ほうれい線がいつからともなく目立ってくると、実際の年齢より老け込んで見られるので自分で鏡を見るのも切なくなってきますよね。
特に朝起きて、明るいところで鏡を見ると、くっきりとしたシワというより影に近いほうれい線、朝から気分が落ち込んでしまいます。
ほうれい線の原因と改善策、ほうれい線対策にもなる顔のストレッチ方や乾燥した肌の潤わせ方を紹介します。
ほうれい線の原因と改善策
ほうれい線の原因は、肌のたるみによるものが一番大きいと言われています。
肌のたるみは、なぜ出来るかといえば、顔の表情筋といわれる筋力の低下や、皮膚の内側の弾力やハリが失われることが大きいですよね。
そのたるみの原因は加齢だけでなく、乾燥肌なども大きく関わります。
顔の表情筋に関わらず、筋肉は年齢と共に低下していきます。
そのため、人との会話を増やすことだけでも口の開け閉めが増え、豊かな表情で過ごすこととなり表情筋が使われます。
他にも、固い食べ物なども積極的に取り入れ、しっかり噛むことが大切です。
しっかりと噛むことで鍛えられるのが、耳の前にある咬筋(こうきん)、それに引っ張られるようにある小頬骨筋(しょうきょうこつきん)と大頬骨筋(だいきょうこつきん)です。
小頬骨筋と大頬骨筋は、いずれも笑顔や大きな口を開けるための大事な筋肉です。
衰えると頬にたるみやシワが出てくるため、鍛えるとほうれい線の予防になります。
例えば、口を閉じ口の中を少し脹らませ、舌で頬の内側の口から一番遠いところを口を開けず、舌でなぞると舌のストレッチになり顔の筋肉を使います。
右回り3回、左回り3回を1セット、1日3セットは行いましょう!
ほうれい線が黒くみえる場合は、そこを内側から舌で押し出すように1周するのがコツですよ。
顔を上に向けて、口のかたちを「あ」「い」「う」「え」「お」と声に出さず作ります。
自分のなかで一番大きな「あ」などのかたちを作り繰り返す、このようなストレッチなら場所を問わず、いつでも簡単に行えます。
このように、顔ヨガや顔ストレッチなどで顔の筋肉を鍛え、マッサージなどを加えリンパの流れを良くし血行促進させてあげることも大切です。
ほうれい線の原因は乾燥した口元に?
ほうれい線の、元ともなる乾燥肌を改善する方法です。
肌が乾燥する原因は、空気の乾燥や紫外線、冷暖房などにより外部から肌にさまざまな影響を受けます。
乾燥した肌には、保湿が大切なことは当たり前ですが、実際に保湿とは、肌バランスのことで、肌の水分と油分が整った状態のことになります。
ついつい、ほうれい線を隠すためや、乾燥対策として一時しのぎで、マスクをしたくなりますが、顔の肌の乾燥対策にはマスクはオススメできません。
マスクは、喉の潤いは保たれても、マスク本体やヒモの顔に当たる部分が肌に擦れて乾燥を招きやすく、肌を傷つける可能性もあります。
肌の表面である表皮が傷つくと、小じわの原因になるだけでありません。
肌の奥にある真皮も連携して、ダメージの影響を受けるため真皮がうまく機能しなくなり、たるみの原因に結びつきます。
保湿をしっかりとするには、保水力の高い成分であるセラミドやヒアルロン酸配合の化粧水などをたっぷり使いいましょう。
そうすることで、ほうれい線の改善にもなります。
化粧水であれば、携帯用のミストスプレーボトルなどに入れ持ち歩きましょう。
潤いが少なく感じたらシュッとスプレーするなど手軽に取り入れてみてくださいね。
肌が乾燥するとほうれい線や乾燥ジワの原因に!
肌の乾燥がほうれい線を深くし、小ジワなどの原因になると分かれば、乾燥肌に一刻も早く栄養や潤いを与えてあげたいですよね。
何より、外側からのアプローチとしては、基礎化粧品を使ったスキンケアが大切になってきます。
洗顔も肌に負担をかけないよう、酵素洗顔(粉状の泡立たない顔の上をすべらすタイプ)や炭酸泡洗顔など、必要以上にこすらないものを使用しましょう。
洗顔後の、水分の拭き取り方も肝心です。
タオルを肌の上で動かさないで、顔をタオルに埋めるように、水分をタオルに吸収させるように、数秒顔をタオルにうずめるようにする抑え拭きが基本です。
化粧水などは、セラミドやヒアルロン酸配合のもの、ビタミンC誘導体など、コラーゲンや、様々な美容成分が含まれているものもありますが、たっぷり使えるものを選びましょう。
化粧水を導入する際、あまりパンパン、パシャパシャと肌を叩かないことも大事です。
パンパンと肌を叩くことで、デリケートな肌はダメージを受けます。
素手やコットンなどで叩いた方が浸透しやすい様に思えますが、実は肌にはストレスとなっています。
化粧水を叩いた時の、肌のダメージは素肌に直接導入するものですので、乾燥した肌には刺激が強く、細かいひび割れを起こし、それが小ジワに繋がってしまいます。
しっかりと肌に、馴染ませるように清潔な素手で密着させるように押さえ込みます。
そうする事で、手のひらの体温で浸透力も期待できますよ。
美容液は、少し良いものを使いたいですね。
コラーゲンや、直接真皮に働きかけるような成分が入っているものを使用し、浸透力のいいものを選びましょう。
その後、クリームを塗ることで、肌表面の乾燥から潤わせた成分を逃さないように閉じ込めることで肌のフタの役割になります。
もちろん、美顔器やイオン導入器などかあれば浸透力も即効性も期待できます。
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これ、安価なのに良い仕事をしてくれる美顔器です。
私の場合、母親がほうれい線や顔のしわのケアがしたいと言っていたので母の日にプレゼントしたんですけど、私も追加で購入して使っています^^;
コンパクトで軽いので使いやすく、収納や携帯性、初めて使うにはコスパも良く、クリームの後に使うと浸透してる実感が私的にはありました。
乾燥肌から潤い肌になり、内側から弾力とハリを取り戻して、自信に満ちあふれた笑顔を咲かせてくださいね。
まとめ
ほうれい線の原因と改善方法、乾燥肌対策を紹介しましたが、ほうれい線の原因となる乾燥した肌には、外側からの原因だけではなく、身体の内側にも原因があります。
ほうれい線を改善するためには、食生活の乱れや、睡眠不足、ストレス、ダイエット脂肪の蓄積や便秘など身体の内側からの原因も解消していく事が必要です。
いつまでも、気持ちも見た目も、若々しくではなく、若く保ちたいですよね。
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