イースターは、日本でも少しずつ馴染みのあるイベントになってきましたよね。
イースターもさまざまな習慣や習俗や行事があります。
そのイースターの必須アイテムともいわれるイースターエッグやイースターバニー、エッグハントの遊び方についてご紹介いたします。
イースターエッグの意味と由来
そもそもイースターとは?
イエス・キリストが十字架にかけられ亡くなった三日目に復活したことを記念し記憶するためのキリスト教において最も重要な復活祭なのです。
イースターはいつ?
その復活祭であるイースターは、毎年日付が変わる移動祭日で「春分の日の後の最初の満月を迎えた次の日曜日」となります。
イースターエッグとは、復活祭のイースターに欠かせない彩色や装飾を施したゆで卵です。
基本的には赤く染められたゆで卵が一般的だそうです。
卵が使われる理由には、見た目に動かない卵から新たな生命が誕生することから死と復活を象徴しているのです。
古来の習慣では、春に開花した花で染色されますが、その最も基本的な彩色に、赤色が多く使われます。
赤はイエス・キリストが十字架の上で流した血の色です。
血は、生命を表す色でもあることからイエス・キリストも死という殻を破り復活したことの喜びと、春の生命を確認する色を表します。
次いで緑色に染色される卵には長い休眠期間を経て新しい芽吹きを迎える意味が込められているとされています。
イースターのエッグハントと呼ばれる遊び方
イースターを祝って作ったカラフルなイースターエッグを前日に庭に埋めたり部屋のあちこちに隠したりします。
そのイースターエッグを子供たちが探し当てるというのがイースターエッグハントというゲームです。
イースターエッグハントが行われ、見つけた数によって子供たちへのプレゼントが決まる卵の祝福としたイベントです。
最近では、チョコレートで作られたチョコエッグやプラスティックでできた卵に、ジェリービーンズを詰めたり、菓子を入れたり現金を入れたりもするそうです。
イースターエッグとうさぎの関係は
イースターエッグの起源は諸説あります。
ただ、イースターエッグの伝統は、卵そのものが生命誕生や復活のシンボルだけではありません。
四旬節の間の断食が終わることを祝い、禁食の対象となっていた期間中に生まれた卵をまとめてゆで卵にして消費するという理由もあるそうです。
そしてそのイースターエッグを運んでくるのがイースターバニーと呼ばれるうさぎだといわれます。
なぜ、うさぎがシンボルになったかですよね。
うさぎは、早熟で子がお腹にいても、次の子を宿すことができる過剰受胎で1年に何度も出産することできます。
そのことから豊穣と繁栄のシンボルとなったといわれています。
イースターバニーは、服を着た姿で表現されることが多いです。
伝承によると、イースター復活祭の前夜にバスケットに入ったイースターエッグやキャンディやおもちゃなどを抱え、子供たちの家に届けるのだそうです。
まとめ
イースターは、クリスマスと同じキリスト教のお祭りです。
2010年から東京ディズニーランドでは4~6月期のイベントとして開催されるようになり日本での認知度が高まりました。
同時に、百貨店やお菓子メーカーもさまざまなイースターエッグやイースター関連商品を出しています。
クリスマスやハロウィンに次いだ季節イベントになってきました。
街でイースターエッグやイースターバニーなどの卵やうさぎをモチーフにしたデコレーションが並び始めると希望の春を感じてみてはいかがでしょうか。
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