サイクリングの聖地「しまなみ海道」の玄関口である尾道への運行が開始されます。
フランス語で、旅行鞄という意味をもつ「ラマルドボア」ですが、瀬戸内の島々への旅支度の時間も楽しんで欲しいという気持ちが込められた観光列車です。
木製の床など、落ち着いた雰囲気の車内ですが、なかでも車内にサイクルスペースが設けられているのが特徴です。
「ラ・マル しまなみ」は、「ラ・マル せとうち(岡山~宇野間)」と同じく、JR岡山駅からJR尾道駅の利用時に、サイクルスペースの利用券(要予約:無料)があれば、岡山駅ホームで組み立てた自転車をそのまま持ち込めます。
JR尾道駅から、そのまま「しまなみ海道」に向けて、そのままサイクリングの聖地に出掛けられるのも魅力のひとつです。
時刻表:
「ラ・マル しまなみ(下り)」
岡山→倉敷→尾道
10:19→10:42→11:42
「ラ・マル しまなみ(上り)」
尾道→倉敷→岡山
15:47→16:52→17:09
運転日:
2016/10/1,2
2016/11/12,13,23
(追記:冬も運行決定!)
2016/12/10
2017/1/14,15
2017/2/11,12
通常、山陽本線は1・2番ホームから発着しますが、この「ラ・マル しまなみ」に関しては臨時列車となるため、5番乗り場の発着となります。
その岡山駅のホーム(5番乗り場)には、サイクルスペースを予約したサイクリストに、便利でうれしい自転車組み立て場所が設置されているため、組み立て・解体スペースが確保されています。
(ただし、尾道から岡山の上り線では折りたたんでの乗り込みになります)
ラマルドボアの予約と料金購入の仕方
ラマルドボアの空席情報は、購入可能な1カ月前のAM10:00から、ご希望内容を入力すると確認できます。(例:岡山~尾道)
>>JRサイバーステーション
購入方法:
乗車したい日の1カ月前のAM10:00から、
JRの主なみどりの窓口、主な旅行会社で購入可能です。
クレジットカードをお持ちの場合
電話で5489(ごよやく)
(JRおでかけネット申し込み専用ダイヤル)
0088-24-5489(通話料無料:携帯電話からもOK)
「受付時間/9:00~22:00(年中無休)」
e5489(ネット予約専用)
>>JRおでかけネットきっぷの予約・申し込み
「24時間受付可能」
いずれもクレジットカードで決済になります。
電話で予約の場合は、口頭でクレジットカード番号を伝え予約番号を聞きます。
クレジットカードで決済が完了していますので、当日乗車するJRの券売機もしくは窓口にて切符の発券をしてもらえます。ただし、決済したクレジットカードが必要になりますので必ず持参してくださいね。
クレジットカードをお持ちでない場合
最寄りの「みどりの窓口」で予約をすることが出来ます。空席状況も聞くことが出来るので、お好きな座席を確保することも可能です。
※2017年の春(5月以降)よりコンビニエンスストア等で現金による決済が可能となります
JR岡山駅 みどりの窓口
086-221-2450
ただし、みどりの窓口では、あくまでも予約ということになりますので、当日ではなく乗車予定日の前日までに、予約時に指定したみどりの窓口での購入手続きが必要です。
ラマルドボアの座席の種類と料金
この秋から、「ラ・マル せとうち」だけでなく、尾道水道が紡ぐ日本遺産に登録された箱庭的都市の「尾道」まで、「ラ・マル しまなみ」が走ります。
日本遺産に登録された「尾道」は、サイクリングの聖地、しまなみ海道への玄関口まで岡山駅から尾道へとを結ぶ観光列車が走ります。
運賃・料金:
JR岡山駅~JR尾道駅
【おとな2,300円(乗車券1,320円・グリーン券980円)】
【こども1,640円(乗車券660円・グリーン券980円)】
JR倉敷駅~JR尾道駅
【おとな2,120円(乗車券1,140円・グリーン券980円)】
【こども1,550円(乗車券570円・グリーン券980円)】
座席ですが、
進行方向に向かって、1号車の左手がカウンター席(ブルー)、右側がリクライニングの出来るグリーン席仕様のゆったりとした二人がけ席(グリーン)。2号車は、その逆で右側がカウンター席で左側がリクライニング席です。
←至岡山
→至尾道
(パンフレット参照)
進行方向から、下りの「岡山から尾道」でいうと1号車にしても2号車にしても進行方向に向けて左側が瀬戸内海のオーシャンビューになります。
右側はマウンテンビューです。といっても、右側に座っても少し左に向けば瀬戸内海が見えてきます。
とはいえ、なかなか尾道に近くならなければなかなかオーシャンビューとはいかないのが山陽本線なので、海が見えて来るのは到着駅の「尾道」近くということになります。
カウンター席は窓側に向けた本当のカウンター席で、座席に備わっている椅子は固定式のスツールです。リクライニング座席はゆったりとした座席でくつろぐことができます。
2017年3月~9月春夏の運行も開始されました!
>>ラ・マルせとうち(岡山~尾道間)の運行日はコチラ
詳しくは、すでに運行中の「ラ・マル せとうち」のコチラを見てみて!
>>「宇野みなと線」のラマルドボアはコチラ!
>>「瀬戸大橋線」のラマルドボアも見て見ちゃう?
なんといっても見逃せない、日本遺産登録された、尾道周辺の街並み周辺地図はコチラの【楽天たびノート】からどうぞ!
まとめ
芸術の秋でもあり、スポーツの秋でもある良い季節になりました。ゆったりと素敵な空間で移動して、自分の時間を存分に楽しんでみてくださいね。
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