仕事や不規則な生活リズムによるストレスでできやすい口内炎。
やっと治ったと思ったらまたできていませんか?
気になって食事も楽しめないし、会話するたびに鋭い痛みに襲われます。
なんとかしようと、野菜やサプリメントでビタミンを摂取してもなかなか治らないこともあります。
なぜ治らないのか、そもそもなぜ立て続けに口内炎ができてしまうのか、その原因をいくつかご紹介します。
口内炎ができやすい原因には共通点がある
口内炎ができやすい原因は、大きく分けると三つあります。
一つ目は、歯で口の中を噛んでしまったり、食事によって傷ができてしまったりし、そこから菌が入り繁殖し口内炎となる物理的な原因です。
二つ目は、ストレスです。
仕事や家庭、人間関係など、ストレスの原因は様々ですが、それにより免疫力が低下し口内炎ができます。
三つめは、食事の栄養バランスです。
忙しくて時間がないと、どうしてもバランスの取れた食事を摂ることが難しくなり、皮膚や粘膜を保護するビタミンB2や、皮膚や粘膜の健康維持のためのビタミンB6が不足しがちになり口内炎になってしまいます。
この三つの原因には共通点があります。
それは余裕のない生活環境です。
急いで食事をしていて口内を噛んでしまったり、気持ちに余裕がない時に山積みの仕事でストレスを感じたり、栄養のことまで考えている余裕もなく食事をしてしまったり。
例を挙げるときりがないですが、口内炎ができる原因は似たような環境にあります。
口内炎がまたすぐできる原因は?
口内を噛んでしまい口内炎ができる物理的な原因は気を付ければ大丈夫です。
しかし、仕事などで時間がない、またストレスにより口内炎ができる人は、自分では気を付けても解決が難しく、治ってもすぐできてしまいます。
また、睡眠不足も原因になります。
食事、睡眠、仕事など、自分やその周りの環境が大きく関わってきます。
自分ではどうすることもできない原因が生活環境の中に多いことが、口内炎が治ってもすぐできてしまう原因です。
口内炎は原因はストレス?ビタミンを摂るだけじゃダメ?
口内炎の原因は大きく分けて三つあり、三つのうち自分で気を付けても解消が難しい原因が一つ目の物理的な原因以外であることをご紹介しました。
どれか一つでも当てはまると口内炎になってしまう可能性が出てきます。
つまり、いくら良質なビタミンを摂っていても、社会や私生活でストレスが溜まれば口内炎になってしまうこともあります。
そして、逆にストレスの全くない生活をしていても、バランスの取れた栄養を摂取していなければ口内炎になってしまうこともあります。
口内炎にならないためには、ストレスを溜めない、ビタミンを摂取する、両方が成立しないといけません。
口内炎ができてしまった時は?
時間や気持ちに余裕のある生活をすれば口内炎は回避できます。
と言われても…と感じる方がほとんどですよね。
現代社会はまさにストレス社会と呼ばれており、四方八方からの圧力に耐えながら生きていかなければなりません。
少し大げさな表現になってしまいましたが、治らない口内炎に悩む方はきっとこのような思いで日々を過ごされているのではないでしょうか。
できてしまった口内炎は、できるだけ痛まないように、気にならないように対処するしかありません。
まず、菌が繁殖し口内炎がひどくなるのを防ぐために、イソジンなどの洗口剤を使ってうがいすることが大事です。
口腔内が清潔になった後に、市販の塗り薬やパッチを貼り患部を保護します。
パッチはダイレクトに口内炎を刺激から守ってくれて痛みが軽減するのでおすすめです。
一つの口内炎が治らず2週間以上続く場合は、口腔がんの疑いがあるため、歯科医院で診てもらいましょう。
まとめ
口内炎は、どんなに小さいものでも見た目のわりに痛く、厄介なものです。
大人になるといろいろな事情で自分の思い通りの生活を送ることが難しくなります。
とはいえ、普段から規則正しい生活リズムや食事を心掛けるようにしましょう。
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