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カイロの低温やけどはかゆみが出る!症状別処置法と赤みへの対処方法


とても熱いものに触れてしまった時、やけどをしますね。

その場合とは異なり、普段ならやけどにならないような低温な熱源に長時間触れることで起こるやけどが、低温やけどと呼ばれるものです。

カイロや湯たんぽ・ホットカーペットのようなよく使用するもので起こります。

低温やけどは皮膚の奥の方でゆっくり進行するため、通常のやけどよりも治りにくく、しっかりとした対応を行うことが重要になります。

そこで今回は、低温やけどの症状についてとその対処法を紹介します。

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カイロの低温やけどでかゆみはでる?やけどのレベル別症状を解説


やけどは皮膚のダメージの程度に応じて1度~3度に分類されています。

1度:皮膚の表面のみのやけど

痛みや熱感はありますが、数日で治り痕も残りません。

強い日差しをうけた後の日焼けも1度の分類になります。

2度:皮膚に水疱ができ剥がれて表皮がめくれてしまうこともありえるやけど

強い痛みが伴います。赤みやはれが治りにくく、痕が残り、白っぽくなってしまうこともあります。

低温やけどを負ってすぐに身体の中からくるようなかゆみが出ることがあります。

その場合はこの2度のやけどの可能性が高いです。

受傷直後にかゆみがひどい場合や、時間が経って表面は治っているのにかゆみが治らないという場合は、皮膚に感染等の異常が起きている恐れがあるため出来るだけ早く受診してください。

3度:皮膚の深いところまで達しているやけど

神経や血管まで損傷してしまうので、白っぽく固まってしまい、感覚まで失うことがあります。

低温やけどの場合、3度までの重症になることはほとんどありません。

カイロの低温やけどの症状別対処法


まず、ひどい痛みがある場合ややけどの大きさが手のひらよりも大きい場合は必ず受診してください。

基本的に、2度以上のやけどを負ってしまった場合、やけどから感染が起こらないような治療を受ける必要があります。

やけどをした際は
・とにかくまずは冷やす!
流水で最低10分は必ず冷やしましょう。

2度以上のひどいものは、あまり勢いのある水だとその水圧で皮膚が剥がれてしまう恐れがあります。

水圧の穏やかなシャワーを使用するか、桶や浴槽に水をはり直接入れて冷やすようにしましょう。

・服を着ている場合は服の上から冷やす
服を着ている場合、服の上から水をかけて、患部が冷えてから脱がします。

程度のひどいものは、服に皮膚がくっついている可能性があり、無理に脱がしてしまうと皮膚も剥がれてしまう恐れがあります。

十分気を付けて脱がせるようにしてください。

・かゆみがあってもかかない
やけどの患部をかきむしると、そこから菌が入って感染してしまう恐れがあります。

できるだけかかないか、軽く叩く程度にしましょう。

・自己判断で薬を使わない
やけどの程度により、治療は異なります。受診する前に市販薬やアロエを自己判断で使用すると、それが逆効果になってしまうこともあります。


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低温やけどの対処方法赤みの場合は?


赤みの症状のみが出ている場合は、軽度のものであることが多いです。

この場合もまずは流水で冷やします。軽度のやけどは、流水で冷やせばある程度よくなります。

冷やしたあとはガーゼ等で患部を保護しておくといいでしょう。

低温やけどは通常のやけどと比べて分かりにくいため、気づいた時点ですぐに対処してください。

とにかくまず冷やし、患部を清潔に保てるようにすること、早めに受診して適切な治療を受けることが大切です。

まとめ

低温やけどは、長時間熱源に触れることが原因ですので、熱源を工夫して使用する必要があります。

例えばカイロの場合、直接ではなく服の上から貼るのが基本です。

血流が悪くなるとよりやけどしやすくなるので、貼ってある部分が圧迫されないようにしてください。

このように意識して使用し、未然に低温やけどを防げるようにしていきましょう。

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