お正月などに神社へ初詣に行くと、お守りを買ったりおみくじを引いたり。
お願い事をする為に絵馬を書くこともありますよね。
恋愛も仕事も!とお願いしたい事があるけど、絵馬には1つしかお願い事は書いてはいけないのか?
書き方って決まっているのかなど、ふと疑問に思ってしまう事はありませんか?
今回は、そんな絵馬に関する素朴な疑問に答えていきたいと思います。
神社で願い事が2つある時はどうすればいい?
お賽銭を入れて二礼二拍手一礼。
神社では、しっかりとした作法がありますが、お願い事って一度に何個もしていいの?
そう思ったら何だか心配になってきますよね。
基本的に、参拝とは神様への感謝を伝える事が目的です。
毎年参拝する神社であれば、今年も無事にここへ来ることができましたと神様に感謝し、自身の近況や今年の抱負を心の中で唱えます。
お願い事は、自分の事よりも身内や周りの方に関する事のほうが叶いやすいなどとも言われますが、自分の事をお願いしても問題ありません。
何よりもまず神様への感謝の気持ちを忘れない事が大事です。
始めて行く神社では、自分の名前や生年月日、住所を唱えてから神様に感謝しつつお願い事をしましょう。
混みあっている拝殿の前に長時間居座るのは他の参拝客に迷惑です。
なるべく手短に済ませましょう。
欲張っていくつもお願い事をするのは良くありません。
参拝が済んだら、なるべく寄り道せずに帰宅する方がいいのですが、その理由は、いただいた福を落としてしまうからといういわれがあります。
絵馬に願い事を2つ書くのはいいの?
本来、絵馬は奉納するもので、その絵馬をお金を支払って受け取ります。
昔は大事な馬を奉納していたことから、今は代わりに馬の絵が描かれた絵馬を奉納します。
最近では、馬の絵ではなく、干支やキャラクターも多いですよね。
私見ですが、大事な馬を奉納していたことを考えると、1つのお願い事に対して1つの絵馬が良いと思っています。
ただ、一般的には2つ書いても良しとされています。
絵馬に書く願い事はなるべく1つに絞った方が良いですが、どうしても1つの絵馬に2つ書きたいのであれば簡潔に読みやすく書きましょう。
あまりにも願い事が多すぎて神様が読めないほど小さな字で絵馬いっぱいに書いたり、人の不幸を願ったりするような内容でなければ大丈夫です。
この絵馬を神様に読んでいただきたい、願いが叶うようにお力添えをお願いしますという気持ちで書きましょう。
絵馬の願い事の書き方
絵馬には裏表があります。
絵が書いてある方が表で、書いていない方が裏です。
表には既に書いてある場合を除いて、必ず【奉納】と書きましょう。
お願い事は裏面に書きす。
お願い事を書く時は、油性の黒いペンが良いでしょう。
鉛筆や水性ペンでは雨で流れてしまい縁起も悪く神様も読めなくなってしまいます。
ペンは神社で用意されている事も多いので、それを利用するといいですね。
しかし混んでいると中々ペンにたどり着けない、インクが出ない等のトラブルもあるかもしれませんので、持参していくとスムーズに書く事ができます。
書き方としては、縦書きで感謝の言葉、お願い事、誓いの順が望ましく、最後に住所、氏名、生年月日を書きます。
しかし最近は個人情報漏洩を防ぐために氏名は明記せず、イニシャルやニックネームにしたり、住所は番地まで書かなくなりました。
個人情報保護シールを置いてある神社もあるそうですよ。
お願い事を書く時は「○○できますように」や「○○になれますように」などとしましょう。
解り易く明確に、神様が読む事を前提とし、心を込めて念じながら神様に感謝しつつ丁寧に思いを込めて書いてください。
願い事が2つある場合は、様々な意見がありますがジャンルの違う願い事は分けた方が良いとも言われています。
しかし1つの絵馬に絶対お願い事は1つだけ!と決められている訳ではありません。
どうしても1つの絵馬に書きたいのなら簡潔に読みやすく四字熟語で書く事をおすすめします。(恋愛成就・金運上昇など)
書き終わったら、絵馬かけ所に絵馬をかけて奉納します。
まとめ
神社でのマナーやルールは数多くあります。しかし正解がないのも事実です。
大切なのは、神様に感謝する気持ちではないでしょうか。
都合の良い時だけ信じたり神頼みしたりするのでは無く、普段の行いも神様は見ていると肝に銘じながら生活しましょう。
そして神様に願いを丸投げするのではなく、願いを叶えるための努力が必要です。
そうすれば、きっと道は開けますよ。
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