年が明けて気がつくともう立春がすぐそこです。
ということは節分です!!
豆まきの季節が近づいておりますね!
しかし子どもたちは、顔も赤や緑・青色をした大きな大人の鬼たちを見て、豆まきどころじゃない子供もいまますよね!
幼稚園で豆まきのイベントで怖い鬼としてトラウマにならないように。
まずは、豆まきをする由来や理由を、子どもに分かりやすく説明する
というところから、怖い鬼で幼稚園児を怖がらせないための説明と節分ネタをご紹介したいと思います!
豆まきの由来を子どもに分かりやすく説明
子どもたちへ豆まきの由来を説明するために、豆まきについて少し確認していきましょう!
といっても、
「そういえばなんで豆をまくんだ?」
と思いますよね。笑
そこで簡単に説明しますと・・・
昔、京都の鞍馬山から鬼がやってきて、たびたび都を荒らして住人達を困らせていました。
そこで七福神の中の一人、
毘沙門天(びしゃもんてん)という神様(仏教で北方を守る神様)が、「炒り豆で鬼を退治しなさい、お豆を鬼の目に投げつけるのだ!」とお告げしました。
すると、お告げ通り、鬼を炒り豆(大豆)で鬼退治ができた。
というお話がある中で
「お豆で 魔(鬼)の目に攻撃して 魔を滅する(魔滅=まめ)」
というダジャレ通ずるところがあり、語呂が良いとされているので、豆をまいて、魔の物を滅するというのが目的です。
ちなみに日本では「武神」として戦いにご利益がある神様として知られています。
語呂だけではなく毘沙門天様はほんとに戦いに強い神様なんですね。
そして、その言い伝えが現代にも続いているのが豆まきなのです。
つまり、もーーーっと簡単に言いますと、
バトルに強い神様が、
鬼が来て困ってる人たちに
「鬼に勝つためには豆を目にぶつけるのじゃ!」
とアドバイスしたら、ほんとに鬼に勝っちゃった
しかも
魔物の目に豆をぶつけたら魔が滅した
豆で魔、滅した・・・豆スゲー!!!
語呂もいい!!!
ということで豆が縁起いい武器となりまして、「これは続けて行こう!!」と今の豆まきの習慣が残りました。
ということです。
ここでちょっと豆知識。
なぜ炒り豆なの?
というところですが
魔 を倒すために使った豆から芽が出てしまってはなんだか縁起悪いですよね!笑
厄介ごとの芽が出ないように炒って芽が出ないようにするのがミソなのです!
豆だけに。
豆まきの由来を幼稚園で楽しませよう
幼稚園児に「豆まきは楽しかった」という思い出へさせるためのポイントとして由来を知っておく事は重要ですよね!
どのような行事でも目的を把握する事で楽しさはアップしますよね!
子供たちは「知ってる」が出てくるとすごく嬉しいんです。
それから、幼稚園で豆まきをして帰って来た時に、あることをすると子供たちは怖くて泣いてしまったとしても「成功した楽しい事」として覚えているんです!
そのある事とは、
「今日はどうだった?」
とその日のことをお話しすると思いますが、それだけではなく、
「それで?」
「どうなった?」
「◯◯だったから鬼を撃退できたんだね!!」
というように、続きを聞き出す、相打ちをしてあげると、子供たちは自分で考えて理由をつけて結果を口に出してる言うようになるんです!
すると、「成功した楽しかったこと」という思い出になるんです!
大人も意中の人から「へ~」「ふ~ん」「すごいね~」「そうなんだ」と、話を切られてしまってはなんだか寂しいですよね。
帰って来たお子さんの話をよく、聞いて褒めてあげてください!
豆まきの由来を簡単かつ怖がらせないために
節分にまく豆まきの由来では、「神様のお告げで 鬼 を退治することが出来た」とお話しました。
さて、鬼とは一体なんのか?
実際には存在しない仮想のモンスターですよね。
諸説はありますが、ひとつの説として、節分においての鬼は5色とされていて、鬼=人間の中の悪い心の具現化という説があります。
人間でしたら誰もが持っていますよね。
赤 欲望、貪欲
青 憎しみ、怒り
緑 怠惰、不健康
黒 愚痴、疑心
黄 我執、傲慢
これらの人間のありすぎてはならない欲求を年の最後、目に見える形に鬼として豆まきをして厄払いをするのです。
つまり、実は鬼はみんなの心の中の「悪い心」
悪い心を退治するために鬼に豆をぶつけて、退治するんだよ。
だから鬼を倒して強い心になろう!
ということですね。
ここで最後の豆知識
なぜ年の最後が2月なの?となりますよね。
日本の季節は、春夏秋冬で1年に4つの節目があります。
この季節を分けることを節分といい、それぞれ立春・立夏・立秋・立冬としています。
立春は昔で言うところのお正月です。
節分はその前日でつまり大晦日ということになります。
ですので、それにならって今でも年の最後の厄払いとして2月3日頃の節分に「節分豆まき」をするのです。
まとめ
自分の心には何色の鬼がいるのか・・・
年に一度、考える時間を大切にしましょう。
みんなの心の中の悪い心から出てきた鬼を退治して今年からはいい年にしましょうね!!
ということですね。
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