夏の大イベントでもある花火大会。毎年どこの花火大会に行くか悩むのも楽しいひとときですよね。
せっかくならば、小旅行気分で花火を見てみませんか?
そんなあなたにおすすめなのが、熱海海上花火大会です。
熱海湾に上がる花火は、ロマンチックであることはもちろん、熱海独特のすり鉢状の地形が花火の音を反響させる為、迫力も想像以上です。
熱海のビーチから、ビーチ通りに面するホテルやレストランから、海の上から、と熱海海上花火大会の楽しみ方も様々です。
花火を楽しむ為に熱海へ小旅行なんて、なんだか大人な夏の過ごし方じゃありませんか?
熱海海上花火大会を船上から見る、熱海花火の穴場スポット、よく見える場所など紹介します。
熱海花火大会は屋形船がおすすめ?
熱海海上花火大会は、夏の開催日は各日約3万人集まると言われています。
そして何より嬉しいのが、年間を通して何度も開催されるということです。
7月8月は平日、日曜合わせて計7回開催されるので、忙しいあなたでもきっと見にいけるはず。
花火大会の難点は人混みの中をくぐって場所取りをすることですよね。
熱海花火大会も熱海湾を囲うように人が集まります。
そこで大人の花火の楽しみ方としておすすめしたいのが、海上花火大会を海上から楽しむという方法です。
花火クルージングを開催しているところがいくつかあります。
熱海マリンスポーツクラブや、熱海いずさんマリンサービスでは少人数用の船で出航し、海の風を感じながら大迫力の花火を楽しむことができます。
熱海の港の夜景は海外の港町を彷彿とさせるものがあり、その夜景をバックに海上から望む花火は想い出に残る花火大会になること間違いありません。
船酔いしない方なら問題ありませんが、船酔いしやすい方は、小さな船となると余計に波の影響を受けるので、注意が必要です。
他の船も何隻も出る為、船が行き交う度に揺れ、気持ち悪くなってしまうかもしれません。
船酔いが心配、だけど花火クルージングも楽しんでみたい!
という方には、富士急マリンリゾートが花火の日だけ開催する大型定期船(熱海港から出航)を使用した花火クルージングがおすすめです!
約800名を収容する定期船では、小型の船に比べて揺れも小さく、初めての花火クルージングという方も安心して乗ることができます。
例年開催されていますが、花火開催日が近づくと、ホームページで開催するかどうか公表されますので、事前に確認するようにしましょう。
もちろん、全く揺れないわけではありません。
しっかりと花火を満喫する為にも、船酔いが不安な方は、酔い止めを服用して乗船するようにして下さいね!
熱海の花火の見える場所のおすすめ
熱海の花火を見る場所はいくつもあります。
花火が打ち上げられる会場は、白い綺麗な砂浜が広がり、公園もあります。
打ち上げ場所を囲うようにビーチや通りが広がっているので、早々に場所取りしなくても、レジャーシートや椅子を広げて座って楽しむことができます。
サンビーチ、熱海親水公園、熱海港周辺であれば、海に向かって座れば、ほとんどどこからも花火を見ることができますよ。
どうせならば、有料の観覧席でしっかり花火を見てみたい!
という方は、熱海親水公園にあるインフォメーションセンター付近に設置されるので、前売り券、または当日券を1人1,000円で購入することができます。
こちらは指定席ではないので、好きな場所から見たい方は早めに会場入りして場所を確保しておきましょう。
また、海に面して連なる熱海のホテルもおすすめ。
熱海海上花火大会の日は予約が混み合う可能性が高く、早めの予約が必要ですが、ホテルの客室からゆっくり眺める花火は最高の贅沢ですよね。
涼しい客室で、夜風を感じ、賑わう人混みのエネルギーを少し離れたところから感じながら見る花火は、大人でしか味わえない特別な花火です。
おしゃれな客室で、海に面したホテルに、「ホテルミクラス」があります。
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こちらでは客室はもちろん、露天風呂からも花火が見られます。
温泉に浸かりながら花火が見られるなんて、贅沢としか言いようがありませんよね。
大切な人と一緒に、ということであれば、とてもロマンチックな雰囲気の客室で、ゆっくりと2人の時間を楽しんでみて下さい。
ホテルによっては、屋上に花火の日だけ専用の席を設けて宿泊者に開放しているところもあります。
冷えた飲み物片手にうちわであおぎながら見る花火も、日本の夏らしくて素敵ですよね!
そして、宿泊者専用観覧席という場所もあります。
熱海、伊豆山、伊豆湯河原にあり、各旅館組合加盟施設に宿泊していれば、専用の観覧席から見ることもできます。
熱海は混んでいたから宿泊できなかったとしても、伊豆山や伊豆湯河原の加盟旅館に宿泊すると、花火を見に熱海港へ向かうこともできますね。
ホテルだけではありません。
ビーチ沿いにはレストランやカフェもあります。
熱海海上花火大会の日にテラス席が予約でき、美味しいご飯を頂き会話を弾ませながら花火を見ることもできるおすすめのレストランが、Café & Restaurant Nagisaです。
テラス席が数席用意されていて、予約は必須。
ご飯も美味しいと評判なので、お早めにご予約を。
熱海花火大会の場所と穴場スポット
熱海海上花火大会の打ち上げ場所は、熱海港7.5m岸壁から海釣り施設までの間です。
海岸一帯は全て観覧エリアであり、どこからも花火を見ることができます。
ビーチや公園、ホテルの他にも、ビーチ沿いにはレストランやカフェもあります。
中でもおすすめのレストランが、Café & Restaurant Nagisaです。
こちらは、テラス席が数席設けてあり、花火の日も予約をすればテラス席でお食事を頂きながら花火を見ることができます。
お食事も美味しいと評判なので、お早めにご連絡して下さいね。
Café & Restaurant Nagisaの公式ホームページ
電車で熱海の花火を見に行く方も多いでしょう。
JR熱海駅から、花火が打ちあがる熱海湾までは下り坂で続いています。
小道が多く、ところどころ景色が開け、海が見える場所もあります。
実はそういった道の途中も花火の穴場スポットになるのです。
人混みもなく、花火が終わってぞろぞろと帰りを急ぐ人たちよりもずっと早く駅に向かえます。
熱海駅から海に向かって坂を下れば、どこの小道を通っても大体海岸に抜けられるようになっています。
初めての方でも、ゆっくり歩きながらここだ!というポイントを探しても、迷うことはないでしょう。
あなただけの花火スポットを探す時間もまた楽しいですよね!
まとめ
熱海湾は3面を山に囲まれ、すり鉢状になっているので、音の響きは日本一と言われています。
花火師も絶賛するこちらの熱海海上花火大会を、今年は楽しんでみませんか?
あなたなら、ビーチから、ホテルやレストランから、それとも海上から、どこから見ますか?
どこから見ても迫力と感動はお墨付きです。
素敵な夏の想い出を熱海で作ってみて下さい。
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