日本を代表する三大花火大会の一つ、「大曲の花火」と呼ばれる大曲全国花火競技大会が夏の風物詩として、秋田県大仙市大曲で行われます。
毎年8月の最終土曜日に行われていますが、車で花火会場近くへまで行き大曲の花火を堪能する方の強い味方、それが日帰り入浴の出来る日帰り温泉です。
その、大曲周辺の日帰り入浴のできる日帰り温泉と秘湯やスーパー銭湯を紹介します。
大曲の花火で車中泊して混雑や渋滞を避けよう!
大曲の花火は、本当に腰を据えて臨まなければ大変なことになりますので、特に車で花火会場に向かう場合は、翌日ものんびりできるような計画と覚悟が必要です。
できる限り、並びたくない、渋滞にまきこまれたくない、でもしっかり最後まで大曲の花火を堪能したいといった場合は、花火会場近くで車中泊をおすすめします。
車中泊をする計画で、あらかじめ当日の早朝には駐車場を確保しておきたいものです。
駐車場は、花火会場に近いところから順番に車両の通行規制がかかっていきますので、花火大会当日以前に車両通行禁止区域や駐車禁止区域が敷かれます。
駐車場はここの辺りに決めようと思っていても、年々車両通行禁止区域が広がっていますので、事前にオフィシャルホームページで確認してくださいね。
全国花火競技大会「大曲の花火」オフィシャルサイト
観覧予定場所の近くの交通規制区画内にある駐車場を目指し、車両規制時刻の最速は打ち上げ場所に近いエリアなら8時までは通行出来ますので早めに行って駐車場を確保しましょう。
有料駐車場の料金は、どこもほぼ一律で3,000円が相場です。
車中泊にも便利な、水道や簡易トイレなどが設置されるところも多いので有料とはいえ、混雑や行列、渋滞などに巻き込まれたうえ、2~3時間しか滞在出来ないホテルに泊まるよりは楽ではないでしょうか。
エコノミーの飛行機の機中泊と比べると、車中泊は相当楽ではないかなというのが私の主観です。
打ち上げ場所近くの、自動車整備工場や建設会社の敷地を有料開放した駐車場などは意外と穴場になっていますのでおすすめです。
民間の駐車場は、料金はどこもほぼ均一で、当日の朝から翌日の朝まで約3,000円で駐車することが可能です。
そこに車を駐車し、花火会場の場所取りから屋台を満喫、そこから昼花火、夜花火まで堪能した後は観覧会場から混雑を避けて、ゆっくりと車に帰りましょう。
団体のツアーで来ている方々は、大曲の花火のメインともなっている大会提供花火が始まる8:45頃から早々に席を立って帰って行くので午後9時頃から会場はざわついてきます。
その後、大会提供花火の終了から打ち留めまでの間でも帰路につく観客が多いのですポイントです。
ここものんびり構えて、混雑に紛れないようにゆったり帰っていると、閉店し始めた屋台のディスカウント合戦が始まることもあるので、お夜食もゲットできるかもしれません。
秋田大曲での入浴できる早朝から営業する施設!
秋田県大仙市にある日帰り温泉は?
大曲の花火を満喫し、渋滞も人混みも逃れて、車中泊をした翌日に早朝から営業している日帰り入浴可能な温泉施設を紹介します。
花火の灰や、汗、疲れなどを流せるスーパー銭湯のような日帰り温泉で、大曲の花火会場から近い秋田県大仙市内で日帰り入浴ができる温泉は3箇所あります。
営業開始時間が早いのは、朝7時から営業の「棚の湯」、次いで朝9時からの営業で大曲駅周辺から車で国道13号線を15分ほどでアクセスできる「かみおか温泉 嶽の湯」。
花火会場から車で5分と、最も近いところにあるのですが、営業開始時間が遅いのが残念な「スパ西遊喜(さいゆうき)」です。
史跡の里交流プラザ 柵の湯(さくのゆ)
「史跡の里交流プラザ 柵の湯(さくのゆ)」までのアクセスは、大曲駅から車で県道50号線を横手方面に向かい(途中左折)約15分。
日帰り入浴可能時間
午前7時~午後9時まで(午後8時受付終了)
入湯料
大浴場/大人400円・小学生200円
特別浴室/大人600円・小学生300円
(土日祝日のみ利用可)
特別浴室は予約制で、人目を気にせず家族だけで温泉を堪能出来ます。
タオルの貸し出し
有り
※ただし花火競技大会当日に貸し出し終わる場合が多く、翌日には貸し出し用のタオルが無くなることが多いので持参した方が良いです。
通常の大浴場以外にも岩風呂の露天風呂、サウナなども完備していて、休憩所も無料で午後3時まで利用することが可能です。
史跡の里交流プラザ 柵の湯
〒014-0112
秋田県大仙市板見内一ツ森149
0187-69-3311
史跡の里交流プラザ 柵の湯
かみおか温泉 嶽の湯(だけのゆ)
「かみおか温泉 嶽の湯(だけのゆ)」は、大曲駅から車で国道13号線を秋田市街方面へ、玉川の橋を越えて羽州街道(県道30号線)を進み約15分。
日帰り温泉入浴時間
9:00~21:00
入浴料
大人400円・小人200円
タオル貸し出し
有り/200円
(バスタオル・フェイスタオルのセット)
大広間の利用料金
大人200円(小人100円)
かみおか温泉 嶽の湯
〒019-1701
秋田県大仙市神宮寺下川原前開86-1
0187-87-1700
かみおか温泉 嶽の湯
スパ西遊喜(さいゆうき)
「スパ西遊喜」は、花火大会会場から105号線を車で5分です。
日帰り温泉可能な入浴時間
11:00~(花火競技大会翌日のみ)
通常日帰り入浴可能時間
5:00~24:00
休館日
4月4,5日、10月3,4日、花火大会競技会当日
入館料
大人500円・小学生以下300円・3歳児以下無料
タオルの貸し出し
有り/100円
大広間利用料金
無料
スパ西遊喜
〒014-0072
秋田県大仙市大曲西根鳥居215番地9
0187-68-2639
スパ西遊喜
秋田大曲から日帰り温泉で秘湯を満喫するなら!
大曲の花火会場から少し足を伸ばして秘湯と呼ばれる温泉へも寄ってみましょう。
秋田県大仙市おすすめの秘湯は、強首温泉の樅峰苑です。
足を伸ばすといっても車で30分ほどです。
大曲駅からのアクセスは、車で秋田市街へ向かって約30分、大曲ICの秋田方面に向かって次の西仙北ICそば、強首(こわくび)にあります。
強首温泉(こわくびおんせん)
強首温泉(こわくびおんせん)
強首 樅峰苑(しょうほうえん)
〒019-2335
秋田県大仙市強首字強首268
0187-72-2116
日帰り入浴時間
11:00~15:00
日帰り入浴料金
中学生以上600円・小学生300円・幼児200円
強首温泉樅峰苑は源泉かけ流しの秘湯、泉質は塩分が強めで色もオレンジ色をしています。
さらに、樅峰苑の建物は、豪農小山田家が大正6年の竣工当時のまま現存されており登録有形文化財にも指定されています。
こちらの秘湯では、強首名物である雄物川の川蟹(川がに)を使った川がに定食2,200円(税込み)や、鮎の塩焼きなどの四季折々の郷土料理が楽しめることも味わいのひとつです。
強首温泉の基本情報や周辺地図は、【楽天たびノート】から
観覧席の確保はやっぱり桟敷席!
>>桟敷席の広さや自由観覧席はどんな感じ?
大曲の花火当日に今から宿泊予約できる?
>>キャンセル待ちやホテルの予約っていつから?
秋田駅前周辺で秋田を満喫するには?
>>秋田駅前でお土産も観光も済ませちゃおう
やっぱり新幹線で行こうと思う方は!
>>臨時便が増発「こまち」や臨時列車を利用しよう
まとめ
せっかく楽しんだ日本一の大曲の花火を堪能した後は、秋田の温泉や秘湯で疲れを癒やして帰りたいですね。
大曲の花火競技会当日に、交通規制がかかる駐車場は意外と空いていることが多いので、駐車場はしっかり確保して翌日の温泉まで車中泊で充電してくださいね。
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