可愛い赤ちゃんが我が家に訪れてからまもなく1年。
ママも1年本当にお疲れ様でした。
我が子の初めてのお誕生日、それはそれは盛大にお祝いしたいものですよね!
お誕生日を盛り上げるアイテムとして、バースデーケーキは外せないアイテムです。
しかし、赤ちゃんに生クリームのケーキって食べさせて良いのでしょうか?
生クリームのケーキがあまり良くないのであれば、他に何を使ってバースデーケーキを作ってあげられるのだろう?
そんなお悩みのママに、生クリームを避けるべき理由、1歳の赤ちゃんでも食べられるお誕生日ケーキ。
生クリームを粉ミルクで代用できるおすすめの手作りバースデーケーキをご紹介したいと思います!
赤ちゃんに生クリームはいつからOK?ダメな理由は?
生クリームのたくさんついたケーキ、とても甘くて美味しいですよね。
離乳食も完了していない時期、赤ちゃんの口に入れるものには、とても敏感になってしまいます。
バースデーケーキは手作りしてあげたいし、どうせならば飾りだけでなく、赤ちゃんも食べられる素材のケーキにしてあげたい。
我が子にも美味しいケーキを食べさせてあげたい!と思うのが親心ですが、1歳の赤ちゃんに生クリームって食べさせても良いのでしょうか?
答えはNO!です。
少量であれば、1歳を過ぎれば良い、という意見もありますが、生クリーム、特に市販の生クリームには、美味しくする為に大量の砂糖と、脂肪分がたくさん含まれています。
離乳食を経験し、赤ちゃん用のご飯がいかに薄味か、ママは知っていると思います。
だって、砂糖や塩の量にも散々気を遣ってきましたもの。
1歳の赤ちゃんにとって、1日の砂糖摂取量は約10gまでとされています。
たくさんあげ続けると、虫歯のリスクや、その食生活が、将来の生活習慣病へと繋がる可能性も出てきます。
2歳を過ぎれば、大人と同じようなケーキを少し食べ始めても良いとされていますが、3歳から市販のバースデーケーキでお祝いをする方が多いようですよ。
そして、多い脂肪分は、未発達な赤ちゃんの消化器官にとって、とても大きな負担になります。
上手く脂肪分の分解が出来ずに、便秘や下痢になってしまったり、時には湿疹が出てしまったりと、体に異常が現れてしまいます。
また、乳アレルギーの可能性がある赤ちゃんにとっても、生クリームはNGです。
もしかしたら我が子もだめかもしれない、と不確定な場合も、生クリームは避けておきましょう。
我が子の為にとしたことが、後々苦しめる結果になってしまっては、ママも辛いです。
赤ちゃんに与えるものは、親がしっかりと見極めてあげましょうね!
赤ちゃんに生クリームの代用素材は何がある?
生クリームが1歳の赤ちゃんには向いていないことをお伝えしました。
では、生クリームの代わりにどんな素材を使えば、赤ちゃんでも食べられるバースデーケーキが作れるのでしょうか?
レシピサイトでもよく紹介されていて、手軽なのがヨーグルトです。
ケーキのデコレーションとして使用するのであれば、水切りヨーグルトがおすすめ。
乳アレルギーでなければ、ヨーグルトは朝食に与えていたりと、既に口にしている赤ちゃんが多いのではないかと思います。
大人のヨーグルトでも良いですし、赤ちゃん用の市販のヨーグルトは赤ちゃん向けに味付けされてあるので、甘さも丁度良く調整されています。
水切りの仕方も簡単です。
ざるにキッチンペーパーを数枚敷いてボウルと重ねます。
ヨーグルトを入れてラップして冷蔵庫で2~3時間。前日に用意が出来る方は、約1日置けば、よりデコレーションしやすい固さになりますよ。
水抜きすると量が半分くらいになりますので、それも踏まえて多めに水切りしておくと良さそうです。
1歳の赤ちゃんが食べやすいようにするには、ホットケーキと水切りしたヨーグルト、バナナやイチゴなど、赤ちゃんの好きなフルーツをミルフィーユのように重ねます。
ホットケーキも3~4枚もあれば、十分な高さになり、水切りヨーグルトでデコレーションをすれば、とても可愛いケーキになります。
スポンジを焼く手間も省け、簡単、可愛く、美味しいケーキが出来ますよ。
乳アレルギーの恐れがある赤ちゃんであれば、豆乳やさつまいもを使ったクリームも作ることが出来ます。
豆乳は、レモン汁を入れることで固まる性質があり、デコレーションに適した固さのさっぱりしたクリームになります。
【材料】
豆乳・・・75g
サラダ油・・・130g
粗糖・・・大さじ3強
バニラエッセンス・・・適量
レモン汁・・・小さじ1
【作り方】
1)豆乳、サラダ油、粗糖、バニラエッセンスをブレンダーなどで、とろみがつくまで混ぜる。
2)次にレモン汁を入れて、再度ブレンダーで混ぜる。デコレーションする場合は、クリームの絞り袋に入れて使う。
スポンジから作り、さつまいもの甘さを利用した優しい味わいのケーキもおすすめです。
無調整豆乳・・・200ml
上新粉・・・100g
てんさい糖・・・大さじ2
(さつまいもクリーム)
さつまいも(焼き芋)・・・小~中3本
100%りんごジュース・・・200~250ml
【作り方】
1)さつまいもクリーム用に、さつまいもを蒸して裏ごしする。焼き芋にしておけば、そのまま使え甘さも丁度良くなります。裏ごし後、約400gになるように。
2)オーブンを170℃で予熱開始。豆乳を鍋に入れ、弱火で40℃くらいになるよう温めたら、てんさい糖を入れる。
3)沸騰しないように、ハンドミキサーの低速で2)を、3倍くらいの量になるまで泡立てる。
4)3)をボウルに移し、上新粉を2,3回にわけてふるいながら入れ、ヘラで手早く混ぜる。
5)4)を12cmケーキ型に流し込み、アルミホイルをかぶせる。170℃で温めたオーブンで30分焼く。焼きあがったスポンジは上下半分に切っておく。
6)1)にりんごジュースを少しずつ加え、デコレーションに適したなめらかさになるまでヘラで混ぜる。
7)5)のスポンジにさつまいもクリームと、お好きな果物でデコレーションをすれば完成!
さつまいもを使うことで、それだけで可愛い黄色いケーキが出来ますね。
赤いイチゴを乗せるとより映えて可愛くなりますよ。
ヨーグルトだけでなく、このように豆乳やさつまいもを使っても、簡単に可愛く、そして美味しいバースデーケーキが出来ます。
赤ちゃんも喜ぶこと間違いなしですね。
生クリームの代用を粉ミルクで作る方法とは?
離乳食期の赤ちゃんがいる家庭では、母乳育児であろうと、粉ミルクを少し保管している、という方も多いと思います。
自宅にある粉ミルクを生クリームがわりに使ったバースデーケーキもあります。
豆腐と粉ミルクを混ぜて、甘くならないヘルシーなケーキですよ!
溶いた粉ミルク・・・100cc
絹豆腐・・・50g
コーンスターチ・・・10~15g
水・・・大さじ3
☆卵・・・1個
☆砂糖・・・5g
☆薄力粉・・・20g
☆粉ミルク・・・粉ミルクスプーン1杯
☆ベーキングパウダー・・・少々
【作り方】
1)☆の卵と砂糖以外の材料をふるいにかけておく。同時にオーブンを180℃で予熱開始。
2)卵と砂糖を湯煎しながら泡立てる。湯煎の鍋から取り出し、楊枝がたつくらいの固さまで泡立てる。
3)2)に1)でふるっておいた粉を入れ、粉っぽさがなくなるまで、すくいあげるようにしてしっかり混ぜる。
4)お手持ちのケーキ型に3)を流し入れ、数回トントンと軽く叩き落として空気を抜く。180℃のオーブンで10~15分焼き上げる。
5)絹豆腐をミキサーやすり鉢などで潰して滑らかにする。
6)溶いた粉ミルク、コーンスターチ、水を鍋に入れ中火にかける。木べらで「だま」にならないように混ぜながら温める。
7)とろみがついてきたら火を止め、5)を入れ、さらによく混ぜる。好みの固さの一歩手前というところまで、弱火にかけながら混ぜる。
8)4)で焼きあがったスポンジに7)を塗り、お好きな果物やボーロ、ゼリーなどで飾り付ければ完成。
豆腐と粉ミルクを使ってクリームに出来るとは驚きですよね!
まだあまり甘いものを口にさせたことがなく、ケーキを諦めかけていた方にはおすすめのバースデーケーキです。
デコレーションの果物で甘みをプラスすると、より食べやすく、身体にも良いケーキにアレンジできそうですよね。
赤ちゃんが生クリームをいつから食べられるか代用に粉ミルクで作る方法のまとめ
初めて迎える我が子の誕生日は、ママにとっても特別です。
1年は長かったような短かったような、大変だったような全てが幸せと喜びだったような。
そんな1年を振り返りながら、手作りケーキが食べられるまでになった我が子の成長を噛みしめて、是非ママ特製の手作りバースデーケーキで、素敵なバースデーパーティーを開いてあげてみてはいかがでしょうか?
一生に1度しかない、初めてのバースデー。
忘れられない日にしたいですね!
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