寒さが厳しくなると、気になり始めるのは子供の体調管理ですよね。
特に今年は新型ウイルスが流行していて子供用マスクはいつからさせる?と戸惑う間もなくマスクをさせたいところですよね。
子供も自分もマスクをしたいのに今年は店頭からマスクが消えました。
暖冬の影響で花粉の飛沫も例年より早いため子供にも手作りマスクを簡単に作って花粉やウィルスから口や鼻を守りたいですよね。
手作りマスクで新型ウィルスはもちろん、風邪やインフルエンザに罹患しないような対策を心がけたいものです。
子供用のマスクも優しい素材で手作りしてみませんか?
大人も子供用マスクも手作りで簡単なマスクの作り方を紹介します。
子供にマスクはいつから使える?
子供にマスクをいつからさせるか悩みませんか?
マスクが完全にウィルス予防に効果があると言われているわけではありませんがウィルスが大流行している場合は、口から入ってくるものを防ぐことができそうです。
すでに風邪に罹患してしまった時も咳エチケットとして、マスクが身近で重宝されるアイテムです。
市販の子供用マスクを見てみると、2歳から、3歳から、という表示を見かけます。
実際にも、早い子供で2歳をすぎればマスクをつけてくれる、という話もありますし、3歳くらいになれば、マスクをつけてくれる子供が多いようです。
1歳台の子供にとっては、なかなかマスクの意味も理解出来ないし、マスクをつける不快感に耐えきれず、すぐに外してしまう可能性が高いと思われます。
2歳過ぎたから、3歳になったからマスクがすぐにつけられるともいきません。
子供は初めてのものには、抵抗があったり、不安感がつのったり、拒否してしまうことも多々あります。
つけてもらうには、子供にとって一番の見本である、親が先につけてあげることも大切ですし、事前にしっかりとマスクの意味を説明してあげることも大切です。
子供の好きなキャラクターものも、市販のマスクにはありますので、それを子供に選んでもらうことも効果的でしょう。
そして、子供に合ったサイズのものを選び、耳が痛くなりにくいゴムを使用しているマスクを選んであげることも大切ですよね。
手作りマスクの作り方を簡単に、後半で紹介していますので参考にしてください。
市販の不織布マスクが子供の肌には固いので肌に優しい綿素材やガーゼ素材を使用した手作りマスクがおすすめです。
子供の好きな絵柄を一緒に選んで作れば、喜んでつけてくれるかもしれませんよ。
マスクを手作りして花粉もウイルス対策も
マスクの手作りで直接花や口から花粉やウイルスが入って来ない対策をしたいところです。
手作りマスクにも作り方が色々あり、最近では誰でも簡単に作れるように多くキットが販売されています。
以前は主流であった、ガーゼマスクやコットンマスクから、今では市販の不織布マスクがメジャーになっています。
手作りのガーゼマスクやコットンマスクなどのメリットは、肌に優しいガーゼ素材などを選べるということ、不織布より分厚いので、冬は特に暖かく、保湿効果も優れているということです。
さらに、自分や子供の顔にフィットする大きさを自分で決めて作れるので、カスタマイズしたマスクがつけられるということなどでしょう。
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花粉も不織布マスクよりは通しやすく、ガーゼマスクだと花粉が目詰まりしてくることもありますが、洗うことによって目詰まりが解消され、何度も使用できます。
何度も洗濯することで、ますます生地が柔らかくなり、お肌にも、地球にも優しくなります。
花粉対策のマスクにとって何よりも大切なことは、隙間から口や鼻の粘膜に侵入してくる花粉を減らすことにあります。
手作りのマスクにすることで、自分の顔にフィットした大きさや形を選べ、侵入できる隙間を減らすことが出来ます。
また、インフルエンザなどのウイルス対策を強化したい場合は、手作りマスクの口元側に小さなポケットを作り、市販の使い捨て抗菌シートを入れて、対策をすることも出来ます。
抗菌シートは使い捨てで、毎日交換出来るので、効果も持続し、清潔に使用できて良いかもしれませんね。
手作りのガーゼマスクにすることによって、市販の不織布マスクよりも使い捨てとはいかないですがより子供に合うのはどちらかを見極めて使い分けしましょう。
子供用マスクの手作り簡単な方法やおすすめ素材!
子供用のマスクを手作りで簡単に作成する方法とおすすめの素材や形、様々なマスクが紹介されていますよね。
その中でも、立体になっていて、顔にフィットし、且つ口元に空間が出来て呼吸しやすいもの、素材が肌に優しいもの、マスクの内側に抗菌シートを忍ばせられるポケットがついたものなどをピックアップしてご紹介したいと思います。
まず、立体のマスク。
こちらは、ニット生地という、Tシャツに使用されるような伸縮性のある生地を使うことで、肌触りもよく、より顔にフィットするマスクです。
ニット生地の立体マスク作り方
【材料】
- ニット生地:30cm x 30cm
- マスクゴム:25cm x 2本
- 市販の立体マスク(型紙用)
【作り方】
- 布の上に、市販のマスクを半分におった状態で乗せ、外側0.5cmの縫い代をとったところで線を書きます。耳ひも(ゴム)を通す部分は2ヶ所、プラス3cmの縫い代をとります。
- 同様にして、4枚分、市販のマスク(型紙)から布に線を引いて、切り取ります。
- マスクの中心になる部分を中表にして、まず2枚を縫い合わせます。
- ※中表に縫うとは、生地の表を内側にして縫い合わせることです。
- 同じようにもう1セット作ります。そして、2セットを縫い合わせる時に、邪魔にならないように、縫い代をアイロンで割ります(倒して平面にする)。
- 立体マスクなので、縫い合わせた部分はカーブしています。アイロンもかけにくいので、タオルを丸めてくぼみに入れておくと、アイロンがかけやすくなります。
- アイロンをかけた2セットを、また中表に合わせて上下を縫い、表に返します。
- 耳ひもをつける端の部分を三つ折りにして、マスクゴムを通し、縫えば完成。
こちらは、市販のマスクを型紙として使うので、子供用のサイズも簡単にわかり、作りやすいですよね。
また、表と裏に生地を2枚合わせるので、ダブルガーゼを使うと、分厚くなり、より息苦しくなってしまう可能性があるようなので、この場合は、伸縮性のあるニット生地が適しているようです。
次にご紹介するのは、柄の種類の多いコットン生地と、ガーゼ素材を使った定番のマスクです。
コットン生地・ガーゼ素材のマスクの作り方
【材料】 縦8.5cm x 横12cm用
- 薄めのコットン生地(表用)縫いしろ1cm含み縦:17cm x 横17cm
- Wガーゼ生地(裏用)縫いしろ1cm含み縦:17cm x 横11cm
- マスクゴム 25~30cm x 2本
【作り方】
- 生地を上記のサイズでカットします。
- コットン生地とWガーゼ生地を、中表にし、縦17cmをそろえて、縫い代1cmのところを縫います。
- 片方の端も横の長さは違いますが、縦17cmで合わせて縫い合わせます。
- 左右の縫い代の部分を、表生地(コットン生地)側へ倒してアイロンでおさえます。
- 縫い合わせていない上下の上から、裏返すように、表が見えるように、縦17cmの半分のところまでめくって折り返します。下も同様に半分のところまでめくります。
- 大体半分のところでめくれたら、型をつけるようにアイロンで上下に折り目をつけます。
- そのまま、表のコットン生地が見えるようにひっくり返し、表生地の左右が1.5cmくらいになるように、上下左右を綺麗にととのえて、アイロンをかけます。
- ゴム通し部分を縫います。ゴム通し部分が1.2~1.3cmとれるように縫い、そのまま四角く全周を縫います。ゴムを通せば完成です。
全周を縫わず、上の部分だけ一部あければ、市販の使い捨て抗菌フィルターを入れるポケット代わりになり、抗菌フィルターを毎日交換すれば、手作りのガーゼマスクでも、抗菌作用を高めることが出来ます。
マスクは使用する布や材料も少なく、縫う部分も少ないので、手縫いでも可能です。ミシンを持っていないという方、ミシンを出すのが億劫かな、という方にも気軽に手作りできます。
マスクの裏側に、また別にポケットを手縫いでつけて、抗菌・防臭フィルターを入れることも出来ます。
マスクゴムでも耳が痛くなる、という方は、耳にあたる部分のゴムに、ガーゼでカバーを取り付けることも、ゴムを使わずコットン生地などで布製のひもを取り付けることも出来ます。
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ご自分や、子供に合わせたマスクを作ることが出来るのは、手作りマスクの最大のメリットではないでしょうか。
まとめ
子供にマスクをいつからつけるかは親がつけたいと思った時かもしれません。
マスクを手作りすることで花粉やウイルスから口や鼻を守りましょう。
子供もマスクを手作りすることで簡単につけてくれるようになるかもしれません。
子供にマスクをつけてもらう為に、ママたちは様々な努力をされているようです。
市販のマスクで、子供が気に入ってつけてくれるものがあれば、それを使うも良いでしょう。
なかなか市販のマスクをつけてくれない、という子供には、子供の好みを一番知っているママが、特製のマスクを作ってあげれば、子供はきっと喜んでつけてくれると思います。
お肌にも、地球にも優しく、必要であれば、抗菌作用をプラスして、我が子にぴったりのマスクをカスタマイズしてみませんか?
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