大雪の際に、一部の道路で自動車のタイヤにチェーンを付けることが義務化されることになりました。
いつから、どの道路が義務化されるのか知らずに遠出して、目的地に行くための道路が通れなかったら困りますよね。
雪の降る地方によく出かけるという方は特に、今後のためにもしっかり把握しておく必要があります。
タイヤチェーン義務化はいつから適用になるのか、場所の確認方法、適用基準について解説します。
タイヤチェーン義務化っていつから適用?
2018年12月14日に法律が一部改正・公布され、それに伴いチェーン規制に関する命令が即日施行されました。
すでにこの年末年始、私の友人が帰省しようとしたところ、チェーンを着用していないために通行を拒否された道路があったと話していました。
2018年2月に福井県北部の国道8号で大量の雪が積もり、約1500台の車が立ち往生したニュースが記憶に新しいですね。
そういった大雪による道路交通のマヒ問題が、チェーン義務化のきっかけになったと発表されています。
タイヤチェーン義務化の場所はどのように確認すればいいの?
国交省のホームページで確認するのが一番確実な方法です。
国交省ホームページの該当ページ(PDF)を載せておきます。
電話で問い合わせたい方は下記参照してください。
道路局 環境安全・防災課
道路防災対策室
TEL:03-5253-8111 (内線38252)
直通 03-5253-8489国道・技術課
道路メンテナンス企画室
TEL:03-5253-8111 (内線37852)
直通 03-5253-8494高速道路課
有料道路調整室
TEL:03-5253-8111 (内線38382)
直通 03-5253-8491国交省のホームページから引用
現在タイヤチェーン義務化されている国道6カ所、高速道路7カ所の計13カ所は以下の通りです。
タイヤチェーン義務化規制区間の国道
国道112号(山形県西川町志津~鶴岡市上名川の27キロ)
国道138号(山梨県山中湖村平野~静岡県小山町須走字御登口の9キロ)
国道7号(新潟県村上市大須戸~村上市上大鳥の16キロ)
国道8号(福井県あわら市熊坂~あわら市笹岡の4キロ)
国道54号(広島県三次市布野町上布野~島根県飯南町上赤名の12キロ)
国道56号(愛媛県西予市宇和町~大洲市松尾の7キロ)
タイヤチェーン義務化規制区間の高速道路
上信越道(長野県・信濃町IC~新潟県・新井PAの25キロ)
中央道(山梨県の須玉IC~長坂ICの9キロ)
中央道(長野県の飯田山本IC~園原ICの10キロ)
北陸道(福井県・丸岡IC~石川県・加賀ICの18キロ)
北陸道(滋賀県・木之本IC~福井県・今圧ICの45キロ)
米子道(岡山県・湯原IC~鳥取県・江府ICの34キロ)
浜田道(広島県・大朝IC~島根県・旭ICの27キロ)
タイヤチェーン義務化の適用基準は?
チェーン義務化は、大雪特別警報や大雪に対する緊急発表が行われるような異例の積雪があるときに実施されます。
実施場所の選定基準は、過去に雪による立ち往生や通行止めが起こった場所の中から適用されています。
そのなかで、タイヤを着脱できる場所や通行止めが解除されるまで待機できる場所がある区間です。
タイヤチェーン規制時には、規制区間の手前でタイヤチェーン装着状況の確認を行います。
タイヤチェーン規制区間の手前で確認をされるのでチェーンを付けずに走行することはほとんどないでしょう。
もしもチェーンを付けずに走行し、交通省が告発した場合6カ月以下の懲役か300,000円以下の罰金が科される可能性がありますので注意してくださいね。
まとめ
チェーン規制について解説しました。
規制道路は今後さらに増えていく可能性があるようなので、車で遠出するような場合は出発前に一度確認してくださいね。
タイヤチェーンは5,000円以内で購入できるものが多いので、車に乗せておくといざという時にも困らなくていいでしょう。
楽しいお出かけになるように、準備を万全にしておきましょうね。
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