アルミホイルは、厚紙の筒に巻かれた形で四角い箱に入っており、食品を包んだり、皿や弁当の下に敷いたり、仕切りに使うことが多いと思います。
そのアルミホイルを良く見ると、ピカピカ光っている方と光沢の無い方がありますが、どっちが内側かわかりますか?
また裏表に差があるのか、トースターで何かを焼く場合はどちらが良いのかをお答えします。
アルミホイルはどっちが内側?何かを包む時はどうする?
ラップではどちらの面でも使えるし、裏表を意識することは無いのではないでしょうか。
でもアルミホイルは光沢がある面と無い面があります。どっちが表と聞かれると、光沢がある方を表という方が多いですよね。
でも結論を言うと、ラップと同じでアルミホイルには裏表が無く、従ってどちらかが内側ということはありません。
見た目の光沢の差があるだけで、何かを包むときはどちらで包んでも、性能の差はありません。
アルミホイルの表裏に光沢の差がある理由は?
アルミホイルは2本のロールで薄いアルミ板を挟み、回転して薄く延ばすことを繰り返して、より薄いアルミホイルを制作します。
カップケーキ用の厚めのアルミカップや、食材を煮るようなアルミ鍋であればある程度の厚さがあるので、1枚物アルミ板で両面は光沢がありピカピカ光っています。
アルミホイルはもっと薄くするので、薄いアルミを2枚重ねにして圧延します。
アルミを重ねる面にはくっつかないように油を塗り、1枚が約0.01mmになるまで圧延し、その後剥がすと0.01mmのアルミホイルが2枚できます。
この時にローラーが当たる面は光沢があり、アルミ同士が合わさっていた面は、わずかに凸凹が生じ光を乱反射するので光沢の無い面になるという訳です。
お弁当のおかず用などで薄めのアルミホイルカップは分かりますか?
内側がツルツルした光沢面で外側がつや消しの様になっていて、一枚一枚の間にくっつかないように薄紙が挟んでありませんか?
ああいった物を見ても、ツルツルした光沢面が内側に来た方がおかずがキレイに見えるからだと思いませんか?
アルミホイルの表裏トースターに敷くときはどちら側?
基本的に性能は変わらないので、アルミホイルどちらの面を敷いても問題はありません。
光沢の無い方が細かい凸凹面があるので、食材がくっつくとか熱伝導率が低いという方がいますが、目に見えないほどの違いなのでほとんど気にすることは無いでしょう。
大体、わずか0.01mmの厚さのホイル両面に差があると考える方に無理があると思います。
ただし、光沢の無い方を内側にして、きらきらする方を外側にすると見た目が綺麗です。
おにぎりや食材を包むときは、光沢がある方を外側にする方が美味しそうに見えますよ。
おにぎりがくっつかないように包むにはこちら↓
まとめ
アルミホイルには裏表が無いことや、性能に差が無いことが理解できたと思います。
でも見た目のキラキラの光沢には違いがあるので、その差を利用して盛り付けなどを工夫すると、一段と料理が楽しめるのではないでしょうか。
色々試してくださいね。
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