香川県には、瀬戸内海に浮かぶ大小27の島々でなる直島諸島があります。
その中心の直島の宮浦港にフェリーで到着すると、草間彌生の代表作品である派手で大きなかぼちゃがお出迎えします。
しかし、草間彌生のかぼちゃだけではありませんよ。
周りをよく見ると何か不思議なものが、たくさん建っています。
さあ、直島へ行ってみましょう。
楽しいことがありますよ。
直島の観光は自転車がおすすめ?
直島は、周囲約16km、800haの小さな島で、北半分は工場地帯、南半分が観光地になっています。
観光地は次の三つのエリアがあり、そこを回るには小回りの利く自転車がおすすめです。
宮ノ浦エリア
フェリーの発着場がある港地区です。
赤かぼちゃ、直島銭湯「I[ハート]湯(あいらぶゆ)」、宮浦ギャラリー六区、直島バヴィリオン、ジョセ・デ・ギマランイスなどがあります。
本村エリア
芸術家達が展開する神社や古民家を再現・改修した7軒のアートが家プロジェクトです。
家プロジェクトでは、古民家を改修したという場所に設置してある現代アートの数々に魅了されます。
他にANDO MUSEUMがあります。
美術館エリア
建築家安藤忠雄設計の地中美術館には、クロード・モネ、ジェームズ・タレルなどの作品が展示されています。
地中美術館では、大好きなモネを自然光の下で堪能することができますよ。
他に李禹煥美術館、美術館とホテルが一体になったベネッセハウスミュージアムなどがあります。
これらのエリアを移動する方法にはバス・自転車・車・徒歩があります。
この中で車は駐車する場所が限られているので、そこから目的地まで歩かなければなりません。
全部見ると10km程度は歩くことになるので、徒歩もちょっときついですね。
バスは1回乗車につき100円で1時間に多いときで3本ありますが、混雑して乗車できない時があります。
バス時間を気にしないで、思いつきのまま移動できる手段は自転車です。
レンタサイクルが港の近くにありますのでレンタサイクルで直島をゆったりサイクリングがおすすめ。
電動アシスト付き自転車を借りると、直島のアップダウンの激しい坂道も楽で時間を気にしなくて良いのでおすすめです。
直島の観光にかぼちゃアートははずせない
直島には、芸術家「草間彌生」の作品である「赤かぼちゃ」と「南瓜」(黄かぼちゃ)があります。
草間彌生の赤かぼちゃ
赤が基調で黒の水玉模様が特徴です。
水玉には、くり抜かれて中に入ることができるものがあります。
宇宙の果てから探してきた太陽の赤い光が、直島の海の中で赤かぼちゃに変身しました。
草間彌生の南瓜
黄色が基調のかぼちゃに、水玉模様が縦にデザインされています。
赤かぼちゃも南瓜も草野彌生の代表作であり、瀬戸内海を背景に絶好の写真ポイントとして、列ができるほど人気があります。
直島見学でははずせないシンボルアートです。
直島の観光は海の景色も美しい
直島のアート作品や美術館は、海のそばに建てられているものが多く、それぞれ背景の瀬戸内海との調和しているのが、素晴らしいですね。
空の青、海の青、そして各地にセッティングされているアート。
町のところどころにアートがあり、発見する楽しさもあります。
海とアートを両立させている、その姿を直島で体験してください。
草間彌生さんのかぼちゃに負けず劣らず、港付近にある「なおしま浮球かえる」も見逃さないでくださいね。
じっくり観光するには1日では足りないかもしれません。
まとめ
直島には、現在年間50万人もの観光客が訪れます。
繁忙期には食事に時間がかかることや、各施設に待ち時間や整理券が発生することもあるので注意しましょう。
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