当サイト内に広告を含む場合があります。

不妊治療初めて行くタイミングは?初診費用や年齢のリミットも解説!


なかなか子宝に恵まれず不妊治療を視野に入れ始めた時。

詳しい知識もあまりなく、ただ不安でいっぱいでしょう。

そもそもどんなタイミングで病院に行き始めるべきなのかもよくわかりませんよね。

そんな不安を少しでも軽減するために、不妊治療に初めて行くタイミングや初診の内容・費用などの基礎知識を解説します。

最初に、治療に初めて行くタイミングを知っておきましょう。

スポンサーリンク

不妊治療に初めて行くタイミングはいつがいいのか

日本産婦人科学会では、“妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交渉をしているにも関わらず、1年間(一定期間)妊娠しない場合”を不妊と定義しています。

後程詳しく解説しますが、あなたの現在の年齢によっても妊娠出来る割合は大きく変わってきます。

年齢のことも踏まえて考えると、20代なら半年程度、30~34歳なら4カ月程度。

35歳以上なら3カ月程度、排卵に合わせて性行為を行い続けても妊娠しなければ病院を受診するのが望ましいと言えます。

排卵の時期に関わらなくても性交渉の回数自体は月に10回以上なのが理想的です。

10回って結構な数ですよね。

週に2~3回性交渉があると精子が常に女性の身体にあり、いつ排卵しても妊娠できる状況を作ることが出来るのです。

それでも一定期間妊娠しないという場合、不妊を疑う必要があります。

現在性交渉がこれよりも少ない場合は、パートナーと話して回数を増やしてみるのもかなり効果的ですよ。

上記の年齢や妊娠できない期間のことを踏まえた上で、あなた自身に「行ってみよう」という気持ちが生まれたら、それが最も適した受診のタイミングだと思います。

あなたの気持ちが一番大切です。

次に、不妊治療専門医の初診時に行う検査やかかる費用の相場を紹介します。

不妊治療初診にかかる費用は?


不妊治療の専門医に初めてかかった際、まずあなたの身体の状態を知るための検査を行います。

血液検査

・感染症各種検査:貧血、HIV、肝炎などの疑いの有無を調べます

・AMH検査:卵巣年齢を図る検査と言われ、今後排卵できる期間が長いかどうか調べます

・TSH検査:TSHは甲状腺刺激ホルモンのことです。

 甲状腺の異常が排卵障害や習慣流産につながる可能性があるので調べます

膣分泌液検査

クラミジア検査

クラミジアは10~20代に多い性感染症の1つで、不妊の原因になる可能性もあるため調べます

子宮頸癌検査

もしも癌があるようなら、そちらの治療が優先になりますので合わせて検査します

内診・エコー検査


内診・エコーで卵巣や子宮の状態を確認します

ここまでが基本的な検査です。

次に、受けられる時期が決まっている検査を紹介します。

卵管造影検査

子宮内に造影剤を注入し、子宮の形や卵管の状態を確認する重要な検査です。

生理中以外に受けることが可能です

子宮鏡検査

子宮に細いカメラを入れて、子宮の内部を直接観察する検査です。

生理終了直後が受けるのに望ましい時期です

ホルモン検査

妊娠にかかわる様々なホルモンの検査です。

採血により、ホルモンの分布量などを測定します。

生理中、黄体期の2つの時期で検査を行います

初診の際にタイミングが合っていれば基本検査に加え、これらの検査を行うこともあります。

初診時にどんな検査を行うかについては、それぞれの病院によって異なります。

受ける病院を決めたら、事前に電話で確認しておくと安心して受診できますね。

気になる費用ですが、上記で紹介した検査を全て行った場合3万円~5万円程度かかる場合があります。

初診で基本の検査だけを行うことになっている病院の場合は5000円~2万円くらいが相場です。

初診料は検査内容などでどうしても変わってきてしまうので、こちらも事前に問い合わせをしておきましょう。

検査だけでも結構お金がかかるんだなぁ‥と不安になりますよね。

しかし、お住まいの地域によって補助金を受けられる場合があるのです!

年齢や年収等の制限もあるので、ぜひ一度確認してみてください。

これまで「年齢」というキーワードが出てきましたが、不妊治療には年齢が大きく関わってきます。

具体的な不妊治療と年齢の関係を知っておきましょう。


スポンサーリンク

不妊治療には年齢のリミットがある


不妊治療のタイムリミットは42歳、43歳ころです。

先ほど少し紹介した補助金の現在の年齢制限は43歳未満(初診時の年齢)とされています。

又30歳を過ぎると少しずつ卵子の劣化が進んでいき、一般的に35歳を境に卵子の質(妊娠率)が急激に下がります。

体外受精における年齢別妊娠確率は、25歳以上で40%弱、32歳くらいまでは37~38%。

35歳を超えると徐々に低下して40歳で20%を切り、43歳で10%、44歳で10%を切ります。

45歳以上に至っては5%と限りなく0に近づくのです。

体外受精の妊娠率低下だけでなく、高齢であればあるほど胎児の染色体異常のリスクが高まり、母体への負担も大きくなります。

身体のことなのでもちろん個人差は大きくありますが、以上の理由から42歳、43歳ころがリミットと言えます。

これまでの解説で、不妊治療を開始する時期は早ければ早い程いいというのが分かりますよね。

まとめ

不妊治療に初めて行くタイミングや初診の内容、費用、年齢のリミットについて解説しました。

どうしても「なんで私だけ?」と感じやすく、辛いことが多いでしょう。

私にも辛い時期がありましたが、周りの人が「実は私も‥」と辛い経験を涙ながらに話してくれたことで救われました。

不妊は簡単に口に出せることではないので、表に出ていないだけで、きっと周りにも同じように辛い経験をされている方がいますよ。

あなたは決して1人ではありません。

この記事を読んだことで、少しでも前に進む勇気を持っていただけたら幸いです。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました