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大雨警報の基準は?降っていないのに発令されているけど更新はいつ?

天気の警報が出ると、出かけたりするのが少し不安になります。

しかし、もう明らかに雨が弱くなっているのに警報が解除されないなんてことも結構ありますよね。

大雨警報の基準や更新、解除のタイミングは一体どのようになっているのでしょうか?

分かりやすく解説します。

まず、大雨警報発令の基準と注意報の違いから知っておきましょう。

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大雨警報発令の基準と注意報との違い

気象台は、警報・注意報の対象となる地域ごとに過去に災害が起こったときの気象状況と災害との関係を調査しています。

各都道府県の防災機関とも協議を行い、災害の恐れがあるときの現象の強さの目安を作成しています。

この目安が、警報や注意報発表の基準です。

気象条件がこれらの基準に達すると予想される場合に警報・注意報が発表されるという仕組みです。

この基準は、下記URLでも確認できますし、各地の気象台や測候所で閲覧が出来ます。

警報・注意報発表基準一覧表 | 気象庁
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警報と注意報の違いも、この基準によるものになります。

気象条件が注意報の基準に達するものなのか、警報の基準に達するものなのかで違ってくると考えてください。

では、なぜ雨が降っていないのに警報が発令されていることがあるのでしょう?

雨が降っていないのに警報が発令されているのはなぜ?


自分の頭上には雨が降っていないのに大雨警報が発表されている理由としては、以下の理由が考えられます。

これから降る大雨を予想して発表している場合

大雨警報は重大な災害をもたらす大雨を予想した場合に発表します。

そのため、大雨警報が発表された直後にはまだ雨が降っていることがあります。

これまでに降った雨で土砂災害のおそれがある場合

大雨によって発生する土砂災害は、土壌中の水分量が多いほど発生の可能性が高まります。

何時間も前に振った雨影響して土砂災害が発生する場合もあります。

そのため、すでに雨が止んでいる場合でも、それまでに降った雨が土壌中に浸透・貯留しているために土砂災害の恐れがある場合は大雨警報が継続されます。

雨の降り方が局地的な場合

大雨を含めた気象警報は、対象地域のわかりやすさや防災上の観点から、市町村単位で発表されています。

雨の降り方が局地的な場合、自分のいる場所では雨が降っていないことがあります。

同じ市町村内の他の場所では、重大な災害をもたらすような大雨となっている場合があるのです。

気象庁 | ナウキャスト(雨雲の動き・雷・竜巻)
このページでは、1時間先までの降水分布、雷の活動度、竜巻発生の確度の予報をご覧いただけます。

自分のいる場所では雨が降っていないのに警報が出ている場合の確認方法。

大雨警報と合わせて高解像度降水ナウキャストにて雨の状況を確認すると確実ですよ。

警報の更新や、解除のタイミングはどのようになっているのでしょうか?


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警報の更新はいつ?解除のタイミングは?


天気予報とは違い、警報・注意報は発表時刻や更新時刻が決まっているものではありません。

ですから、発表時刻以降解除されるまでは有効となります。

重大な災害が予想されるような気象条件になった場合に随時発表されます。

何らかの変更がある場合(警報の解除や内容変更等)まではずっとその警報が続いている状態であると考えてください。

警報・注意報が解除されるまでは何かしらの注意が必要だということを頭に入れておきましょう。

まとめ

大雨警報について解説しました。

近年は大きな土砂災害が各地で起きています。

たとえ雨がやんでいたとしても、警報が解除されなければ引き続き注意が必要なのです!

警報や注意報に込められた意味を忘れずに、自分の身をしっかり守りましょうね。

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