三重県にある「伊勢神宮」。
普段、神や仏の信仰がなくとも、誰でも名前を聞いたことはあるし、一度は行ってみたいと思っている人が多いのではないでしょうか?
信仰の浅い人でさえも参拝する理由には、伊勢神宮の手前に広がるおかげ横丁があります。
おかげ横丁には、赤福を始め、様々な飲食店やお土産屋さんが立ち並んでおり、そこを歩くだけで楽しく、観光に来た気分も味わえます。
また、せっかく伊勢神宮に来たのであれば、職場や友人、家族にも何かお土産を買って帰りたい、と思うものですよね。
赤福は買って帰りたいが、職場や友人に配ることを考えると、日持ちするお菓子が良いのではないか、また伊勢鈴と呼ばれる鈴も有名だそう。
何か喜ばれるお土産を、そう考えている人に、伊勢神宮のおすすめの数々をご紹介したいと思います!
伊勢神宮のお土産で日持ちのするお菓子のおすすめ!
伊勢神宮の参拝客は年間1,000万人を超えています。何がそれほどまでに多くの参拝客を引き付けているのでしょう。
もちろん伊勢神宮は、かの有名な天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀った神社であり、日本の神社の代表である伊勢神宮に是非参拝してみたい、という人が多いことはわかります。
その、伊勢神宮と言えば、赤福ですよね!本店で頂ける、出来立てのあたたかい赤福は絶品です。
もちろん冷えても美味しいので、お土産の人気は不動です。
ただ、赤福は伊勢神宮だけでなく、どちらでも、関西の主要駅などでも手に入ったりします。
また、赤福はあまり日持ちせず、賞味期限が短いため旅行から帰り、職場や友人に配る頃には賞味期限が過ぎてしまうというところが難点です。
そこで、伊勢でのお土産として買って帰れ、日持ちするお菓子があれば、そちらの方が良いかもしれません。
まずは、職場に年齢層の高い上司が多い場合でもお口に合うのが、天皇の献上菓子として創作された、播田屋の「絲印煎餅(いといんせんべい)」です。
卵、砂糖、小麦粉を用いて薄く焼き上げた煎餅で、優しい味が癖になります。
また、1個ずつ個包装されており、20個入りで1,030円というお手頃さも、大勢に配る場合には重要な決め手となりますよね。
年齢の近い同僚が多い場合や、女性が多い職場、また友人に配りたいとなると、見た目も可愛くて美味しく、若者受けするもの、という条件のお菓子も気になるところです。
そこでおすすめしたいのが、ブランカの「シェル・レーヌ」です。
あこや貝をかたどった、マドレーヌならぬ、シェル・レーヌは、真珠の里である鳥羽の銘菓ではありますが、全国菓子博名誉総裁賞を受賞した、三重県推奨のお菓子でもあります。
もちろんおかげ横丁で販売されており、1個ずつ個包装された8個入り517円のものや、ミニサイズのシェルレーヌが10個入って432円のものなどがあり、配る相手や人数、状況によって選べるのも嬉しい限りです。
そして、伊勢神宮のお土産なのに、こんな可愛らしい洋菓子が?と意外性もあり、喜ばれるでしょう。
伊勢神宮のお土産にはお守りもおすすめ!
伊勢神宮のお土産として、忘れてはならないのがお守りですよね。
他の神社と比べても、伊勢神宮のお守りの方が、何だかご利益やパワーがあるのでは?と素人ながらも思ってしまいます。
伊勢神宮のお守りとは言え、内宮(ないぐう)と外宮(げぐう)でお守りの形に若干の違いがあります。
内宮で選べるお守りには、幸せや健康を守っていただくお守り、その他交通安全や学業、開運、厄除け、安産、海上安全など、数種類のお守りが揃っています。
外宮で選べるお守りも、種類は同じですが、形に違いがあります。
特に開運鈴守(かいうんすずまもり)と呼ばれるお守りには大きな違いがあり、こちらだけ内宮、外宮共に鈴がついています。
また、内宮の開運鈴守は、巾着型をしていますが、外宮の鈴守は勾玉(まがたま)の形をしています。
勾玉の形をしたお守りは珍しく、開運お守りを!と思う人には、是非選んで頂きたいお守りです。
勾玉には、魔よけや幸運を招くもの、また護符として用いられていました。
その勾玉の形をしている開運のお守りであれば、さらなるご利益が期待できそうですよね!
お土産としてもらった人も、その珍しいお守りに驚かれることでしょう。
外宮、内宮と参拝し、是非ご自分の気に入ったお守りを手に入れてくださいね。
伊勢神宮のお守りについている鈴の意味は?
開運鈴守をおすすめしましたが、鈴守と言われるように、こちらのお守りには鈴がついています。
そもそも、鈴には邪気を祓う力があると言われています。魔よけの力があるんですね。
そう思えば、神社を参拝する時に、縄を振り、鈴をならしてお参りしますよね。
この鈴も、参拝者の邪気を祓い、神様の前で、清められた身でお参りすることを目的とされているようです。
また、お守りとは少し違いますが、内宮にある神宮会館の中で、参拝の記念品として販売されてあるのが、「いせ鈴」と呼ばれる鈴です。
十数色の鈴があり、同じ色の紐がついた根付けです。
お守りが1つ1,000円程するのに比べ、こちらの「いせ鈴」は1つ350円。
複数の友人へのお土産にもお手頃で、見た目も可愛らしく、お守りよりも堅苦しくないお土産として、とてもおすすめです。
神宮会館でも1番人気の記念品のようです。
あげる相手の雰囲気に合わせて色を選ぶのも楽しいですよ!
また、こちらにも勾玉の形をしたまがたま鈴と呼ばれる鈴もあります。
伊勢神宮のお守り、という扱いではありませんが、鈴に伊勢神宮の紋が描かれており、邪気を祓う力が宿っていると言われる鈴を持つことも、お守りのような力があるかもしれませんね。
伊勢神宮に関するおすすめの記事
>>伊勢神宮参拝の服装とご祈祷
まとめ
このように、伊勢神宮が毎年多くの参拝客を集めている理由は数多くあります。
観光目的だけで行くのではなく、伊勢神宮へ参拝する意義をしっかりと理解し参拝した上で、お守り選びを楽しんでくださいね。
おかげ横丁の雰囲気や美味しい食べ物に興奮し、賑わいが絶えないことは、神様にとっても素晴らしいことではないでしょうか。
頻繁に行くことが出来ない伊勢神宮。事前の下調べを徹底し、当日しっかりと満喫したいものですね。
コメント