潮干狩りに絶好の季節となってきました。
初めての潮干狩り、最適な時期や準備するものって漠然としか分からなかったりしますよね。
潮干狩りに行く計画を立てる際に準備することや、必要な道具や持ち物、服装、子供を連れて行く場合の注意点などを紹介します。
潮干狩りの道具や準備する物
初めて子供を連れて、潮干狩りに行こうと思っても、何から準備していいか慣れていないと迷うものです。
現地について困らないよう、楽しい潮干狩りにするために、事前に計画を立てて準備万端にしておきましょう。
潮干狩りの最適な時期は、4月から6月くらいが目安です。
この潮干狩りに適した時期は、干潮の時刻が日中にあたり、さらに潮の引きが大きい干潮と満潮の差が大きい時期だと貝も良く捕れます。
道具よりも先に、一番に準備と確認しておきたいのは干潮の時刻です。
行かれる場所によって違うので、あらかじめ計画している場所の潮干狩りカレンダーなどで、日程や時間を確認しておくことが重要です。
日中で、潮干狩りの可能な時刻に干潮が当たらなければ元も子もありません。
最適な日は、干潮の時刻から前後2時間くらいが潮干狩りが出来ますが、毎日ではありませんので必ず事前に確認してくださいね。
なかには、貝を撒いて有料で潮干狩り体験ができるような場所もありますので、この限りではありません。
潮干狩り場として、開場期間などの定めがあれば問題ありませんが、穴場スポット的なところになると、水産物植物の採捕にはさまざまな規則(ルール)があります。
取り締まりの対象になることがあるので、その潮干狩りに行かれる漁協や海上保安庁の潮干狩りカレンダーHPを確認してくださいね。
次に準備する道具については以下の通りです。
・熊手
・ふた付きバケツや網
・軍手
・ゴム手袋
・長靴(マリンブーツ)
・クーラーボックス
・ペットボトル
・保冷剤
・簡易折り畳み椅子
などですが、どんな風に必要になるか次項で説明いたしますね。
潮干狩りの道具おすすめグッズ
まずは、潮干狩りの現地について必要になるのは貝を掘る道具ですよね?
それが熊手(くまで)になります。
通常の熊手はこちらです。
鋤簾(じょれん)
熊手に網がついたものでかき寄せやすく、長さもある方が使いやすいです。
こちらの鋤簾(ジョレン)と呼ばれる熊手は、ものすごく貝が獲れるので本気の潮干狩りにはもってこいです。
ただし、潮干狩りの場所によっては鋤簾禁止の場合があったり、熊手でも長さの規制があったりするので、行き先の潮干狩り場へ確認してから準備をしてくださいね。
足元の長靴(マリンブーツ)も大切です。
ビーチサンダルなどで潮干狩りに立ち向かうのは危険です。
足の裏には体重がかかるため、砂の中に足がサンダルごとめり込んでいく恐れがありますので避けた方が良いです。
潮干狩りの時だけでなく、砂浜には割れた貝殻がたくさんありますので、足の裏に砂や貝殻が入るとケガをしてしまいます。
そのうえ、柔らかい地面に埋まった足を引く抜くたび、足の裏とサンダルが離れるため、かかとだけが砂の中に残り、歩くたびに重いサンダルを引き抜く格好になります。
これが意外と労力を使いますし、サンダルの耐久性を考えると壊れかねません。
長靴も潮干狩りにはオススメ出来ません。潮があまり引かない日や時間帯によっては、長靴より深みに入ってしまうこともあります。
長靴の中に泥や砂、水が入ってしまうと辛いですし、何より長時間深く柔らかい砂の中を歩くことを考えるとカポカポした長靴では疲れてしまいます。
せっかくですので、マリンブーツなど足にフィットしたものを購入しておくのがおすすめです。
最近ではホームセンターなどでも売っているので手軽に買えますしね。
子供は、磯遊び程度になると思うので、もう捨てても良いような使い古した運動靴などで深みにだけ気を付けて遊びましょう。
軍手(ぐんて)
素手で行くのは危険です。貝を掘るときには必ずといっていいほど手を切ってしまいます。
最低でも軍手は必要で、できれば農作業のときに使うような肘まである手袋などがおすすめです。
手首以上に深く掘ることもあると思いますし、何より日焼け防止にもなります。
割れた貝殻から手も足も守ることが大事です。
他には、小さなパイプ椅子のようなものがあると便利で、腰をかがめて貝掘りをするのに休憩する時にもってこいです。
数十分でも腰をかがめる作業というのは辛い物で、また後からその辛さがきたりしますので前もって防御しておかなくてはなりません。
潮干狩りの貝掘りの作業を侮ってはだめですよ^^;
2~3時間の潮干狩りとはいえ、同じ格好で下を向いて貝を掘るには相当腰に負担がかかります。
とはいえ、時間が限られているのでついつい夢中になってしまうものですので、あらかじめ休めるものを用意しておくのが賢明です。
人数分のミニパイプ椅子などを100円均一ショップなどでそろえておくとなお良いですよ。
ペットボトル
行きのペットボトルには真水を入れて行きましょう。帰る際の手足を洗い流すときに便利です。
その時、空になったペットボトルで海水を汲み、クーラーボックスやバケツなどに入れることができるので2リットルなどの大きな物が便利です。
クーラーボックス
クーラーボックスは獲れた貝を網から入れ替えて持ち帰るために用意します。バケツでも大丈夫です。
貝と海水を入れたあと、貝は暗いところを好むため新聞紙などをかぶせて帰るまで休ませてあげると新鮮でいてくれます。
潮干狩りで子供の道具や持ち物のおすすめ
子供も潮干狩りや磯遊びに疲れた時や、持ち帰りたい海の生物が現れた時に威力を発揮するのが座れるバケツです。
バケツに捕獲した海の生物を入れることも出来るうえ、疲れたら座れるので優秀です。
他に子供の道具で便利なものとして熊手があります。子供が使うには持ち手のグリップが木でない方が持ちやすいです。
子供が使う熊手はグリップが短く、木のグリップよりも握りやすいのでヤドカリやカニなども逃しません。
潮干狩りで一番気を付けたいのは、足元ではなく頭上から来る紫外線です。
4月~5月は特に意識できないのですが、真夏と同じくらいの紫外線量が降り注がれています。
さらには、潮干狩りは海面からの反射もありわずかな時間でも日焼けしやすいので十分な注意が必要なのです。
頭上と地面(海面)、両方からの紫外線カットに備える必要がありますが、まずはツバの広い麦わら帽子などの潮干狩りスタイルをおすすめします。
そして、下を向くことが多い潮干狩りなので首の後ろのケアが大事です。
日やけ止めを塗っていても、その上からタオルを巻くなり、薄手のパーカーなどで後ろの首も保護することも忘れないで下さいね。
朝、日やけ止めを塗っていったとしても、意外と汗や水で流れ落ちるので何度も塗り直さなければなりませんが、しっかりと予防してくださいね。
特に子供は、地面(海面)から近いこともあるので念入りに紫外線対策はしてあげましょう。
潮干狩りの時期は、まだまだ肌寒いと思っていたり、日射しがなく曇っていたりするからと安心しないでくださいね。
太陽が出ていない時でも、紫外線量は真夏同様、それ以上に降り注いでいますので、できる限り肌を露出せず守るようにしてください。
なかなか日陰がないのが潮干狩りの特徴でもありますので、無理をせず、十分に水分を持参して喉が渇いていなくても水分補給をさせ脱水症状にならないように気を付けてくださいね。
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まとめ
潮干狩りは、初夏に楽しむ磯遊びを兼ねた、遊びながら貝掘りをするという普段出来ない行為です。
親子で楽しんで家族のイベントに出来るよう、大漁であろうと少しの結果であろうと、毎年楽しみになる家族のイベントになるといいですね。
大漁になることを願っています。
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