寝坊で遅刻!どうする?書き方から理由の付け方まで始末書マニュアルを紹介します。
どうしても朝がつらく2度寝してしまったり、次の日が出勤と分かっていてもつい夜更かししてしまったりして寝坊して遅刻が続いていまうことがありますよね。
なるべくそのようなことが無いようにはしたいのですが上司に寝坊にだなんて!
「始末書(反省文)を書いてきなさい」なんて言われてしまって困った場合の始末書マニュアルを作成したので参考にしてくださいね。
寝坊した遅刻の始末書や反省文の書き方
まず、上司は忙しいのにもかかわらず、『読む必要もない始末書をわざわざ読まなければならない』ということを頭に置き、時間をとらせないように「明確に反省を記し、簡潔に要点を突いた書き方」をしましょう。
もっとも大事なのは「言い訳がましくならないようにする」ということです。
多く言葉を使おうとして”余計な言い訳”を挟んでしまうと「この人物はは保身的で反省に気持ちがない」と上司の気分を害してしまいかねません。
構成として上記のことを踏まえて4つのポイントをおさえましょう。
●当時の遅刻の「内容」(今回は寝坊)
いつ、どの程度遅刻を繰り返したのか
●なぜ遅刻したのか「原因」
なぜ繰り返してしまうのか
●遅刻をしてどれ程「謝罪の気持ち」があるのか
上司だけでなく会社全体に謝罪する
●今後の「改善策」
繰り返さないための「改善策」と「誓い」
始末書は1度遅刻した程度では、あまり提出を求められません。
口頭で何度も注意をされているにもかかわらず注意・謝罪の繰り返しで改まらないという場合に求められますので、どれ程の期間に何回遅刻を繰り返したのかという客観的な内容を記すことも重要です。
寝坊を繰り返してしまう原因は主に生活習慣ですよね。
分かっていても「やめられないことの自主規制」をするというほどの誠意を見せましょう。
遅刻理由の書き方は寝坊と書く?
理由もなく寝坊を繰り返してしまった場合の例文を用意しました。
あくまでも、これは参考なのでできる限りこれをベースに自分の言葉で伝えましょう。
例文1
自己管理不足を解消する旨を伝える
平成〇〇年〇月〇日 〇〇部
部長/店長 (上司の氏名)殿
私は平成〇〇年〇月から約〇ヶ月間に渡り、自らの不注意で始業時間に遅刻を繰り返しました。
これは私の不注意が原因であり、弁明の余地はまったくございません。
社会人として恥ずべき行為と深く反省しております。
またこの結果、会社に対して多大なご迷惑を与えましたことを重ねてお詫び申しあげます。
今後は自己管理に努めるために早めのスケジュールを心がけ、二度とこのようなことのないよう仕事への姿勢を正し、信頼回復に向けて職務に邁進していく所存であります。
また全力で与えられた業務に励むことをお誓い申し上げます。
以上
例文2
謝罪の態度を明確に伝える
平成〇〇年〇月〇日 〇〇部
部長/店長 (上司の名前)殿
私こと、(自分の名前)は、平成〇〇年〇月〇日より本日に至るまで、計〇〇回にわたり正当な理由のない遅刻を繰り返し、会社、並びに職場の皆様に対して多大なるご迷惑をおかけいたしました。
これは、ひとえに社会人としての自覚と鍛錬・責任に欠けているとこに起因しており弁明の余地はございません。
こうした遅刻により業務に支障をきたすばかりか職場の士気を低下させ、後輩への模範ともならず、深く反省しております。
まことに申し訳なく、心から深くお詫び申し上げます。
今後は二度とこのようなことのないよう心がけますことをお誓い申し上げます。
なにとぞ寛大な措置を賜りますようお願い申し上げます。
以上
始末書に遅刻の書き方として寝坊という言葉は使う?
「書けばお許しが貰える」反省文と違い、始末書とは業務上でのミスや不始末などで会社全体に損害を負わせた場合、その経緯・謝罪・今後の対策を報告する文書です。
例えば、会社に金銭的な損害や会社のイメージを著しく損害した場合に始末書を求められます。
つまり、『人事評価やボーナス査定に影響が出るほど極めて重大な事態である』ということを肝に銘ずる必要があります。
今後のあなたの評価に直結すると言っても過言ではない重要な文書なのです。
書き方の方法としては、フォーマットか手書きになりますが、指定がない場合は手書きで書くのが良いでしょう。
ビジネスでは手書きで文書を作成する場合は縦書きで書くのがマナーですので縦に罫線が入ったものを選びましょう。
会社から指定がある場合は従います。
また、「寝坊」という言葉は使わずに「自己管理の不届きで」など硬い文面で構成しましょう。
まとめ
始末書を書く機会はないほうがいいのですが大事なのは反省して「改善していく」と言う気持ちです。
始末書とは反省を示すだけの文書ではなく、会社との「私は今後(良いほうへ)と変わりますので見ていてください」というお願いとお約束の文書だと思います。
未来の自分のためになるべく寝坊しないよう気をつけましょうね。
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