お世話になった会社の先輩が退職する際、手紙で感謝の気持ちを伝えることはとてもおすすめです。
もらった側も、在職中の思い出として大切にとっておくことでしょう。
しかし贈る相手は先輩なので、ビジネスマナーを守りつつ感謝の気持ちを伝えたいですね。
どのように書けば相手に喜んでもらえるか、また、手紙を書くうえでのタブーなどをご紹介いたします。
会社の先輩が退職するとき手紙で感謝の気持ちを伝えよう
感謝を伝える手紙なので、「ありがとうございます」などの感謝の言葉を入れるのはもちろん大事です。
しかし、ありきたりな言葉では心のこもった手紙とはいえません。
その先輩に教わったことや一緒に手掛けたプロジェクトなど、具体的なエピソードを盛り込むと思い出深い心のこもった手紙になります。
さらに、退職した後も会社で力を発揮してくれるだろうという自分への期待値も上がるでしょう。
また、退職する先輩に感謝の気持ちを述べる際に、注意しなくてはならないこともあります。
「ありがとうございます」や「お疲れ様でした」の言葉はOKなのですが、「御苦労様でした」は、上から目線になってしまうのでNGです。
相手の立場に立って文章を読み直してみることが、タブーの回避策になります。
退職した時にお礼の気持ちを手紙で伝えられた先輩方の感想
それでは実際に、退職する際、後輩から手紙をもらった先輩方の感想をご紹介いたします。
退職してから数年経ちましたが、その手紙を読むと、後輩と話したいろいろなことを思い出すのと同時に、自分の事を慕ってくれていたんだなと嬉しくなります。
また、こういった意見もあります。
しかし、退職するときに後輩からもらった手紙には、一緒に大きなプロジェクトを成し遂げたときのことと、頼れる先輩でしたという言葉が綴られており、先輩としての姿を見せることができていたんだなと大変嬉しく、自信を持つことができました。
いかがでしたでしょうか。
もらった側は、こんなにも嬉しいものなのです。
先輩とはいえ、一人の人間なので完璧でない部分はありますが、後輩からの手紙ひとつで自分に自信が持てるということが分かりましたね。
退職時にお礼を伝える手紙の例文
お世話になった先輩に手紙を書く意義がはっきりしモチベーションも上がったところで、いくつか例文を挙げて見ましょう。
書き出しは、「〇〇部でお世話になった●●と申します。このたびは~」という形が基本形になります。
そこから、具体的な指導内容や成果などを挙げていきます。
その際に、先輩の存在が自分にどのような影響を与えたか、先輩の姿を見て学んだことなどを書くと手紙としての特別感が湧いてきます。
例えば、
というように、先輩に憧れを抱いていることを伝えると、相手も嬉しく思うはずです。
まとめ
感謝の手紙は、先輩に喜ばれること間違いなしです。
さらに、その先輩との思い出や具体的なエピソードが綴られた手紙は特に喜ばれます。
先輩が自分にとってどのような存在であったか詳しく書くことが、心のこもった手紙を書くうえでのポイントとなります。
先輩から教わったことや出来事などを思い返しながら、温かい感謝の手紙を贈りましょう。
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