Windows10が浸透しているなかですが、Windows7のバックアップを外付けハードディスクドライブ(HDD)にとろうとしたときデバイスエラーとなる現象で悩まされました。
特に「windowsバックアップは正常に完了しませんでした」とか、「i/oデバイスエラーが発生したため、要求を実行できませんでした。」など。
同じようにwindowsのバックアップが正常に完了しない方に、お役に少しでも立てればと思い、あくまでも個人的に解決したWindows7のバックアップが正常に完了するまでの記録を紹介します。
Windows7のバックアップが正常に完了しない状況
今までは外付けHDD(ハードディスクドライブ)に自動でバックアップするように設定していたので勝手にバックアップ作業をしてくれていました。
しかし、突然「Windowsバックアップは正常に完了できませんでした」というエラーメッセージが出てきてしまい、バックアップできない、いやバックアップしないようになったのです。
ちょうど、新しく外付けハードディスクドライブを買い換えて新しい外付けHDDにバックアップをとろうとした時と重なったこともあってなのか、「Windowsのバックアップが正常に完了できませんでした」と何度試しても同じでした。
そのため進行状況を確認しているとバックアップを開始してから、システムイメージの作成の60%くらいまではスムーズにいきます。
そこまでは行くのですが、その先の、システムイメージの作成を試みるところでバックアップ機能がストップして「バックアップは正常に完了しませんでした」とバックアップができなくなり中断しその作業を放棄してしまいます。
I/Oデバイスエラーが発生
エラーの詳細には
【ソースまたはターゲットのデバイスエラーのため、操作に失敗しました。
ソースボリュームまたはターゲットボリュームがディスク上にある場合、そのボリュームでCHKDSK/Rを実行してから操作を再試行してください。】
追加情報
詳細:I/Oデバイスエラーが発生したため、要求を実行出来ませんでした。
バックアップ場所:ローカルディスク(D:)
エラーコード:0x8078012D
となってしいまいます。
常駐プログラムのウイルス対策ソフトなどが影響していてバックアップを妨げている場合があるとのことでしたので、他のプログラムはもとより常駐プログラムもすべてオフにして何度もバックアップを試みましたが結果は同じでした。
windows7のバックアップI/Oデバイスエラーの対処法
エラー詳細の
ソースまたはターゲットのデバイスエラーの操作に失敗した。
ということは、かんたん説明すると、今まで使っていた旧外付けハードディスクドライブではうまくいっていたので、これから使う、新外付けハードディスクドライブと内蔵ハードディスクドライブのどちらかのハードディスクドライブに不具合(障害)があるためまずは、ファイルシステムのチェックと修復をしてくださいということになります。
ということで、内蔵ハードディスクドライブ、外付けハードディスクドライブを含めたすべての(C:D:E:などの)ハードディスクドライブをチェックディスクしていきます。
この時、コンピューターの管理者の権限が必要です。
まず、すべてのプログラムを終了します。
ディスクチェック実行中は、チェック中のドライブで他の作業を行うことができないため、ほぼパソコンは使えないと思っていた方がいいです。
さらには、とても時間がかかります。
パソコンで作業をしなくても良い時間帯を選んでくださいね。
Windows7のスタートメニューにはスキャンディスクがありません。
そのため、「CHKDSK/R」のスキャンディスクを行うドライブのプロパティ画面から行います。
1)「スタート」ボタンをクリック
2)「コンピューター」をクリック
3)スキャンディスクを行うドライブの上で右クリックし、そのなかの「プロパティ」をクリック
↓「(任意のドライブ名:ローカルディスクCなど)のプロパティ」画面の中の
4)「ツール」タブをクリックし「エラーチェック(このオプションはドライブのエラーをチェックします)」内の「チェックする」をクリック
5)「ディスクチェック(任意のドライブ名:ローカルディスクCなど)」画面が表示されますので「ファイルシステムエラーを自動的に修復する」(CHKDSK/F)にチェックを入れ「不良セクターをスキャンし回復する」(CHKDSK/R)にもチェックを入れて(←これが肝心)【開始】ボタンをクリックします。
その際、OSなどのファイルシステムが入っている
任意のドライブ(例えばCなど)ですと
『ディスクの使用中にそのディスクを検査できません
次回コンピューター再起動時にハードディスクのエラーを検査しますか?』
【ディスク検査のスケジュール】か【キャンセル】
を選択することになりますが、スケジュールを設定しても自動で再起動をしてくれるわけではありませんので【ディスクの検査のスケジュール】をクリックし自ら再起動を行いますとディスクチェックが開始されます。
何度も言いますが(書きますが)処理には相当の時間を要しますので、十分に時間があるときに試してくださいね。
私の場合5時間ほどかかりました。(目安にしてください)
ディスクチェックが終了しましたら再起動を行い、再度バックアップを試みてください。
windowsのバックアップのエラーコードは0x8078012D
簡単に説明すると、このエラーはデータの読み書きで発生するそうです。
CHKDSK/Rとは、ディスクのチェックをリカバリモードで実行してください。
という意味になるのでバックアップしたいデータがあるがドライブ(D:)。
バックアップを保存するドライブ(E:新外付けHDD)のどちらかに不良箇所もしくは、ファイルを管理するファイルシステムの障害が出ているためドライブに不具合が出ていないか、チェックして修復してくださいというエラー警告になるのだそうです。
この時、多くはバックアップを保存するドライブよりもシステムファイルが存在するシステムドライブ側の不具合が多いそうです。
もしも、上記一通り試しても失敗だった場合は、上記の「不良セクターをスキャンし回復する」「CHKDSK/R」(チェックディスク)を数回すると修復と回復がされることがあるそうです。
まとめ
数時間もかけてバックアップをとっても途中でエラーになるとどうしようと思いますよね。
私も正常にバックアップが完了した時には5時間待った甲斐があった~良かった~と思いました。
時間に余裕がある深夜やパソコンを使用しない時間などにチェックしておいて、チェックが終了したあとにバックアップしてみてくださいね。
あくまで私の場合は、個人的にこれで成功しました。
というお話ですので、すべてがうまくいく訳ではないと思います。
成功しなかった場合は、購入先やPCメーカーのサポートセンターなどに聞いてみてくださいね。
バックアップが成功すること願っています。
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