コロナウイルスの影響で、ビジネス界も大変なことになり、ビジネス文章が行き交うなか、その書き出しである冒頭文も変わりつつあります。
ビジネスの業種によって対応は異なると思いますが、会社従業員の感染予防や安全の確保、取引先にも現在の会社の営業内容やコロナ対応しつつ営業再開や自粛の状況を知らせる必要があります。
コロナ対策の文章の締め方も気を使いましょう。
会社として顧客や取引先への営業状態を知らせるビジネス文章の書き出しと、営業停止から営業再開する場合の文章の締め方について解説します。
コロナウイルスに関するビジネス文章の書き出し
コロナウイルス感染拡大防止対策からビジネス文章の書き出し方も変わってきました。
コロナ対策だけでなく、直接相手に会うことが難しい時や、大勢に知らせるためのビジネス文章には、手紙やメールを有効に活用していると思います。
普段であれば、定型的な時候の挨拶から書き出し、その後本題に入るのが一般的です。
しかし現在のコロナ拡大の影響下では、時候の挨拶をそのまま使うと、あまりにも事務的で何か心無い感じに受け取る人もいると思います。
この会社は、相手を気遣わない、マナー的なものを気にしない、何か冷たい会社というイメージを持たれる危険性があります。
そうならないためには、コロナに対する現在の状況や、相手を気遣う言葉や信頼関係を再認識できるような言葉を使った文章を考えましょう。
ビジネス文章として書き出しの文例には次のものがあります。
コロナ対策の営業再開についての文章
コロナ感染拡大防止のため休業をしていた会社が、営業再開するときの文章例をご紹介します。
- 営業再開のお知らせ・・・(お知らせの題名)
- 日頃より▲▲をご愛願いただき、誠にありがとうございます・・・(日頃の感謝の意)
- 新型コロナウィルス感染拡大防止のため、お客様及び従業員の安全確保として実施していました営業自粛につきまして、大変なご迷惑・ご不便をおかけいたしました・・・(臨時休業についての謝意)
- 皆様のご協力・ご理解をいただきまして深く感謝申し上げます・・・(臨時休業の協力・理解に対しての感謝の意)
- この度▲▲より、コロナウィルス感染に関する緊急事態宣言解除が発表されたことにより、臨時休業しておりました▲▲本店及び▲▲支店を▲▲年▲▲月▲▲日(月)より営業再開をさせていただきます・・・(営業再開の理由と再開日)
これ以降は、会社の状態や営業再開に関しての安全確保対策などの説明文章を記載します。
コロナ流行中の文章の締め方
コロナ対策や新型ウイルス感染症などの流行で文章の文末の締め方、挨拶(一言)の文例をご紹介します。
- コロナウィルスに負けず、安全と健康にご留意ください。
- 今後コロナが早く終息するように、心から祈るばかりです。
- コロナの緊急事態宣言解除までもう一息です。お互い頑張りましょう。
- コロナの影響で大変な事態だと思いますが、皆様のご健康・ご安全を願っています。
営業自粛やイベント中止などの文章の例文はこちらです。
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イベント中止のお知らせ例文コロナウイルス感染症予防対策お詫び文例
まとめ
コロナウイルス流行中の今、ビジネス文章の書き出しも変わってきています。
コロナウイルス感染症の拡大防止対策の緊急事態宣言解除による営業再開文章のひな形を文章例で紹介しました。
コロナに関する文章の締めの言葉には自分も気をつけているが、何より相手を気遣う一言を忘れずに入れて下さいね。
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