チューリップを育て始めた方にとっては、球根を無事に収穫できた感動と共に、もし球根が小さかったら…という不安を感じる方も多いのではないかと思います(私もそうでした…)。
また、小さい球根の場合はどうしたら良いのだろう?といった疑問も当然の事ながら浮かんでくると思います。
そこで今回は、チューリップの球根が小さい時はそのままでも大丈夫なのか?という点や、球根を大きくすることもできるのか?
という点について、私の経験を踏まえつつご紹介していきたいと思います。
チューリップの球根が小さいときは?
収穫したチューリップの球根が小さかった時についてです。
これは、ある意味では特に問題はありませんが、違った意味ではかなり問題があります。
なにかと言いますと、「来年もまた花を楽しみたい!」という点では、残念ながら厳しいものになると思います。
なぜなら、チューリップの球根は最大球に近ければ近いほど花を付けるからです。
小さい球根はかなりの確率で葉っぱだけになってしまいます(人間に例えればまだ子供という感じです)。
ここでガッカリしてしまう気持ちは分かるのですが、ちょっとだけ踏みとどまって頂いて少し考えてみて下さい。
先程、たとえ話で【 人間ならまだ子供 】と言いましたよね?
という事は、【 育てればちゃんと大人になる 】ということでもあるのです!
チューリップの球根はそのままでも大丈夫?
では、実際にはどうすれば良いのかと言いますと、小さい球根だったとしても、そのまま大切に保管をしてあげてまた植え込みの時期が来たら、そのまま植えてあげればいいのです。
「来年もチューリップを咲かせる!」という点では目的の達成はできませんが、「再来年はチューリップを咲かせる!」という目的にすれば達成が可能になるのです。
つまり、【2年越しであれば小さい球根だったとしてもお花を咲かせることができる!】というわけです。
チューリップの球根を大きくするためには!
収穫した小さい球根は、他の球根と同様にちゃんと消毒をして涼しい場所で保管をしてあげます。
そして、10月頃にまた植え付けてあげます。
大きい球根であれば翌年の3~4月頃にはお花が咲きますが、この子は葉っぱが出てくるだけでまだ花は咲きませんから、球根を大きくする(大人へ成長させる)ための手順を踏んであげます。
ここで大切なのは、栄養(肥料)です。
肥料には色々とありますが、球根を大きくするのが目的なのであれば私はハイポなどの液肥がオススメだと思います。
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これを6日で5回ほどの間隔であげ続けます。
次にお水です。
土が乾いてしまうといけませんから、水やりはしっかりとやらないとダメなんですが、下手にたっぷりとあげてしまうと、かなりの確率で根腐れを起こしてしまうのでNGです。
ですから、水はけに注意を払いながら丁度いい加減でお水をあげて下さい。
(チューリップ初心者さんは、プランターだと水やりの調節がしやすいです。)
5月の収穫まではこれの繰り返しになります。
そして、また消毒・保管・植え込みという手順になるのですが、上手く球根を大きくさせることができていれば、この5月の収穫の段階で成長しているのがハッキリと分かるはずです^^
このように、2年越しで成長させてあげれば時間は掛かりますが、小さい球根でもちゃんとお花を咲かせるようになってくれます(喜)。
チューリップの手入れ方法はコチラ
>>チューリップの育て方と手入れ法
まとめ
如何でしたか?
ほんの少しの時間と手間をかけてあげるだけで、開花の見込みが薄い小さい球根でも、しっかりと花を咲かせることが出来ますから、球根が小さかったとしてもガッカリしないで頑張ってみて下さいね^^
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