岡山のパワースポットとして名高い吉備津神社。
国宝の本殿と回廊は見る価値ありです。
岡山駅で、電車の乗り換え時間の
空き時間が、3時間弱持て余したなら
是非行ってみてほしいスポットです。
JR岡山駅からJR1本で行ける
アクセス方法と概ねの所要時間、
吉備津神社の紫陽花の見所を紹介します。
岡山駅から吉備津神社へは電車で乗り継ぎ徒歩圏内!
歴史ある吉備津神社は、JR岡山駅から
吉備津神社の最寄り駅であるJR吉備津駅まで約18分。
JR吉備津駅から徒歩で約3分もすれば鳥居が見えてきます。
美しい松並木に誘われるまま
表参道の入り口までゆっくり歩いても駅から10分ほどと
アクセスがしやすいのも嬉しいところ。
岡山県岡山市にあり、古来より人体山とされる
吉備中山の北西麓に鎮座する吉備津神社は、
桃太郎伝説のルーツと親しまれています。
その吉備津神社方面へ向かう電車は
JR吉備線は、最近ではJR桃太郎線と名付けられています。
吉備津神社に行くには、
JR吉備線(JR桃太郎線)総社行き、又は
JR吉備線(JR桃太郎線)備中高松行き
に乗車します。
JR吉備線に乗り、4つめの駅
JR吉備津駅で下車します。
所要時間は行きは約18分、帰りは約16分。
料金は210円です。
吉備津駅の次が備中高松駅となりますので、
どちら行きに乗車しても大丈夫です。
(途中の備中高松駅止まりか終点の総社駅止まりの違いです。)
本数があまりなく
1時間に2本ほどしか走っていないため、
こちらの時刻表でNAVITIMEで
岡山~吉備津を検索して時刻を確認してみてくださいね。
NAVITIMEの中の「帰り道を検索」というボタンを押せば、吉備津駅から岡山駅の時刻表に変わりますので、参詣する前に、帰りの時間を確認しておくのをおすすめします。
岡山の吉備津神社の回廊は圧巻の直線歩廊!
参道の立派な松並木を抜けると
手水舎の横に見所の矢置岩があります。
御祭神の吉備津彦命(きびつひこのみこと)は、
第10代崇神天皇の御代に、将軍に選ばれ吉備国に来て、人々が恐れていた温羅(うら)と呼ばれた、鬼(賊徒)を矢で退治し、平和と秩序をもたらしたといわれています。
その際、吉備津彦命が、温羅(うら)という鬼(賊徒)との戦いに使用するため、矢を置いていた場所がこの矢置岩です。
そのまま石畳を進むと、
岡山県の重要文化財に指定されている、きれいな朱色の随神門をくぐり見上げると拝殿が見えてきます。
拝殿の正面の扁額には【平賊安民】と書かれていて、
それは「賊を平定し、民を安らかにする」という意味があるそうで、この吉備津神社の歴史を物語っています。
日本屈指の巨大さを誇る、
吉備津神社の国宝の本殿は拝殿の左手にあります。
拝殿と本殿が隣接しているのは
珍しくどちらも国宝となっています。
神社建築の傑作といわれる吉備国に行幸した、仁徳天皇が吉備津彦命をたたえて社殿を創設したと伝えられています。
その本殿は、比翼入母屋造(ひよくいりもやづくり)様式。
吉備津神社でしか見られない特殊なもので、吉備津作りと呼ばれる所以でもあり、うっとりするほどの美しさです。
そして、再び拝殿に戻り、北随神門の逆に進むと、そこから岡山の重要文化財となる圧巻の回廊が開けます。
直線の歩廊は、高低差のある自然の地形をそのままに建てられ、その長さは全長約380m。
途中に現存する南随神門は、最古の建造物となる延文2年(1357年)に再建され、国の重要文化財に指定されています。
吉備津神社は紫陽花が見頃の初夏がおすすめ
回廊から岩山宮や、本宮社といった摂社
えびす宮、祖霊社などの末社へとつながります。
回廊そのものだけでなく、
見所満載な回廊ですが、初夏は紫陽花が有名です。
回廊の途中を左に曲がると「岩山宮」があります。
そこは、緩い階段になったキツい坂があり、
6月下旬に見頃の紫陽花が咲いています。
とてもきれいな絶景ですので、是非寄ってくださいね。
あじさい園には、約1,500株の紫陽花があり、
そこへ行くまでの紫陽花と合わせると約2,000株にもなり、6月下旬頃は、吉備津神社の紫陽花が咲き誇り岡山でも紫陽花で有名です。
春には、梅林の梅が咲き
椿や桜、牡丹にツツジなどが境内を彩りますよ。
秋には、本殿横の広場にそびえ立つ
樹齢600年以上の大銀杏(おおいちょう)の壮大な紅葉と
それが落葉となると黄金色の絨毯となります。
四季折々、本当に素敵なのでおすすめです。
一年中、彩り鮮やかな吉備津神社、
いつ行っても見所あふれるパワースポットです。
吉備津神社の口コミや周辺地図はこちらの
>>楽天たびノートをご参照くださいね。
まとめ
岡山駅で、他の電車への乗り換えまでに
3時間もあれば、電車1本で行って帰って来られる国宝の吉備津神社です。
是非、桃太郎のルーツである岡山のパワースポットに
寄って帰ってくださいね。
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