春が少しずつ近づいてきました。
春は卒業・卒園の時期ですね。
保育園の卒園式は、園児はもちろん、初めての卒園式になる保護者の方も多いでしょう。
そんな大切な卒園の日に挨拶をする園長の緊張もかなりのものだと思います。
挨拶を成功させて、園児たちと保護者の方を気持ちよく送り出すことの出来るような式にしたいですよね!
そんな頑張る園長先生を応援するために、保育園卒園式の園長の挨拶を成功させるにはどうしたらいいか、挨拶のポイント、祝辞の例文を紹介します。
保育園の卒園式園長の挨拶を成功させるには
園児たちはまだ幼いですし、他にも卒園証書授与や、保護者代表の方の挨拶等の流れもありますのであまり長いと集中力が切れてしまいますね。
挨拶は出来るだけ短時間で済むように、そして内容は園児たちにもわかるような簡単な言葉を使いましょう!
挨拶は3分から5分に収めるのが理想です。
スピーチの1分をだいたいの文字数にすると300文字から350文字、3分だと900から1100文字、5分だと1500から2000文字程度になります。
短時間といっても、文章を準備するときにどのくらいの量にするべきかわかりにくいという場合に、目安として使用してくださいね。
園長先生なら分かりきっていることだとは思いますが、挨拶の話し方は園児たちにしっかり伝わるように、ゆっくり話す必要がありますよね。
文字数と時間に気を取られてしまうと、ゆっくり話すことが難しくなってしまう場合がありますので、そこまで意識せずにあくまで準備の際の目安にしてください。
準備した挨拶文をしっかりと頭に入れて、自分の言葉にして話さないと園児たちに伝わるようなゆっくりと分かりやすい挨拶にはなりません。
しっかり準備しておきましょう。
卒園式の挨拶園長のスピーチのポイント
ポイントは以下の通りです。
・どのような園児たちだったか、思い出を盛り込む
・保護者の方と来賓の方、園の先生方へのお祝いと感謝の気持ちを伝える
・今後どのようになって欲しいという願いを伝える
そして最も大切なことは、園児たちに話を聞いてもらえる工夫をすることです。
例えば、冒頭に子供達が返事を返せるような挨拶を入れて(こんにちは!や卒園おめでとう!等)子供達に声を出して参加させることで興味を引けます。
声が小さかったら、「いつもは元気いっぱいなみなさんなのに、今日は元気がありませんね。
緊張してるのかな?」と再度元気な声を出させるのもいいですね。
または簡単な質問をすれば(保育園はどうでしたか?や小学校は楽しみですか?等)子供達が考えたり答えたりと参加できて興味を引くことができます。
卒園式の祝辞の例文
みなさんは今日、〇〇園を卒園します。本当に、おめでとうございます。
みなさんは、初めて〇〇園に来た日のことを覚えているかな?
先生は、今でもはっきり覚えています。
とっても心配そうな顔をしている子や、怖がっている子もいましたよね。
今はどうですか?園に来るのは怖いですか?
そんなことないですよね。
それはみなさんがとても強く成長したからです。
みなさんは、来月から小学校に行きます。
小学校では、新しいお友達もいますし、新しいお勉強も始まります。
楽しいことがたくさんありますよ。
もしかしたらこの中に少し怖いなぁと思っている人もいるかもしれません。
でも、〇〇園で今までがんばってこられたみなさんなら絶対に大丈夫です。
〇〇園で強く成長したように、小学校でも元気いっぱいに頑張ってくださいね。
皆様がお子様と一緒に、初めてご来園された日が、つい昨日のことのように思い出されます。
この学年は特に元気なお子様が多く、とても賑やかな毎日があっという間に過ぎて行きました。
この3年間で、お子様方は心も体もめざましい成長を遂げております。
そんなお子様たちの成長の毎日を共に過ごせたことが、我々の最高の喜びでもありました。
明日からその成長を見守ることはできなくなりますが、遠くからお子様方と保護者の皆様の変わらぬご活躍をお祈り申し上げております。
願わくば、小学生となるお子様の自立心の芽を、皆様方には温かく育てていただければと思っております。
最後となりますが、皆様方のご健康とご多幸をお祈りして、お祝いの挨拶とさせていただきます。
この例文を、自分の言葉に変えてより良い祝辞にしていただければと思います。
上記のポイントで紹介したように、ご来賓の方や園の先生へのお祝い、感謝の言葉を織り交ぜてみてもいいでしょう。
まとめ
卒園式の園長先生の挨拶について紹介しました。
かわいい園児たちをしっかりと送り出したいという気持ちがあれば、しっかりと卒園に花を添えられるようなステキな挨拶になると思います!
思い出に残るいい卒園式を迎えてください(^^)
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