電車やバス、新幹線などといった公共の乗り物に乗る場合、小さなお子様が一緒だと、何かと心配が尽きませんよね。
赤ちゃん連れの場合は、授乳のタイミングなどが特に心配になるのですが、2歳前後ぐらいになってくると動き回りたくて仕方がない時期でもあります。
ですから、これぐらいの年齢の子供を連れて新幹線や電車などに乗るのはとても大変になってきますよね。
そこで今回は、2歳前後の子供をなるべく飽きさせないで静かに過ごさせる方法についてまとめてみました。
2歳児の新幹線での過ごし方は?
2歳児と言えば、とにかく動き回りたい盛りですので、おとなしく座席に座らせておくことが難しいんですね。
でも、そこは親として新幹線での過ごし方やマナーなどはしっかり守れるような子供に育てたいですよね。
そのためには、親が子供の興味の対象をしっかりと把握しておくことが大切です。
そして、その興味の対象をあらかじめ複数用意しておき、ひとつの物に飽きてきたところで、また別の目新しい物を取りだすことが大切です。
乗車時間が長ければ長いほど、親の事前準備が重要なんですね。
もちろん、親だけが準備をするのではなく、子供自身にも自分の好きなおもちゃはリュックに詰めて持たせてみても良いかもしれません。
2歳頃にもなると、自分のことは自分でやりたがる子供もいますので、そのような子供には、新幹線で静かに遊べるように好きなおもちゃを自分で選ばせておくのも良いですよ。
最初は自分で選んで持ってきたおもちゃで遊ばせて、飽きてきた頃に親が準備してきた物を取りだすと言った、二段階を踏むと、時間もある程度持ちますよね。
新幹線で子供を飽きさせないためには?
1時間ぐらいの乗車時間であれば、おもちゃをいくつか用意しておけば済むかもしれませんが、3時間以上にもなってくると、いくらなんでも子供も飽き始めてくるんですよね。
そんな時、どうやって子供を飽きさせないようにすれば良いのでしょう?
新幹線に乗った頃は好きなおもちゃや目新しいおもちゃで遊んでいても、しばらくすると子供も飽きてきてガサガサと動き回りたくなってきます。
そんな時はお昼ご飯を新幹線内で食べさせるのもひとつの手段ですよ。
あらかじめお昼ご飯は新幹線内で食べることを想定して、お昼を挟んで新幹線に乗れるように手配しておきましょう。
新幹線の中でご飯を食べさせるのは、親はもちろん疲れるのですが、子供が騒ぎ出すよりマシですよね。
遊びに飽きてきたところでお昼ご飯に切り替えるとスムーズにいきますし、思う存分遊んだ後にお腹いっぱいご飯を食べたら、もしかしたら少し眠ってくれるかもしれませんよね。
ご飯を食べた後にお昼寝をしてくれたら、これ以上ラッキーな事はありませんね。
新幹線の過ごし方で子供が泣かないおもちゃや工夫
子供からしてみれば、普段はなかなか乗る機会がない新幹線。
そんな新幹線に乗った直後は、少し興奮気味かもしれませんが、乗車後はなるべくおとなしく過ごせるように興味を持ちそうなおもちゃをあらかじめ用意しておきましょう。
2歳頃の子供なら、家にあるおもちゃよりも目新しいおもちゃの方が興味を引きます。
もちろんおもちゃだけでなく好きそうな絵本も2~3冊用意しておくと良いですね。
また、小さめのペットボトルに小さなおやつを入れておいて、1個ずつ取り出して食べさせるのも、割と時間が稼げるかと思います。
おやつひとつにしても、何気なくポンっと手渡すよりも、遊びながら食べられるような工夫をしておくと良いですね。
ただ、せっかくあれこれと事前に準備をしていたのにも関わらず、いざ新幹線に乗ったら静かに出来るどころか泣き出してしまって困る場合もあります。
そんな時は親の方も慌ててしまって、どうにかして子供が静かに出来る過ごし方がないのかと、あれこれと考えたりアタフタしてしまいがちですよね。
でも、そんな時こそまずは親が落ち着きましょう。子供は慣れない環境に戸惑って不安になっているだけかもしれませんよね。
どっしりと構えて、子供を優しく包み込んであげれば、きっとすぐに泣き止んでくれるはずですよ。
なお、新幹線に乗車中はなるべく怒らないことも大切です。慣れない環境の中で、子供だって多少なりともストレスを感じているわけですから、ちょっと騒いだからと言って怒ってしまえば、子供は泣く以外方法がありません。
でも、泣けば怒られるし、怒られたらまた泣く・・・。
子供を怒ることで、こんな悪循環が出来上がってしまうんですね。なのでどれだけイライラしたとしても、それを笑いに変えながら親は耐えることが大切なのです。
まとめ
いかがでしたか?
年末年始やお盆休み、そしてG.Wやシルバーウィークなどには家族で実家に帰省される人も多いですよね。
小さな子供がいれば、長距離移動は特に大変になってきます。
赤ちゃんならまだ寝ている時間が多いし動き回らないので、授乳のタイミングさえ気を付ければ安心と言えば安心ですが、2歳以降になってくるとおとなしく過ごさせることの方が難しくなってきます。
でも、そこは親としてしっかり公共のルールは少しずつ教えていきたいですよね。
お昼ご飯を乗車中に食べさせたり、新しいおもちゃを2~3個用意しておいたり、折り紙や絵本なども活用できますよね。
また、おもちゃだけでなく、ハンカチでも色んな動物が作れますので、作ってあげると2歳ぐらいの子供ならすごく喜んでくれますよ。
楽しい旅になるように、事前にいろいろ準備を進めておくと良いですね。
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