まだまだ大丈夫と思っていたのに、まさかと思いつつ試した老眼鏡がいつのまにか手放せなり、気がつけば肌身離さず持ち歩くようになってしまいますね。
かけてしまえば他の眼鏡となんら変わらないのに何故か人前でかけるのが恥ずかしい、まだまだ若いのに「おっ!もうそんな歳?」なんていわれたりしませんか?
「老眼」かもしれませんが分かり易く「老眼鏡」と命名されているが故に人前でかけることを拒んで読めない文字を見つめていませんか?
「老眼鏡」と定着してしまった眼鏡をもっとおしゃれな別の言い方はあるのでしょうか。
老眼や老眼鏡の別の言い方
老眼とは認めても、かける眼鏡にそのものズバリ「老眼鏡」とはなんとなく購入する時も老いを認めたようで嫌な気分になります。
別名「老視」とも言われ、加齢により遠方は見えるのに中・近距離の細かい文字や小物の細部が見えづらくなる症状です。
ある日突然、疑心暗鬼な自覚症状が現れ、まだまだ老いを認めたくない年齢にもかかわらず眼鏡店へ出向いたとき「本日はどのようなご用件ですか?」と尋ねられ「老眼鏡を・・・。」と言うのは嫌ですよね?
カッコよく言っても「シニアグラス」「シルバーグラス」ですが、まだまだシニアには到達していない者にとっては「老眼鏡」となんら変わらない言い方です。
すでに定着している「老眼鏡」、今更ですが他のおしゃれな言い方で言えるともっと受けいれられる人も多いのではないのでしょうか。
老眼のおしゃれな言い方と老眼鏡と拡大鏡の違い
おしゃれな雑貨店などに色とりどりな眼鏡が並んでいるのを見かけますが、老眼鏡のことを「リーディンググラス」と称して売られているのを見かけます。
確かに、遠くは見えるので普段は外していて本を読むときや字を書くときに掛けることがほとんどなので「リーディンググラス」はなかなかおしゃれな言い方です。
手にも取りやすくなり、つい買いたくなります。
物の名前って本当に大事ですね。
他には「アシストグラス」、出来ないところの補助という意味にとらえてみるとなるほど!と頷けます。
馴染みは無いですが「エイジンググラス」という呼び方もあります。
「エイジンググラス」で検索してみたところサングラス機能がついている老眼鏡として販売されています。
「エイジング」とは加齢という意味のほかに時間の経過に伴って生体に様々な変化が起こること。
成長や成熟に伴う変化、とありました。
なるほど、意味の捉え方が色々でなかなか良いと思いませんか?
出来れば横文字ではなく「老眼鏡」のように~鏡と呼べるおしゃれな言い方があると良いですね。
ふと思い浮かんだのは「虫眼鏡」ですが、虫眼鏡は拡大鏡(ルーペ)の別名としてすでに定着しています。
それでは、老眼鏡と拡大鏡の違いとは何でしょう。
拡大鏡は細かい物を拡大するだけに対し老眼鏡は見たい距離が決まっている場合に目の調節機能を補助し手元でピントを合わせるものです。
たとえば、老眼鏡は1センチの文字を1センチのまま見るもので、拡大鏡は5ミリの文字を1センチさらにそれ以上大きく見ることが出来るということです。
眼鏡型拡大鏡は両手が使えて細かい作業をする時に便利ですが、あくまでも拡大鏡なので長時間つけっぱなしにすると目が回るなどの短所があります。
使用方法さえ気をつければ便利なアイテムですので、老眼鏡との使い分けをすることをお勧めします。
「虫眼鏡」はすでに存在しているので「文字眼鏡」などどうでしょう。
おしゃれな言い方ではないですが、言い易いし、単刀直入一周まわって以外と良くないですか?
40歳から老眼が始まる理由とメガネの選び方
実は老眼の初期症状は30歳前後から始まっています。
水晶体の弾力性が弱まり、老化と共に調節力が低下していき、近くのものに焦点を合わせることが徐々に遅くなり、個人差はありますが40歳前後に自覚症状が現れます。
加齢による水晶体の衰えは近視、遠視、乱視にかかわらず起こるのです。
誰にでも必ず老眼はやって来ると思って良いでしょう。
この先ずっとお付き合いする眼鏡をおしゃれに楽しみたい、老眼鏡改め、リーディンググラスを選ぶポイントをご紹介します。
老眼鏡はよく紛失すると思いませんか。よく無くなってしまうので安いものを使っている方も多いですね。
既製の老眼鏡は左右同じ度数で作られているので長時間掛けていると眼精疲労や老眼の悪化につながるので注意しましょう。
できれば眼鏡店に足を運んでご自分の目にあった度数を個別に調べてもらいオーダーすると長い時間目が疲れることが無くかけることができます。
お店でできるだけ多くのレンズを試させてもらい、どのような目的で使うのかを相談しましょう。
使う頻度や目的によって使い分けすると老眼の悪化も防げます。
私も、検査をしてオーダーしたものを自宅でも使っていたのですが、ポンと置いた場所を忘れてしまい探すことがしばしばあったので、ちょっと必要な時用に安価なものを2~3個購入して自宅の玄関や寝室などに置いてあります。
老眼鏡には、近用の単焦点レンズと遠近両用の多焦点レンズの他、手元から3mから5mぐらいが見える中近レンズ。
手元から1m先を見るデスクワーク向けの近々レンズなど用途に合わせて選べます。
老眼鏡といえば手元が見易く、遠くを見るときに上目使いで眼鏡上から眺めるイメージの細長いタイプが主流で見た目にも老眼鏡!でした。
しかし、リーディンググラスというお洒落な言い方になったこともあるのか、老眼鏡にもお洒落なフレームを選べるお店が増えてきました。
しかし、見た目で選ぶのではなく実際にかけて、かけ心地が悪いとレンズの角度が上手く合わずに、肩こりや頭痛などの原因になります。
また、度数が1度前後で見え方があまり変わらない場合、老眼の進行を遅らせたい人もいますよね。
自力でピントを合わせられるように、「ピントを自力で合わせるようにしたいので度数を弱めに」とお店の方に伝えると診合ったものをお勧めしてくれます。
まとめ
リーディンググラスは一日中かけ続けるというよりも、文字を読むときや書くときにカバンやポケットから出してそろりとかけるものです。
そのため、かけた瞬間、老眼?と周りに問いかけられますが、そんな時のためにも自慢の出来るお気に入りのお洒落なリーディンググラスを作りましょう。
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