冬になるとハンドクリームや保湿剤の宣伝広告が増えますよね?
そういう季節になってきたのかなと毎年思います。
ただ、私は年中手荒れに悩んでいたので、そんな広告に関係なく色々なハンドクリームを試していました。
保湿が大切といっても、炎症を起こしているから痛いし、でもステロイド剤で抑えるのも嫌だし、と本当に年中悩んでいました。
そんな中、漢方の先生を紹介して頂く機会があり、長年の悩み“手荒れ”を相談してきました。
診断の際、「台所や洗濯、お風呂の洗剤が問題かもしれません」と言われてびっくり。
ダメ元でおすすめされた“無添加”のものに変えてみると、1週間ほどで少し改善してきました!
こんな簡単に改善するんだ!と驚きです。“無添加”のものって最近多いですよね。
あなたが使っているものは、本当に無添加ですか??
手荒れ対策のできるおすすめの洗剤の選び方をご紹介します。
手荒れの原因は洗濯洗剤かも
ダメ元でおすすめされた“無添加”のものに変えてみると、手荒れが1週間ほどで改善してきました!
その改善した手荒れ(正確には主婦湿疹・手湿疹)のビフォーアフターがこちらです。
手荒れの原因
こうなる前の、手荒れの原因を探ってみました。
手荒れやアトピー性皮膚炎の原因は解明されておらずはっきりしておりません。
人によってさまざまな原因が考えられます。
一般的にいうと、何かのアレルゲンに反応したり、皮膚が弱くなってしまい刺激物に反応してしまうことから炎症を起こしています。
炎症を起こしている間は皮膚の保護バリアも薄くなっているので、さらに悪化する悪循環が起こっているのです。
なので、これが原因!と突き詰めることは難しいですが、考えられる原因をいくつか対処していくことが良いと考えます。
私の手荒れは、水仕事をすることで悪化していました。
そのため、水仕事でよく使う洗剤が1つの原因と考えます。
具体的には「洗濯洗剤」や「お風呂洗剤」のことです。
手荒れと洗濯洗剤
小さな赤ちゃんがいるので、赤ちゃんの衣類には柔軟剤を使わないよう分けていました。
とは言っても、夫の衣類を干すのも畳むのも私です。
先生いわく、衣類には洗剤が少なからず残っているので、干すときや畳むときに洗剤の刺激を受けているそうです。
手荒れと柔軟剤
また柔軟剤も同様です。
ふんわり良い香りに包まれたいので香り重視で選んでいました。
香りが良く、ふわふわになるのですが、手荒れで悩んでいるなら本当にその香りは必要でしょうか?
香りがあるということは、何かしらの香料が入っている証拠。
つまり添加物です。
それが刺激になり手荒れを引き起こす原因の1つになっていると考えられるのです。
漢方の先生にオススメされたのは「シャボン玉石けんシリーズ」です。
詳しくは後述しますが、石鹸成分100%で出来ているので安心して使えます。
洗濯洗剤を変え、香りも仕上がりも良いのだけれど柔軟剤をきっぱりやめてみました。
手荒れはお風呂用洗剤も対策してみて
次に、お風呂用洗剤です。
お風呂はどんな洗剤で洗っていますか?
手荒れとお風呂用洗剤
私は、プラスチックの持ち手がついたスポンジを使って、お風呂用洗剤で洗っていました。
まず漢方の先生に言われたことは、「お風呂用洗剤や掃除道具がお風呂場にずっと置いてあることが問題」。
お風呂場に洗剤を置いていると、少なからず空気中にその成分が充満していると考えられるので、すぐにお風呂場から出すよう言われました。
また、お風呂洗剤も肌に刺激のある成分が入っているので、使わない方が良い、とのことでした。
代わりになる洗剤はオススメがなく、「洗剤なんて使わなくていい!」と言われました・・・!
そうは言っても、汚れが気になります・・・(笑)
そこで私は洗濯洗剤でおすすめされた「シャボン玉石けん」に電話で問い合わせてみました。
すると「洗濯洗剤でお風呂の掃除ができます。スポンジにつけて泡立ててご使用ください」とのことでした。
洗濯洗剤も変えたところだし、お風呂も一緒にこの洗濯洗剤で洗うことにしました。
もちろん、掃除道具はすぐにお風呂場外に出しました。
手荒れを防ぐ洗剤のおすすめと選び方
洗剤を選ぶときのポイントは2つ
1つ目のポイントは「無添加」です。
これには、落とし穴があります。
「無添加」とうたっていても、完全に無添加とは限らないことです。
数ある添加物の中で何か1つでも省いていたら「無添加」と謳えるからです。
香料だけ、着色料だけ、が無添加なのかもしれないのです・・・。
2つ目のポイントは「界面活性剤」です。
界面活性剤とは、本来混ざりあうことのできない水と油を混ぜるためのものです。
「界面活性剤が肌に良くない」といわれていますが、実は石鹸も界面活性剤の1つです。
ただし石鹸は人や環境にやさしい界面活性剤のなかで自然界で生成しうるものは石鹸だけです。
石鹸以外の界面活性剤を「合成界面活性剤」といい、これが人や環境に悪影響を与えます。
おすすめされたシャボン玉石けんシリーズは無添加で酸化防止剤・着色料・香料・合成界面活性剤を使用していません。
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石けん素地100%で出来ています。
洗剤を選ぶ際は、必ず成分表示を見てみてください!
私は無添加洗剤を使っているつもりでしたが、成分表を見ると「界面活性剤〇%」と書いてありました・・・。
無添加表示のところには小さな文字で「着色料」と書いてありました。
着色料のみ無添加の洗剤だったのですね。
この際なので、食器洗剤やハンドソープも変えてさらなる改善を図っています。
食事にも気を付けているので、相乗効果で手荒れが改善しているのだと思います。
その食事の注意点はこちらにまとめていますので、是非参考にしてみてください!
まとめ
手荒れを改善したくて、色々な洗剤を試していましたが、無添加と思っていても実は無添加ではなかったという落とし穴があることに気づきました。
お風呂用洗剤は種類も少ないので何も考えず使っていました。
手荒れに悩まれているみなさん、一度洗剤を見直してみませんか?
安心成分のものを使うことで、少しでも手荒れが良くなる可能性があります!
ぜひお試しくださいね。
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