友人が入院してしまった時のお見舞いの差し入れ。
友人関係なのでかしこまったものはかえって気を使わせてしまいますが、手ぶらでいくわけにもいきません。
そんなときに参考になる、お見舞いの差し入れで気を付けることやコンビニで買える気軽なものを解説します。
看護師をやっていた私目線での、患者さんが嬉しそうだった差し入れも紹介しますよ。
まず、差し入れを選ぶ際に気を付けることを知っておきましょう。
入院お見舞いの差し入れで気を付けたいこと
食べ物や飲み物は避ける
・友人がどんな理由で入院しているかがわからない場合、食べ物や飲み物は避けましょう。
入院理由によって大きく変わります。
内科的な入院だと、入院中は治療の関係上飲食の制限がある場合が多く、治療が進む中で少しずつ制限がなくなっていきます。
もし入院している友人の状況が分からない場合、食べ物や飲み物の差し入れがかえって辛い思いをさせてしまう可能性があるので注意しましょう。
友人関係ですので、お見舞いに行く前に連絡して食べたり飲んだりできるのか確認してもいいと思います。
退院時の荷物にならないように
・持って帰る際に荷物になるものは渡さない。
物を差し入れする場合は、友人が退院の際に持って帰ることを考えてあまり荷物にならないものにするととても親切です。
次に、コンビニでさっと買える差し入れについて見ていきましょう。
お見舞いにお菓子ならコンビニで買えるのでおすすめ
お見舞いに行く際、コンビニでサッと差し入れを購入していくつもりなら、なにを買うのがいいのでしょう?
おすすめのものを紹介します。
飲み物
食事制限がある場合でも水分はOKというケースが多いです。
友人の好きな飲みものを買っていってあげましょう。
フルーツゼリーやヨーグルト
食事が開始されて最初に食べられるものは、こういった液体に近いものからはじまります。
なので、たとえ制限があったとしても食事開始後、すぐに食べることが可能です。
友人が好きなお菓子
これが1番喜んでもらえますよね。
その場合、上記で紹介したように食べ物が制限されている場合もありますので必ず事前に確認しておきましょう。
雑誌
個人的に一番のおすすめです。
食事のことを気にせずに買えますし、治療の合間の暇つぶしになるのでいいですよ。
クロスワードや友人の好きなジャンルのものを選んであげましょう。
ここで、私が患者さんを見ていて嬉しそうだったものベスト5を紹介します。
入院お見舞いで嬉しかったものベスト5
第5位:写真
友人の飼っているペットやお子さんの写真がおすすめです。
患者さんが、入院中で会えない大切な人やものの写真をもらってとても喜んでいる姿が印象的でした。
※こちらは友人では用意しにくいものですが、とても仲が良くいい写真を持っている場合は参考にしてください。
第4位:お菓子・ケーキ
友人の好きなお菓子やケーキです。
入院中は自分で買いに行けないので嬉しいですよね。
※何度もいいますが、食事制限がない場合です。
第3位:ゼリー・ヨーグルト
治療中で食欲がなくても食べやすいものなので、喜ばれますよ。
病院食が食べられなくても、ゼリーは食べられるという患者さんも結構いました。
第2位:飲み物
入院中は自分で売店や自動販売機に行くのも大変な場合があります。
飲み物は入院生活で必ず必要なものですので、素直に助かる差し入れです。
※飲み物にも飲んでいい種類があるので、お茶・お水が一番無難です。
第1位:本・雑誌
入院生活は、時間を持て余している患者さんがとても多いです。
そんな方々が、差し入れでもらった雑誌やクロスワード、塗り絵を嬉しそうにやっている姿が一番印象的でした。
経験上、時間をつぶせるものが一番嬉しいのではないかと思います。
こちらはあくまで私の主観ですので、参考程度にしてくださいね。
まとめ
友人のお見舞いの差し入れについて紹介しました。
仲の良い友人ですので、素直に「何か欲しいものある?」と聞いてしまうのも手ではないでしょうか?
時間を持て余しているところに、話し相手が出来るだけでかなり嬉しいものです。
病院ごとに面会時間が異なりますので、行っていい時間を確認してから、元気付けに行ってあげてくださいね。
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