食事の支度から、身支度、後片付けとバタバタしていて、朝はお母さんにとっててんやわんやな時間ですよね?
しかし、なぜか子供が朝ごはんを食べてくれないというお母さんは多いようです。
そこで今回は、子供が朝ごはんを食べない理由や子の言い分、喜んで食べて貰える朝ごはんのメニューやレシピを、ご紹介します!
朝食を食べない子供の言いぶん
子供が朝ごはんを食べないのは、何か理由があるのでしょうか?
よく聞かれる例としては、「元々、食が細い」「朝から白米は食べられない」「そもそもお腹が空いていない」というものです。
私も以前はそうでした、朝からご飯って食べられる気がしないんですよね?
でも、結婚して子供ができて家族のために食事を3食作るようになってから、いつの間にか朝はちゃんと食べるようになりました。
理由は、「やっぱり、食べないと身が持たない」からです。
家族の世話や、自分自身の仕事など全てこなすには体力が必要です。
特に育ち盛りの子供がいると、本当に体力勝負ですよね?
食べなきゃやってられません。
では、子供が食べないのはなぜでしょう。親ほど重い責任がないから?いやいや、もっと理由は平たい軽い理由です。
【子供が食べない理由】
・胃が小さい。
大人に比べて、子供の胃はまだ小さいです。
大体、大人の半分位と考えて良いでしょう。
それゆえに、朝からあまりたくさんの量は食べられないのです。
ですから「食が細い」というよりは「胃が小さい」というのが実際のところです。
子供でも確かに「食が細い」子はいるのですが、殆どは胃の大きさが関係していると云えます。
・起きたばかりでまだ眠い。
これは、大人でもこうした事はあると思います。
例えば前日残業で夜が遅く、寝たのも午前様。翌朝はまだ寝不足で食欲がないなどです。
子供の場合も、前の日の寝る時間が遅かったりすると、翌朝はまだ眠い方が勝っていて食欲が湧かないのです。
「お腹が空いていない」理由は、前日の食事と就寝の時間が大きく関係しています。
・前日の夕ご飯が遅かった。
上で説明した通りですが、夕ご飯は遅くとも19時までには済ませたいものです。
できれば、夕ご飯は18時までに終わらせるのが理想的ですが、現実問題として親が共働きだったりすると、どちらかが帰ってこない事には、子供は食事のありつけないんですよね?
ですから、遅くても19時台には済ませたいものです。
・夜中に間食してしまった。
これはもう論外ですね。夕ご飯を18時や19時までに済ませたとしても、量が少なかったり味が薄かったりすると夜遅くなってから小腹が空くという現象が起きてきます。
お腹が空いていると眠れないから、ちょっと摘まむ→お菓子だと味が濃くて美味しいので後を引く→もっと食べる。
という悪循環になってしまうんですね。
これで翌朝の朝ごはんが入る訳がありません。
子供に、朝ごはんを喜んで美味しくたくさん食べて貰うためには、前日の食事の時間や、睡眠時間をきちんと決める事が大事になってきます。
就寝時間は、遅くとも22時には眠れるようにしたいものです。
子供が喜ぶ朝食メニューとレシピ
忙しい朝に、少しでも簡単に作れてなおかつ、子供が喜んで食べてくれるメニューはないものか?
あります!あります!
朝食は、「パン派」と「ご飯派」に分かれると思います。
両方で子供が喜ぶメニューと、簡単レシピをご紹介します!
【パン派】
うちも朝はパン派なのですが、うちでよく作っているパンメニューです。
・何でも乗っけるトースト
タイトルは今作りましたが、うちの朝のパンはホントに日によって何でも乗せます。
<材料>
・食パン6枚切り 1斤
・ロースハム 1枚
・レタス 適量
・トマトスライス 1枚
・卵 1個
・マヨネーズ 適量
<作り方>
1:パンは軽くトーストしておきます。
2:パンが焼き上がったら、ロースハムを乗せる。
(ハムは生でも少しフライパンで焼いてもOKです。)
3:ハムの上にレタスを乗せる。
レタスの上に、卵とトマトが乗りますので受け皿になるように、なるべく大きめにちぎってパンに乗せます。
4:トマトはスライスして、その1枚を3に乗せる。
5:卵は軽く塩を振って搔き混ぜ、フライパンでスクランブルエッグにする。
6:スクランブルエッグができたら、4の上に乗せる。
7:仕上げにマヨネーズを円を描くように回し掛けて出来上がり!
<アレンジ>
日によって、レタスがキャベツの千切りだったり、卵に冷凍コーンを一握り混ぜてスクランブルエッグにしたり、あとはロースハムがない日はスライスチーズを乗せたりしています。
<付け合わせ>
付け合わせは、ヨーグルトとコーンポタージュだったり、オニオンスープだったりします。
飲み物は青汁です。
スープは前の晩の夕飯時に多めに作って置いたり、市販のスープを使ったりしています。
食べる時は、パンを二つ折りにしてハンバーガーのように豪快にガブっとやりますよ。(笑)
前は6枚切りの食パンを2枚使って、具材をサンドイッチにして食べていたんですが、それだと毎朝の事ですから食パンがすぐなくなっちゃうんですよね?
貧乏我が家はそんな贅沢できないので、1枚減らさせていただきました( ノД`)シクシク…
食パンの減りを抑えるために、たまにはご飯食にしたりしますよ。
【ご飯派】
忙しい朝に、チャチャっと作れるどんぶり飯です。
・ベーコンエッグ丼
<材料>
・ハーフベーコン 3枚
・卵 1個
・水 適量
・塩 少々
・醤油 お好みで
<作り方>
1:ハーフベーコンを4等分し、油を引いたフライパンに並べ、弱火で焼きます。
2:ベーコンに火が通ってきたら、卵を割り入れ塩を振ります。
3:水を具材に掛からないように、回し入れて蓋をし蒸し焼きにします。
4:卵の白身が固まり、黄身は半熟状態にします。
5:アツアツのご飯に、4を乗せて醤油を垂らしていただきます。
黄身は、半熟状態にするのがコツです。
ご飯に乗せた時、卵を崩して中の黄身がトロ~っと流れてご飯と混ざったところを食べるのが美味しいんです。
朝食で栄養バランスを整える!子供も喜んで食べるメニューは?
朝食は、1日の活力源ですからしっかり食べて欲しいですよね?
栄養バランスもしっかり摂れて、子供も喜んで食べてくれるメニューをご紹介しましょう。
【孫は優しい】
ん?何急に!?って思いますよね?
私の事ではありません。孫もいませんし。(笑)
実はこれ、子供達に食べさせて欲しい食材として、栄養士さんや保健士さんが考えた食材の頭文字を取って並べた言葉なんです。
1つずつ見てみましょう。
「まごはやさしい」
「ま」:豆類
「ご」:ごま(すりごまの方がおすすめだそうです)栗
「わ」:わかめ、海苔などの海藻類
「や」:野菜、果物
「さ」:魚、貝類
「し」:しいたけなどのキノコ類
「い」:イモ類(さつまいも、じゃがいも)
なんでも、人間に必要な栄養素は50種類位あって、大きく分けると、「タンパク質」「炭水化物」「脂質」「ビタミン」「ミネラル」の5大栄養素なんだそうです。
それを上のような言葉でまとめたんですね。
しかし、毎日食事のたびに「まごわやさしい」って作れます?
私は無理です、はい!(きっぱり)
そこで、これを更に3種類の栄養素にまとめたのが次の通りです。
1:熱や力になる(脂質・炭水化物)
2:体の調子を整える(ビタミン)
3:体の骨、組織、筋肉を作る(タンパク質・ミネラル)
つまり、この3つの栄養素が毎日の食事に含まれていれば、栄養バランスが整えられるというものです。
ここまで絞ってまとめてくれると、ちょっとできそうな気がしてきませんか?
なるべく簡単にサッと出せて、サッと食べられるようにいろいろ工夫をしてみましょう。
【前日の夜に下ごしらえ】
夕飯を作る時に、翌朝の事も考えて多めに作ってしまうか、下ごしらえしておくと、翌朝簡単ですよね?
また、翌朝用だけじゃなくて常に夕飯を作る時は、何でも良いので、とにかく多めに1品からでも作るようにしてみると、次の日の夜にも活用できたりします。
【レトルトも大いに活用】
「朝は忙しい!」「簡単にパパっと作りたい!」と言うなら、レトルトだって大いに活用しましょう。
そのためのレトルトだと思って!
今は、スープ1つにしても種類が豊富にありますから、「ちょっと足りないかな?」とか「もう1品何か欲しいな」と思った時に冷凍食品やインスタントなど、何でも利用して助けてもらいましょう。
【食器や食材を1ヶ所にまとめておく】
私もよくやるのですが、冷蔵庫の中の一番上の棚に朝使う食材を入れておくのです。
また、朝ごはんで使う食器や箸、コップなどもお盆に乗せてまとめて置いておきます。
意外とそういう物を出している間も、出来る事があるものです。
たまには、食器も可愛い色柄のものにするとか、食材も1つにまとめて出せるように工夫してみるといいと思います。
私が先の章で紹介した「何でも乗っけるトースト」も、以前はパンと具材は別にしていました。
お皿は1つだけど、お皿の上にトーストと具材を別に並べていたんです。
でもある時、時間がなくて早く出掛けないといけなくて、トーストと具材をちょこちょこ食べてるのが面倒になって、えーい乗せてしまえ!
って感じで具材をトーストの上に乗せて、ガブっとやったのが始まりです。
それからずっとそのスタイルになりました。
そんな感じで、時短を追求していたらそうなったというものです。
そのおかげか子供も、朝グダグダ食べていたのに、ガブっと形式にしてから同じようにガブっとやるようになって、食べるのもいつの間にか早くなりましたね。
何がきっかけになるか分からないですから、いろいろやってみてくださいね。
まとめ
・朝ごはんを食べない子供には、早寝早起きなど生活改善してみよう!
・栄養バランスを意識して、少しずつでも食事も改善してみよう!
・食材の下ごしらえや作り置き、食器をまとめて置いておくなどして翌朝の準備をスムーズに!
・常に料理する時は多めに作って、翌日に活用させよう!
子供は、小さい時はあまり食べないですが、年齢が上がるにつれて運動量も増えますし、胃も大きくなります。
すると自然に食べる量も増えますので、あまり過度な心配はしないようにしましょう。
うちの子も、今では「これでもか!」ってくらいよく食べます。
是非、この記事がお役にたてると嬉しいです。
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