2016年春、宇野みなと線(岡山駅~宇野駅)を走る観光列車「ラマルドボア」が、瀬戸内を象徴する名前「ラ・マルせとうち」でデビューしました。
この特別な列車は、世界中で現代アートの聖地として注目されています。
そして、岡山駅から宇野駅に立てば、すぐそこは宇野港で、その旅の出発点になります。
この岡山駅から宇野駅を結ぶラマルド・ボアの観光列車はアートの旅のエントランスとしての重要な役割を果たしています。そのラマルドボアの魅力と運行状況などについて紹介していきます。
宇野みなと線の観光列車「ラマルドボア」
2016年春からJR西日本は新たな観光列車「La Malle de Bois:ラ・マル・ド・ボァ」の運行を開始しました。
この列車は213系電車2両編成(定員52名)を改造しており、外装は白い建物で車窓をカバンのように見立てたデザインが特徴です。
「ラ・マル・ド・ボァ」はフランス語で「旅行カバン」を意味し、その名の通りおしゃれで思い切ったデザインが実施されています。
「ラ・マル・ド・ボァ」は「ラ・マルせとうち」という名前の観光列車として運行されており、主に岡山駅から玉野市の宇野港に向けて運行されています。
瀬戸内国際芸術祭や岡山国際現代芸術祭などのイベントを念頭に置いて、宇野みなと線岡山駅から宇野駅、玉野市の宇野港までの旅行者が利用しやすいように運行されます。
新型コロナウイルスの世界的な流行により、長い間、は制限され、私たちの生活に大きな変化をもたらしました。
徐々に旅行制限が緩和されたことで、この列車「ラ・マル・ド・ボァ」は、美しい風景やアートな旅を楽しみたい人々にとって魅力的な選択肢となることでしょう。
こちらの『一人で旅する網channel』さんが紹介するYouTube動画『岡山ひとり旅』では、ラマルド・ボアへの乗車前から列車内の様子までをとても素敵に撮影されています。
ぜひ、ご覧ください。
ラマルドボアLa Malle de Boisのお楽しみグッズ
この動画のなかで配信者さんが召し上がっていたスイーツは、ラマルドボア車内限定“ご当地のいいもの”のひとつ。
旅するせとうちスイーツBOX
ラマルドボア La Malle de Bois 限定の瀬戸内の旬のフルーツを使用した一口サイズのフルーツミニタルト5個入り。(1,500円税込み)
こちらは、予約が必要になります。
ご利用日の1ヶ月前の朝10時~前日の正午までに、㈱スタイルのホームページから直接申し込むと、当日車内サービスカウンターで受け取れます。
岡山ばら寿司 旅の小箱
瀬戸内の海の幸、山の幸を使用した岡山名物のばら寿司。
お弁当を包んでいるランチクロスは、岡山の桃太郎モチーフになっていて旅の思い出にもなりますよ。(1,350円税込み)
車内販売カウンターで販売(数量限定)
mt マスキングテープセット
倉敷にあるカモイ加工紙株式会社のmt(マスキングテープ)がラマルドボアとコラボした商品。
ラマルドボア La Malle de Bois オリジナルBOXに入ったオリジナルマスキングテープ2種類を含む5本セット。(950円税込み)
オリジナルのマスキングテープ2種類のうちひとつは4種類のラマルドボアのヘッドマークがあしらわれたテープ、ラマルドボアの列車が描かれたテープ、その他3本はラマルドボアの色を基調にしたテープで構成されています。
その他にも地元特産品とコラボした特別な児島のデニムや倉敷帆布などを使ったバッグ、ポーチやコインケース、特産の白桃を使った「白桃ネクター」などが販売されています。
さらにはラマルドボア限定のオリジナルグッズ、ラマルドボアの列車を模したブリキのおもちゃ、クリアファイル、栓抜きマグネット、ホテルキーホルダーやストラップ、タオルやジェットストリームの3色ボールペンなど。
また、この観光列車ラマルドボアの特徴は、サイクリング自転車をそのまま持ち込むことができるサイクルスペースが車内に設置されており、最大8台の自転車を認めることが可能です。
岡山駅から宇野駅の時刻表「ラ・マルせとうち」の料金
運行本数
1日1往復(普通列車グリーン車(全車指定席)として運行)
※乗車券のほか普通列車グリーン券が別途必要。
購入方法
乗車日の1カ月前のAM10:00からJRの主な駅のみどりの窓口
時刻表
岡山→宇野方面 ラ・マル せとうち(下り)
JR岡山駅10:11発、JR宇野駅11:03着
宇野→岡山方面 ラ・マル せとうち(上り)
JR宇野駅16:18発、JR岡山駅17:24着
運行本数
1日1往復(普通列車グリーン車(全車指定席)として運行のため、乗車券は全車グリーン車指定車のため乗車券と普通列車グリーン券が必要)
運行日
2023年
7月8日(土)7月9日(日)7月22日(土)7月23日(日)
8月5日(土)8月6日(日)
瀬戸内国際芸術祭や岡山芸術交流 Okayama Art Summitを念頭に、宇野みなと線(岡山~宇野間)を中心に「ラ・マル せとうち」の列車名で運行します。
運賃・料金
おとな1,370円(乗車券590円・グリーン券780円)
こども1,070円(乗車券290円・グリーン券780円)
※ICカードは使用できません。
購入方法
乗車日の1カ月前のAM10:00からJRの主なみどりの窓口、主な旅行会社で購入可能。
岡山から宇野まで観光列車ならではのサービス
ラマルドボアのサイクルスペースを利用する場合は、グリーン券の購入時または既に持っている場合に、「ラ・マルサイクル」無料利用券を予約してください。
この利用券は、乗車券と同様に、ご利用日の1カ月前からご利用前日まで販売されております。
自転車を持ち込む際には、ぜひご利用してみることをおすすめします。
また、この観光列車では途中下車はできませんが、途中の八浜駅や終点の駅舎も、列車の外観に合わせた黒と白の統一されたデザインであり、イタリアのアート作家エステル・ストッカー氏がデザインした駅アートも楽しめます。
駅では短時間の停車があり、写真撮影などを楽しむこともできますので、ホームに降りて記念撮影などもお楽しむことができます。
さらに、もう一つの常山駅では、季節によっては列車がゆっくりと通り過ぎる中でフラワーアートディレクターの萬木善之(まんきよしゆき)氏による「花のアート田んぼ」を車窓から眺めることができます。
季節によってはきれいなレンゲの花が楽しめるため車窓からの眺めも見逃せません。
終着駅の宇野駅からは、アート観光ルートとして宇野港から豊島へ、豊島から小豆島へ、そして小豆島から高松へアート観光ルートをおすすめします。
もちろん、直島へのフェリー乗り継ぎも便利です。
冬も運行決定!冬のラマルせとうちの運行日はコチラ
>>ラマルせとうち岡山~宇野間の運行日!
宇野港から直島への行き方はコチラ
>>岡山から直島へ宇野港からフェリーで行く場合
岡山から高松へ向けた観光列車ラマルドボアの詳細はコチラ
>>瀬戸大橋の観光列車はラマルドボアから絶景を!
まとめ
とことん岡山にこだわった「La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)」で岡山から宇野への旅を快適にあっという間の一時間
をお過ごしくださいね。
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