福岡と大分、九州地方の海岸には、宝のようなマテ貝が眠っています。
マテ貝は、美しい貝殻と豊かな味わいで知られており、多くの人々がその魅力に引かれています。
今回は、マテ貝が取れる場所である福岡と大分の貝掘りスポットをご紹介します。
マテ貝の取れる時期を紹介しながら、海の幸を楽しむ最適なエリア。さあ、心躍る季節になりました、家族で一緒に貝掘りに出かけましょう。
記事を読み進めると、お目当ての場所や時期、楽しみの方が詳しくわかりますので、是非読みすすめて下さい。
マテ貝の採れる時期は福岡県内ならいつ
福岡県内でマテ貝のとれるシーズンは大体3月から6月頃です。
一般的な潮干狩りシーズンとほぼ同じと考えていいでしょう。
潮干狩りを行うスポットによって多少時期のズレがあるので、スポットごとに紹介していきます。
ではまず、福岡県内でマテ貝の潮干狩りが出来る場所を見ていきましょう。
マテ貝の潮干狩りが福岡でできる場所
白石海岸
白石海岸は、福岡県苅田町にある小さな海岸ですがマテ貝の採れるスポットとして有名な場所です。
福岡市内から車で約30分のところにあります。
マテ貝は、濃厚なうま味と甘みが特徴の貝です。白石海岸では、4月から6月頃まで潮干狩りを楽しむことができます。
白石海岸の潮干狩りは、比較的簡単にマテ貝を採ることができます。
クワやスコップで砂を掘ると、マテ貝の穴を見つけることができます。穴に塩を入れると、マテ貝が顔を出します。
マテ貝を捕るために準備するもの
潮干狩りに必要な道具は、クワやスコップ、水汲みバケツ、塩です。
クワやスコップは、ホームセンターや釣具店で購入することができます。
水汲みバケツは、マテ貝を持ち帰る際に必要です。塩は、マテ貝を採るために必要です。
こちらで、『釣り好きタケちゃんネル』さんのマテ貝掘りの動画が分かりやすく紹介されているので紹介しておきます。
白石海岸の潮干狩りの服装
潮干狩りには、動きやすい服装がおすすめです。
サンダルやビーチサンダルも必要です。日焼け止めや帽子も忘れずに持参しましょう。
白石海岸の潮干狩りの時間帯は、干潮の時間帯がおすすめです。
無料で潮干狩りが可能な分、駐車場・トイレ・足洗い場がありませんので、対策をしていってください。
所在地:〒800-0323 京都郡苅田町与原
潮干狩り期間:漁協での管理がされていない為、基本的に一年中可能
マテ貝の採れる期間:2月下旬から5月
潮干狩り料金:無料
駐車場:なし
トイレ・足洗い場:なし
アクセス:JR小波瀬西工大前駅よりタクシーで10分程(約3.5㎞~4㎞)
干潮の時間帯は、マテ貝が砂の上に出てくるので、採りやすいです。
白石海岸の潮干狩り場は、干潮時にのみ開放されます。干潮の時間は、季節や潮の満ち引きによって異なります。干潮の時間帯は潮見表で確認することができます。
白石海岸 潮見表
白石海岸の潮干狩りの注意点は、マテ貝の採り過ぎに注意することです。
マテ貝は、天然資源なので、採り過ぎは良くありません。また、ゴミを持ち帰ることも大切です。
簑島海岸(簑島海水浴場)
簑島海岸は福岡県行橋市にある海岸で、白石海岸のお隣の海岸です。
福岡市内から車で約1時間のところにあります。簑島海岸は、マテ貝の産地として知られており、毎年多くの人が潮干狩りに訪れます。
簑島海岸で潮干狩りをするには、採貝料を支払う必要があります。採貝料は1人500円です。採貝料は、簑島漁業協同組合で支払うことができます。
簑島海岸で潮干狩りができる時期は、3月から5月頃です。この時期は、マテ貝が最も多く、肉厚になります。
駐車場はありますが台数が少ないので、どうしても車でという場合は早めに行った方がいいでしょう。
所在地:〒824-0011 行橋市簑島
潮干狩り期間:3月から6月
(マテ貝の採れる時期も同じです)
潮干狩り料金:1人500円
駐車場:あり(20台)
トイレ・足洗い場:あり
アクセス:JR行橋駅よりタクシーで10~15分程(約6.3㎞)
行橋市 潮見表
長井浜海岸(長井浜海水浴場)
長井浜海岸は全長350mの砂浜が続く、潮干狩りの絶好のスポットで簑島海岸のお隣の海岸です。
こちらもマテ貝が採れると評判の海岸です。
採れるのはあさりではなく「マテガイ」で、シーズンは春先から初夏まで(3月中旬~5月下旬)。
詳しくは行橋市または下記の各漁業組合にお問い合わせください。こちらも駐車場はありますが、台数は少ないので工夫してくださいね。
こちらの潮見表は、上の簑島海岸と同じものを参考にしてください。
所在地:〒824-0014 行橋市大字長井
潮干狩り期間:3月下旬から6月(マテ貝が採れる期間も同じです)
潮干狩り料金:1人500円(採貝料として)子供は無料
駐車場:あり(約50台)
トイレ・足洗い場:あり
アクセス:JR南行橋駅よりタクシーで15分程(約5~5.5㎞)
福岡周辺のマテ貝が採れるスポットを見ていきましょう。
マテ貝の採れる場所は九州ならどこがよく採れる?
マテガイが採れる九州の中でも福岡県のお隣、大分県のマテ貝スポットを紹介します。
和間海浜公園
公園内で潮干狩りが出来ます。
遊具もたくさんあるのでお子さんが喜ぶこと間違いなしです。
管理棟の職員さんにマテ貝の採り方のコツを教えてもらうこともできますよ。
所在地:大分県宇佐市岩保新田
潮干狩り期間:4月1日から9月30日(潮干狩りに最適な期間は4・5月)
開園時間:9:00~17:00
潮干狩り料金:大人700円(1キロ)子供(小学生)300円(700グラム)
※超過分1㎏につき600円前後
駐車場:あり(普通乗用車60台 大型バス4台)無料
トイレ・足洗い場:あり
アクセス:JR日豊本線 柳ヶ浦駅からタクシーで約10分
宇佐市 潮見表
真玉海岸
海岸のそばにある「SOBA CAFÉ ゆうひ」で、採ったばかりのマテ貝を七輪で焼いて食べることができます。
こちらも駐車場がすぐに満車になってしまうので、車で行く場合は早めに行きましょう。
所在地:豊後高田市臼野
潮干狩り時期:基本的に禁漁期間以外1年中可能(10月下旬中旬から下旬は禁漁期間)
マテ貝の採れる期間:3月から5月
潮干狩り料金:1人500円
駐車場:あり
トイレ・足洗い場:あり
アクセス:JR日豊本線 宇佐駅より大交北部バスで35分
豊後高田市 潮見表
まとめ
九州でも福岡県や大分県周辺のマテ貝が採れるスポットを紹介しました。
どこもマテ貝が採れると有名な海岸です。
潮干狩り場は、干潮時にのみ開放されます。
干潮の時間は、季節や潮の満ち引きによって異なります。潮干狩り場に行く前に、必ず干潮時間を調べておきましょう。
マテ貝は、クワやスコップを使って採ります。マテ貝が潜んでいる穴に塩を入れるとおびえて顔を出します。顔を出したマテ貝をすばやく手で捕まえましょう。
マテ貝は、生で食べることはできません。必ず加熱してから食べるようにしましょう。
マテ貝は、栄養価が高い貝ですが、食べ過ぎるとお腹を壊すことがあります。食べ過ぎには注意しましょう。
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