会社の上司から年賀状を貰ったけど、自分からは出していないとき焦りますよね。
年賀状の返信マナーは上司に限らず早めにしましょう。
すぐに返信するにしても返信文に迷うものです。
上司や目上の人には年賀状できちんと新年の挨拶と一言メッセージの添え書きをすると好印象ですよ。
また、年賀状は上司や目上の人に出す場合、縦書きと横書きの年賀状があるなら迷わず縦書きの年賀状を選びましょう。
年賀状の構成文と例文、返信マナーから新年の挨拶、一言メッセージの例文までを紹介します。
年賀状返信マナー上司や目上の人へ出す場合
年賀状が目上の人から送られてきて返信する時のマナーは、上司や目上の人に限らず次のことに気を付けましょう。
できるだけ早く返信する
お正月の7日までであれば、コンビニなどで販売している既存印刷のはがきでもOKです。
そして余白に一言添え文を直筆で書き添えましょう。
早々の賀状ありがとうございましたと書き出すと良いでしょう。
7日を過ぎたら寒中見舞い
1月7日以降に出す場合は、年賀状ではなく寒中見舞いを出します。
そして新年の挨拶と賀状のお礼、遅れたことのお詫びを書きます。
プライベートな報告は避ける
上司は仕事上の関連なので、結婚や出産、引っ越しなどの報告を兼ねての年賀状は避けましょう。
家族の写真やペットなどの写真を印刷した年賀状も避けます。
派手な年賀状は控える
派手な色使いや、ふざけた印象を受ける絵柄のデザインは控えましょう。
年賀状として違和感のない、シンプルなデザインが良いです。
上司へ年賀状の挨拶例文と一言コメント
上司への年賀状は、目上の人に対する例文と同じような内容になります。
①挨拶
謹賀（恭賀）新年・明けましておめでとうございます・謹んで新年（新春）のお慶びを申し上げますなど。
②昨年のお礼
旧年中のご厚情に心より御礼申し上げます・昨年はお世話になりありがとうございましたなど。
③今後の付き合いのお願い
今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします・今年も昨年同様ご指導よろしくお願いいたしますなど。
④相手の健康祈念
寒い日が続きますのでご家族のご健康をお祈り申し上げます・ご家族の皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げますなど。
⑤日付
【令和▲年 元旦】を書きます。
元旦とは、元日の朝のことで、元日とは、1月1日のことです。
上司へ年賀状の挨拶と一言添えや返信文例には、次の添え文を加えると良いでしょう。
年賀状に一言手書きで添える文章
・本年もよろしくご指導の程お願い申し上げます
・本年もより一層尽力してまいりますので、何卒よろしくご指導ご鞭撻のほどお願いいたします。
返信文例添え文
・早々と年賀状を戴きありがとうございました
・新年のご挨拶が遅れ大変失礼いたしました
・ご鄭重な年賀状を頂戴し誠にありがとうございましたなど。
年賀状は上司には縦書き横書き?
年賀状を上司に出すときに気になることは、既存印刷されている年賀状には縦書き、横書きがあり、どちらも通常的に使われていますよね。
でも一般的に上司など目上の人に出すときは、縦書きが基本であり横書きはNGとされています。
上司などでマナーを重んじる方がいますので、縦書きで出しておくほうが無難です。
縦書きの定型文が書いてある年賀状を選び、縦書きで一言。
と書き加え、そのアタマに〇〇部長など、名前を加えるだけで立派に個性のある自分の事を思い浮かべてくれるメッセージになると思いますよ。
まとめ
年賀状の返信マナーは上司に限らず、早めに出す事が一番です。
上司への年賀状挨拶には一言手書きで添えると印象が良くなりますよ。
年賀状は、上司や目上の人に送る場合、縦書きと横書きで迷う場合、縦書きを選びましょう。
会社の上司は、親しくても友人や身内ではありません。
ビジネスではほとんどが目上の人と思って接しても良いくらいですので、きちんとマナーを守り年賀状を出したり返信したりしてくださいね。
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