鼻水が止まらないと、頭がぼーっとしてしまうし、外でさらさらしたつーっと流れる鼻水を垂らすわけにもいかないし…
さらに喉まで痛くなったら本当につらいですよね。
さらに、鼻水が水のようにさらさらで透明、くしゃみも止まらない時もあり喉の痛みがある場合。
その原因は大きく分けて2つ考えられます。
・アレルギー(花粉症・アレルギー性鼻炎)
・風邪
今回はそれぞれの特徴や違い・対処法を紹介します。
鼻水が止まらないほど透明な水っぽいのは花粉症?
透明な鼻水が止まらない場合の原因の1つとして、花粉症が考えられます。
花粉症とは、花粉が原因になって起こるアレルギーの病気です。
まず、花粉が飛ぶ時期を確認してください。
花粉が飛ぶ時期と種類
・スギ:11月~4月
・ヒノキ:3月~5月
・カモガヤ:5月~7月
・ヨモギ・ブタクサ:8月~10月
花粉の時期は決まっていますので、それまでにも同じ時期に症状が現れている場合や、目のかゆみも伴っている場合は花粉症の可能性が高いです。
花粉症は簡単な検査で原因が分かりますので、前もって治療をしておけば症状を抑えたり和らげたりすることが出来ます。
心当たりのある場合は、受診してみてください。
鼻水がさらさらで透明でくしゃみが出るのは…
くしゃみは、体内に入ろうとする異物を外に出そうとするために起こります。
さらさらな鼻水とくしゃみの症状が季節関係なく現れ、目の症状も全くないという場合、花粉症とはアレルゲンの異なるアレルギー性鼻炎かもしれません。
実は花粉症も、アレルギー性鼻炎の1つなのです。
アレルギー性鼻炎の原因となるアレルゲンは、花粉以外にダニやハウスダスト、ペットの毛やフケ、カビ等が考えられます。
そのため、掃除をした後や、ペットと接触した後に鼻水・くしゃみが止まらなくなるような経験がある場合にはこれである可能性が高いです。
アレルギー性鼻炎も、検査で原因をつきとめ、前もって対策しておくことが可能です。
鼻水も止まらないほど透明で喉痛い原因と対策
鼻水だけでなく、喉まで痛くなってしまったら、アレルギーによる炎症が悪化した場合も考えられますが、風邪の引き始めの可能性が高いです。
でも、アレルギーとの判別が難しいですよね。
アレルギーと風邪の違いを紹介しますので、自分の症状と比べてみてください。
アレルギーと風邪の違い
・熱がでるかどうか
熱がある場合は風邪と考えてください。
アレルギーの場合は、熱が出たとしても微熱程度です。
・鼻水の性状に変化があるか
風邪の場合、引き始めはさらさらした鼻水ですが、どんどんネバネバした鼻水になっていきます。
・時間帯により症状の変化があるか
アレルギーの場合は、寝起きに症状がひどくなります。
風邪であれば時間帯によって症状の違いはなく、体のだるさや関節の痛みなどがずっと続きます。
では、鼻水が止まらず喉も痛い場合、どう対策すればいいのでしょうか。
鼻水を止める・喉の痛みの対策
・乾燥に注意する
乾燥すると鼻水が悪化してしまうことがあります。
お風呂等で鼻腔を温めると症状が楽になります。
マスクをして保湿効果を得るのもいいでしょう。
・ストレスを溜めない
ストレスにより、さらに悪化してしまうことがあります。
心も体もゆっくり休めて早く治しましょう。
・薬で症状を緩和する
あまりにも症状が辛い場合は、点鼻薬や内服薬を使用するのも1つの手です。
可能であれば、受診して処方してもらいましょう。
まとめ
アレルギー・風邪を紹介しましたが、症状がとても似ています。
ただ、原因が分からずに不安を感じ続けるよりも、受診して原因を突き止め、合う薬を処方してもらうのがいいでしょう。
今回紹介したものは、手洗い・うがいを行う、マスクを使用する、部屋をきれいに保つ、そして規則正しい生活を送ることで予防出来ます。
日頃から意識して生活することがとても大切なのです。
つらいアレルギーや風邪に負けない元気な体を作りましょう。
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