中学・高校でフルートを吹いていたけど、学校の楽器を借りていた人も多いと思います。
大学や社会人になってからも続けたいけど、楽器を持っていないから始められないし、お金がないから新品の楽器も買えない。
そんな人は中古品のフルートを購入してみませんか。
中古品のフルートの選び方から注意点までご紹介します。
フルートの中古品の選び方
新品・中古に限らずフルートを買うときに決めるポイントをご紹介します
1.予算を決める:
安価なものから高価なものまで値段の差は大きいです。
2.材質を決める:
予算によってある程度限られてきますが、洋白銀・銀・金・プラチナなどがあります。
3.必ず試奏をする:
自分で試奏ができない場合は先生などにアドバイスをもらいます。
この他にもインラインにするかオフセットにするか、リングキーにするか、Eメカをつけるか・・・など決めることはたくさんあります。
中古品を買う場合、決められた楽器の中から探さなければいけないのでこの条件はかなり厳しくなることでしょう。
中でも、試奏をすることは何よりも大切です、値段が高い=良いフルートではありません。
自分の好みの音が出せる吹きやすい楽器を選びましょう。
そのために中古品は楽器店で買うことをおすすめします。
ネットでは手にとって楽器の状態を見ることができません。
専門知識を持った楽器店で相談すればいくつかのフルートを選んでもらえるでしょう。
また、中古品はタイミングです。
何度かお店に通っていると良い楽器にめぐり合うこともあるので急がずあせらずじっくりと探しましょう。
フルートの中古の相場は?
新品と同様、安価なものから高価なものまでピンからキリまであります。
後々新品を買うまでの楽器という前提であえて値段をあげるなら10万円前後がよいでしょう。
中古の場合は新品を買う価格で1ランク~2ランク上のフルートが買えることもあります。
中古だから安いもので良いといってもメンテナンスが必要になって結局予算オーバーになる事もあるので注意が必要です。
フルートの中古購入で注意すべきこと5つ
1.自分の希望をはっきりさせる
楽器を買う前にこれだけはやっておきましょう。
予算・材質・希望メーカー・オプションやどんな音色を出したいかなどです。
安ければなんでも・・・と考えていると本当に安いだけの楽器を手にしてしまうかもしれません。
これだけは譲れないポイントがあれば希望も伝えやすいですし、楽器も選びやすいですね。
2.楽器店で購入する
なるべく大きな楽器店が良いでしょう。
できればフルート専門のサロンがあるお店かフルート専門の店員さんがいるお店がおすすめです。
予算や希望の材質やメーカーなどをきちんと伝えればアドバイスをしてもらえますし、多くの在庫の中から選定してもらうことができます。
3.試奏をする
中古の場合は必ず試奏をしましょう。
同じメーカーの同機種でも前に使っていた人のクセが付いていたり、音の鳴りも変わってきます。
高い楽器だから吹きやすいというわけでもないので自分で吹いてみるのは大切です。
また、試奏してもよくわからない場合はフルートのことをよくしっている先生やお店の人、友人などにアドバイスをもらいましょう。
4.メンテナンス状態を確認する
欲しい楽器が安く手に入りそうでもちょっと待った!
その楽器はすぐに吹き始められる状態ですか?
信頼できる楽器店であればすぐに吹き始められるようにメンテナンスをしているところがほとんどですが、まれに楽器代とは別に修理が必要な楽器もあります。
調整や修理で予算オーバーということにならないように、しっかりと確認しましょう。
5.ネットで購入する場合は要注意!
その販売店は信頼できますか?
オークションで一般の人が出品している場合は特に気をつけましょう。
試奏ができず、楽器の状態を実際に確認できない、返品することもできなければネットでの楽器購入は宝くじのようなものだと思います。
良い楽器だったらラッキーぐらいに思えるのなら購入しても良いでしょう。
まとめ
中古品のフルートを買うときは信頼できる人に自分の希望をはっきりと伝えてから選びましょう。
きっと試奏をしたときに『これだ!』という楽器に出会うことができると思います。
宝探しをするようにお気に入りのフルートにめぐり合えることを願っています。
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