日本のダム湖百選にも選ばれている奥多摩湖には、ドラム缶で出来た橋があると言います。
そのドラム缶橋と呼ばれる橋は一体どんな橋なのでしょうか?
また奥多摩には、ドラム缶橋を渡るハイキングコースや、滝や神社を巡ることができる人気コースもあるようですよ。
東京の奥地の奥多摩へハイキングに行って見ましょう。
奥多摩のドラム缶の橋を渡ってハイキングに行こう
奥多摩湖は正式名称を小河内貯水池といい、東京との水源として重要な役割を担う人造湖です。
奥多摩のドラム缶の橋は、奥多摩湖を渡る麦山の浮橋(むぎやまのうきはし)と留浦浮橋(とずらのうきはし)の二カ所の橋のことを言います。
橋の長さは二橋とも約210~220mあるので、結構長いですよ。
元々は橋の浮体にドラム缶を使っていたため、今でもドラム缶橋と呼ばれていますが、現在はドラム缶に似た形状の合成樹脂製の浮体が使われています。
都心に近い下流側の麦山浮橋は、国道411号と奥多摩周遊道路を結んでいるので、ハイキングコースとして人気があります。
このドラム缶橋はゆらゆらとゆっくり揺れますが、幅が1.5mほどあり、手すりで湖面に落ちないようになっているので、割と渡りやすいと思います。
アクセスは西東京バスに乗り小河内神社バス停で下車すると徒歩1分です。
バス停のそばに駐車場がありますが、数台しか駐車できないので、注意が必要です。
ドラム缶橋へは少し急な階段を下りていきますが、橋を渡ってそのまま周遊道路や三頭山をハイキングする人が多いですね。
ハイキングで奥多摩三滝を見に行こう
奥多摩は、東京と思えないほど自然豊かな環境で渓谷や多くの名滝があります。
奥多摩三滝
奥多摩町梅沢にある三ツ釜の滝、ネジレの滝、大滝の三滝です。
奥多摩駅から徒歩約90分で三ツ釜の滝に着き、近くにある三滝を巡ることができます。
車だと近くの梅沢園地に車を停めると約5分で三ツ釜滝です。
百尋ノ滝
奥多摩町川苔山の山中にある滝で、百尋(約181m)と呼ばれていますが、実際の落差は約40mです。
西東京バス川乗橋亭から徒歩で約90分です。
途中に川苔山登山口休憩所があります。
ちょっと一休みすると良いですね。
奥多摩のハイキングでパワースポットの神社を訪れてみよう
麦山浮橋から徒歩約10分の、奥多摩湖に飛び出た半島の山の頂上にある小河内神社に行って見ましょう。
周りは他に建物がないので静かで落ち着いた場所ですが、何か幽玄なパワーを感じるという神社です。
それもそのはず、この神社は大河内貯水池建設で水没した小河内各地域で祀られていた9社11祭神を観請して創建されているのです。
首都用水の奥多摩湖の護り神として祀られているのです。
参道の鳥居を抜け、急な階段を上ったところに拝殿、本殿があります。
境内から見える奥多摩湖の風景もまた良いですね。
パワースポット小河内神社で、心身ともにリフレッシュしましょう。
まとめ
都心から車で約2時間の場所にある奥多摩ですが、都会では味わえない自然に満ちた環境に触れることができます。
ドラム缶橋や滝巡り、パワースポット神社を訪ねるハイキングで、運動不足を解消しましょう。
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