暑中見舞いっていつもタイミングが分からず、貰ってはじめて、あぁそんな時期かと思うことが多くありませんか?
今年こそはこちらから出そうと思いつつ年賀状のような分かりやすい節目がないため、ついつい忘れてしまいませんか?
お返事となってしまう暑中見舞いや残暑見舞いですが今年こそはこちらから送りたい!
暑中見舞いを出す時期、いつからいつまでが暑中見舞いで、残暑見舞いに変わる時期を分かりやすくまとめました。
暑中見舞いの時期はいつから出す?
暑中見舞いを送り始める時期は、実は諸説あるんです。
暑中見舞いの時期は大きく分けて3通り
・梅雨明けから立秋(りっしゅう)まで。
・暦でいう二十四節気の「小暑(しょうしょ):7月7日頃」から「大暑(たいしょ):7月23日頃」の期間。
・いわゆる「立秋(りっしゅう):8月7日頃」の前日までの1ヶ月の期間を暑中と呼ぶため、この1ヶ月間。
他には、
・夏の土用(7月19日頃)から立秋(りっしゅう)までと言われています。
暑中見舞いを出す時期の目安にしよう!
土用とは、立春、立夏、立秋、立冬前の18日間(または19日間)のことで季節の変わり目に土用がありますが、特に夏の土用は梅雨明けに重なり、高温多湿な日本では重要視されてきました。
それが夏の土用(7月19日頃)です。
実際にも暑くなってきている時期でもありますよね。
それにくらべ、小暑(7月7日頃)では梅雨明けもしていない場合もあります。
この時期に暑中見舞い?と違和感があるかもしれないですが小暑を過ぎれば暑中見舞いを出してもマナー違反にはなりません。
いずれにしても、暑中見舞いや残暑見舞いは、相手に対する「厳しい夏の暑さの安否伺い」であるため、いつから出すのが正解というものではありません。
正解があったとしても、これに限らず梅雨が明けなくとも猛暑になれば早めにお見舞いする。
というようにすればよいのではないかと思います。
その際、「今年は梅雨が明ける前に猛暑となりましたが・・・」など、その年に合ったことを書き添えましょう。
そうすれば、マナーに違反している!礼儀がなっていない!などとはならないでしょう。
ですから、暑中見舞いの出しはじめの時期はあくまで目安にしてくださいね。
そもそも3通りの諸説があるわけですから。
暑中見舞いから残暑見舞いにいつ変わる?
暑中見舞いを出し始める時期は諸説ありましたが、残暑見舞いは、「立秋(りっしゅう):8月7日頃」を過ぎると暦の上では秋になるため、暑中見舞いから残暑見舞いに変わります。
これは、揺るぎないことです。
ここは気を付けて送るようにしましょうね。
その残暑見舞いはいつまでに送るべきかというと、8月中、8月31日までに送るのが通例となっています。
実際は9月でもまだまだ暑い残暑が続きますが残暑見舞いを送る時期は8月いっぱい8月31日までに送る相手側に届くように送りましょう。
まとめ
以上、暑中見舞いと残暑見舞いを送る時期をまとめてみましたが、二十四節気や土用などは年によって変動しますので暦で確認してみてくださいね。
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