年に1度の誕生日!
子どもたちからしたら、クリスマスのほかにプレゼントが貰えるビッグイベント!
それに、いつもなら食べられないまあるい大きなケーキにカラフルなろうそくを立てて歌を歌い、きゃあぁぁおめでとーーう!!/
ふうううぅぅぅうう!!!
と吹き消すこの、ロウソクを吹き消す動作
「ふううぅぅう」
なぜ吹き消すのでしょう。
子どもに聞かれた時バシッっとかっこよく答えたいですよね!
ということでなぜ、誕生日のケーキにろうそくに灯を灯し吹き消す理由を紹介します!
誕生日ケーキにろうそくを立てる意味?
まず、「誕生日ケーキにろうそくを立てる」という風習は15世紀にドイツで行われていた「キンダーフェスト」という子どもたちの誕生日会から始まりました。
当時の人々は、悪霊は子どもの誕生日を狙ってやってくると考えられており、誕生日の子を守るため多くの人が集まり神に願いが届くようにとケーキの上のろうそくを1日中灯しました。
1日が終わるとそのケーキを夕食後に皆で分けて食べたようです。
つまり、元々は、子どもの誕生日に狙ってやってくる悪霊(厄介ごとや病気でしょうかね)から守るおまじないのようなものとしてケーキにろうそくを灯してその煙にお願い事をのせた。
ということでした。
その後18世紀になると誕生日ケーキとろうそくはお祝い事の象徴になり、19世紀にアメリカに伝わります。
1899年アメリカスタイルの年の数だけ色のついた小さなろうそくを立てるようになりました!
現在のよくみるケーキ屋さんでケーキを買うと付いてくる、小さくてカラフルなろうそくはアメリカ発祥なんですね!
誕生日ケーキのろうそくを吹き消す意味は?
ろうそくの火を吹き消す意味として「願いを込めながら吹き消すと願いが叶う」というアメリカスタイルから始まった風習から意味づけられているようです!
アメリカスタイルは現在のスタイルとなっていますが、私、個人の想像ですが元々、「ケーキにろうそくを」というのはもっともっと昔からあったように思います。
18世紀から始まったアメリカスタイルですと・・・
そうですね~日本語で言うところの「験担ぎ」といったところでしょうか。
それに歌の最後に吹き消すのが今の主流ですし、オチとして「吹き消す」というのが自然の流れで残った・・・・
また、伝えたドイツスタイルですと「1日中ろうそくを灯す」というのが慣わしでしたが
アメリカ人のイメージで(何度も言いますが個人の勝手な想像です)
「24時間ろうそくを燃やし続けるのかい!?
なんてこった!!待っていられないよ!!
ふううぅううう!!」
と簡略化したのでは・・・?
などいろいろ想像してしまいます笑
それに、海外では、お祝い事=ケーキにろうそくが一般的だそうです。
また、お願い事の際は男女に違いがあるようで、男性は「ゴルフでいい結果出せた」、「昇進した」
女性なら「彼氏ができますように」結婚・子どもなど家族にかかわる願いを込めて吹き消すんだそうです!
なんだかいいですね。
失恋したら
「もっといい男を捕まえられますように!!ふううぅうう!!」
叶いそうです。笑
このように、小さなお祝い事やお願い事でもろうそくの火を吹き消して皆でケーキを分け合って食べるのが一般的だそうです。
『海外は良く分からないけど
パーティーが多いからいいな~
楽しそうだな~』
と思っていましたが、きっと誰かのお祝いやお願い事なんですね!
誕生日ケーキにろうそくを立てる由来は!
はじまりは月の女神「アルテミス」へのお供えでした。
アルテミスの誕生日を祝うために古代ギリシャ人は円型(月を表す形)のハニーケーキを焼き祭壇にお供えしていました。
その際、月の光を表すためにケーキの上に細長いろうそくを立てて火をともしていました。
その煙が天上にいる神たちに人々の願いを届けてくれるという意味がありました。
「悪霊から守る」・「願いが叶う」というのはここから来ているんですね!
まとめ
ケーキが丸いのにもろうそくの煙にも意味があったなんて驚きですよね!!
それも願いが叶うおまじないだなんてなんだかロマンチック!!
それにしても面白いのはカタチは変わろうとも天は地上よりもはるか上のことを指しています。
願いを叶えるためとして「ろうそくを使う」ということが残っているが不思議ですよね。
ともあれ、お誕生日おめでとうございます。
素敵な1年を!
コメント