秋田県大仙市大曲で行われる全国花火の良い観覧場所をゲットするためには何時頃から並ぶと、良い場所取りができるのか?
場所取りさえすれば無人でもいいのか?
近年、無料観覧席が廃止され桟敷席などの有料観覧席ではなくても、花火観覧会場内は完全有料化となりました。
初めて参戦する場合、大曲の花火は分からない事だらけですよね。
特に今年は大曲の花火の自由席観覧場所の入場方法やエリアの変更などがありますので紹介します。
大曲の花火の自由席が今年から有料自由観覧席に!
大曲の花火の打ち上げ場所は、大曲駅側から雄物川(おものがわ)見たその対岸で打ち上げられます。
雄物川の手前、打ち上げ場所の対岸(大曲駅側)となる、姫神橋から大曲花火大橋までの間の河川敷一帯が観覧場所となります。
およそ橋から橋まで2kmです。
その距離2kmともなる広い観覧場所の内、打ち上げ場所の正面には、有料で事前に観覧場所を確保出来る桟敷席(さじきせき)が設けられ、その両サイドが自由観覧エリアとなります。
数年前までは、この自由観覧エリアは無料だったのですが、2017年からは、環境整備協力金として1人につき1,000円必要になります。
大曲全国花火競技大会(通称:大曲の花火)は、全国の花火師たちの選りすぐりが集まります。
逆に言えば選りすぐりしか参加出来ない、日本最高峰の花火の美しさを競う大会で、最優秀賞に内閣総理大臣賞なども設けられるほど大きな花火競技大会です。
大曲の花火の開催会場となる大曲地区は、人口は4万人を満たしていません。
しかし、大曲花火競技大会の開催時には、全国各地からその素晴らしい花火競技大会を鑑賞しようと多い時には80万人も訪れます。
もはや混雑というより混乱です。
そのため安全の確保のために、早いところでは当日の2~3日前から交通規制がはじまり、他にも警備員の配置や簡易トイレの設置、花火大会終了後には地盤補修と多額の費用がかかります。
環境整備協力金は、大曲の花火を安全に催行して貰うためには必要です。
しかし、その協力金の支払方法は現地で自由観覧席に入る時に直接支払うことになります。
そのため、自由席を確保するためには、自由席を必要とする人が並んでいなければなりません。
もちろん無料の高校生以下でも並ばなければなりません。後から来る人の場所取りはできないということになります。
この有料となった自由観覧席の入場規制が発表されました。
自由観覧席は、観覧席エリアの開放時間は当日の朝9時半頃と決まっており、開放時間までは観覧席エリアの場所取りをするための入場待機場所というレーンが作られます。
場所取り用の場所取りエリアが必要になるほど混雑するということになります。
自由席のエリアは二つあり、花火打ち上げ場所に向かって左手(雄物川上流)の大曲花火大橋とイス席の間の河川敷エリア。
そして、向かって右側(雄物川下流)の姫神橋からイス席までの大曲河川敷サッカー場のあたりとなり、それぞれに入場待機場所(レーン)が設けられます。
大曲の花火は何時までなら自由席の場所取り可能?
大曲の花火の自由席だった自由観覧場所は有料となりましたが、有料とはいえ予約が出来ないので場所取りが必要となります。
大曲の花火大会当日に、自由席エリアへ入場するための待機場所(レーン)への入場が朝6時に開放と発表がありました。
ちなみに、去年の無料観覧の時は入場待機場所への入場開放時間(レーンに並べる時間)は前日の昼3時でした。
前方の中央よりの良い場所を確保しようと場所取りする方は、この昼3時よりも前からレーン開放付近でテントなどを張り、レーン開放を待ち構える人もいました。
遅くとも当日の自由席開放時間9時半頃には並んでおかなければ良い席は取れていません。
しかし、以前なら無料エリアということで、1人が場所取りをしておくことも可能でした。
1人が場所を取ってしまえば後からゆっくり家族や仲間が来ることができてましたので、今回の完全有料化でどのような待機者数になるかは検討がつきません。
この前年以前の例を参考にし、早く来ることができれば早いにこしたことはありません。
実際に観覧場所となる自由席(エリア内で、あらかじめ決められていない場所を取ることが出来る席)を先着順に取ることが出来るのが有料自由観覧席となります。
6時の入場待機場所開放時間よりも早く、そのどちらかの姫神橋よりか、大曲花火大橋よりかに到着している必要があります。
今年は特に、後から来る人のエリアの確保は禁止事項となっています。
さらには、一人当たりの観覧面積(広さ)は約1㎡と意外と狭いです。
しかし、区画割りをされているわけではありませんので、常識の範囲内でマナーをもって範囲をきめましょう。
有料の環境整備協力金の支払は入場の際に支払うことになり、実際の有料となった自由観覧場所への入場開放時間の午前9時半頃入場の際に支払う予定となっています。
自由席入場開放時間の9時半になっても、料金の徴収や受け渡しに時間がかかる可能性もあります。
(手惑わないよう人数分の1,000円札を準備しておくこともお忘れ無く)
朝6時から並んだとして、自由席エリアの確保が10時だとしても、ざっと4時間の行列です。
行列だけでも長丁場ですので、あらかじめ、かなりの気合いと根気と、軽くてコンパクトに畳んで携帯出来る折り畳み椅子などを準備しておくと本番までの疲れが違いますよ。
いくら並んでも、観覧スペースがなくなれば当然ですが入場制限がかかりますので、午前中には観覧スペースを確保しておきたいですね。
大曲の花火の場所取り時間と無人になれるのは?
何度もいいますが、大曲の花火の場所取りは、本当に通常の花火大会と考えると大変な目に遭います。
場所取りも、1人が並んで後からくる連れの代わりに並ぶなどは禁止事項のひとつになってしまいますので、1人で数人分(無人)の場所取りなどは無効になります。
いくら、高齢だろうと車椅子などを使用したハンディがある方でも優遇はされないので、場所取りの時点から一緒に見たい人と並ぶ必要が出てきます。
2019年からは、車いす席や、ベンチ席が新設されてこちらも予約販売となっています。
自由観覧席なら朝6時から入場待機場所のレーンが開放されており、先着順に午前9時半頃から入場出来ます。
その後入場し、自由観覧席の中でも中央よりに場所を確保したら、一人当たり約1㎡の場所をカラフルな分かりやすいシートなどで区切りましょう。
場所取り済みのスペースを、無人にすることは禁じられてはいませんが、やや危険な行為です。
とにかく広く、一度席から離れてしまうと分からなくなる場合もあり、マナー違反をする人も居るかも知れません。
ただし、有料観覧自由席ですので、お金を支払った後、いわゆる午前9時半以降のエリア確保以降は、基本的に無人にしても問題ありません。
テントやパラソルなど日射しを凌ぐ建て付けの物は禁止されています。
ですので、日傘や帽子などで日射しを凌ぎながら確保した場所を横取りされないようにしましょう。
隣合わせになった人などと仲良くなって隣接したグループ同士で交替で場所を確保しながら、屋台やお手洗いの下見などをするのは良くみます。
そうすれば、せっかく一緒に来たのに一緒に行動出来ないということもないので、大曲の花火会場全体や、大曲の街を楽しむことができますよ。
是非、昼花火から夜花火まで、大曲の花火をしっかり堪能してくださいね。
とはいえ、やはり大曲の花火は日本を代表する花火競技大会です。
時間に余裕が持てる桟敷席をゲットしておくことで時間的余裕がもてます。
桟敷席があれば、大曲の花火大会当日も、昼過ぎあたりまでは周辺観光を楽しんだあと昼花火ギリギリに会場入りしても余裕があります。
桟敷席の抽選に漏れた方も自由席観覧場所を見据えつつオークションサイトよりもチケット売買サイトなどをチェックしてみてくださいね。
直前までは、チケットを高値で売ろうとしていた人が、チケットを抱えたまま売れずに直前の2~3日前になると投げ売りを始めることもあるそうです。
そのため、それを狙うと思わぬ良席や、定価割れで桟敷席をゲットできる可能性もあるので最後まで諦めず、是非大曲の花火を堪能してくださいね。
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まとめ
やはり、歴史や花火の種類が堪能出来るのが大曲の花火です。
一度行くと他では満足出来なくなるほどのクォリティーの高さです。
渋滞や混雑はありますが、それを楽しむくらいの余裕を持って臨めば、必ずまた来たいと思える内容ですので体調や日程を整えて楽しんでくださいね。
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