お子様が熱を出して苦しそうにしていると、ママは気が気じゃありませんよね。
心配で可哀想で、どうにか楽にしてあげたいと思うものではないでしょうか。
月齢や熱の高さにもよりますが、アイスノンや保冷剤などの効果的な使い方や熱で唸っているときの対処法を紹介します。
子供が熱で唸る時の対処法
子供が高熱を出してしまった時、慌てて病院に連れて行ったけど座薬を処方されて終わり。
一時間も待ったのに・・・なんて事もよくある話です。
唸りながらも意識があり、水分が取れているなら自宅で安静にさせて様子を見ましょう。
こまめに体温を測りながら水分補給をさせて、機嫌がいいのか悪いのか、起きている時の食欲はどうか等を記録し、寒気がしている時は毛布などで体を温め、暑がっている時は服を一枚脱がせます。
熱が上がる時には寒気がするもので、まだ体温が上がりきっていない状態です。
逆に、体温が上がりきってしまい熱が下がる時は暑くなり汗をかきますので、パジャマを着替えさせたり汗が冷えてしまわないようにしましょう。
普段と変わった様子がないか注意深く観察し、咳や下痢、嘔吐などの症状に気を付けましょう。
熱のある子供を冷やす効果的な部位
熱が上がりきって暑がっていたり、汗をかき始めたら体温が下がるお手伝いとして、アイスノンや貼るタイプのシートなどを使ってあげるのも良いでしょう。
熱を下げるのに有効な部位は、脇の下や足の付け根、首のまわりなど、リンパの集まる場所を冷やしてあげると効果的です。
お子さんがおでこに貼って気持ちいいと感じるなら冷えピタなどを貼ってあげると良いと思います。
熱が上がりきる前に冷やしてしまうと、逆効果になってしまう事もありますので注意しましょう。
高熱が続くと脳の障害などが不安だと思いますが、発熱だけですぐに脳に異常を起こすことは滅多にありません。
ただし、三か月未満のお子さんの発熱がある時は、迷わず医療機関を受診するようにしましょう。
どうしても判断に迷う時は、かかりつけ医に電話で症状を伝えたり、【子供医療電話相談#8000】に電話をしたりして指示を仰ぐ事もできますので、相談してみるのも良いでしょう。
熱が出た子供にアイスノンの利用方法
最近のアイスノンや保冷剤・保冷枕は色々な形状のものがありますね。
凍らせても柔らかくて使いやすいので助かります。
おでこに貼るタイプのものも使いやすく、足の付け根などカーブしている部位に貼る時も使いやすいです。
枕タイプのものは、小さめで柔らかいタイプのものを選ぶとお子様の首の下に入れやすいでしょう。
頭を乗せるよりも、首の後ろに置いてあげる方がリンパに近いです。
脇の下を冷やしたい場合、シールタイプは汗で剥がれてしまう事もありますので、保冷剤などをガーゼや包帯、無ければストッキングなどで巻き付けると寝返りなどで外れてしまうのを防げます。
冷やす部位によって使い分ける事で、効果的に熱を下げることができます。
まとめ
いかがでしたか?
急な発熱は子供にはよくある事ですが、ママは焦ってしまいがちですよね。
しっかりと様子を見て、気になる症状がある時はかかりつけ医に相談しましょう。
夜間などの診察外でしたら【#8000】に電話しましょう。
お子さんの平熱やいつもの様子を知っておく事で、発熱時の異常などを発見できる事もあります。
普段の元気な時も観察しながら、上手く対処できると良いですね。
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