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おみくじの吉や小吉の順番と結ぶか持ち帰るか?処分はどうする?

おみくじ
新年の初詣やお寺の参拝をしたあとに欠かせないものが「おみくじ」です。

しかし、「おみくじ(御神籤)」を引いて「小吉」が出た場合など、「吉」より良いの?悪いの?と順番が気になりますよね?

「おみくじ」の吉凶の順番と、「おみくじ」を引いた後、結ぶ?結ばない?

持ち帰るのか結ぶのか?持ち帰ってしまった場合、その後処分はどうすれば良いかを説明します。

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おみくじの吉や小吉の順番は?

「おみくじ」のなかで、出て欲しいと願うのはやはり「大吉」ですよね。

そんな願いとは裏腹に「小吉」なんて出たとき、「吉」より縁起は良いのか悪いのかが気になります。

日本の伝統と文化を守り伝えている伊勢の神宮を本宗と仰ぐ、全国8万社の神社を包括する神社本庁によると、縁起の良い順番に決まりはないらしく、全国神社ごとに取り決められているのだそうです。

吉凶判断の縁起の順番で多く採用されているのは、

1:大吉
2:吉
3:中吉
4:小吉
5:末吉
6:凶

といったところと、

1:大吉
2:中吉
3:小吉

4:吉
5:末吉
6:凶

このように、「吉」の位置が前後している寺社があるようです。

一番良いのは、その「おみくじ」を引いた寺社(社務所等)で確認することをおすすめします。

また、吉凶の割合も神社やお寺により違っていたり、吉凶の細分もさまざまだったりします。

ちなみに浅草寺で「おみくじ」を引いたときの吉凶判断は

1:大吉
2:末小吉
3:小吉
4:半吉
5:末吉
6:吉
7:凶

となっていました。

もっと細分化している以下のような「おみくじ」もあります。

1:大吉
2:中吉
3:小吉
4:吉
5:半吉
6:末吉
7:末小吉
8:凶
9:小凶
10:半凶
11:末凶
12:大凶

他にも珍しい吉凶の種類に、「大大吉」や「大上吉」「後吉」「平」、「吉凶未分」「吉凶相交」「恐」「大恐」などもあるようです。

このように寺社によって、さまざまな工夫を凝らしています。

初詣の「おみくじ」などは今年1年の生活行動の指針となるように、吉凶だけで判断するのではなく、書いてある内容をアドバイスとして受け取ることが大事なのだと思います。

実は、以前伊勢神宮に行った時、「おみくじ」を引こうと思ったのですが伊勢神宮には「おみくじ」がありませんでした。

伊勢神宮すぐの、お土産や食事処のある「おかげ横丁」にはありました。

おかげ横丁で、「おみくじ」を引きながら聞いたところ、伊勢神宮に「おみくじ」がない理由は、参拝した日が吉日とされているからだとお店の方が言われていました。

おみくじは結ぶ?それとも持ち帰る?

神社やお寺で引いた「おみくじ」ですが、あなたは持ち帰りますか?それとも結んで帰りますか?

もしかすると、持ち帰ってしまったけどどうしよう。と思われている方も多いのではないでしょうか。

昔は、良い結果の「大吉」などは持ち帰り、「凶」などの悪い結果が出ると、そこの神社などの境内にあるご神木の枝に結んで帰ると聞いていました。

それは、境内のご神木などに結ぶことで神様とのご縁を結ぶという意味合いが由来です。

最近では、そのご神木などの保護の観点から、各寺社で「おみくじの結ぶ場所」などが設けられているようですが、自分にとって良い結果でも、悪い結果でも持ち帰って良しとされています。

総合的な吉凶の結果は、今の自分の運勢がこの場所(吉や凶)にある。

というだけで、そこから良くしていくのは自分ということなのではないでしょうか。

そのため、吉凶の結果だけで判断するのではなく、書かれている内容を良く読むと、吉凶が良くても内容はあまり良いといえない場合や、その逆もありますよね。

その内容こそが、今の自分に必要なことですので、それを教訓や指針にして今後の生活に活かすと良いのです。

ただ、そうはいっても持ち帰りたくない結果であれば、その内容を胸に刻み、所定の場所に結ぶことで「運を転じる」といういわれもあります。

さらに、悪い運を良い運に転じるには、利き手ではないほうの手で結ぶと良いなどの言い伝えもあります。

これは、難しいことを成し遂げ好転させる意味があり、利き手ではない方の手だけで結ぶことは意外にも難しいのです。

いずれにせよ、大切なのはこれからで、その書かれている指針をアドバイスとし、自らを大吉に導くような生活行動をしていきたいものです。

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おみくじを持ち帰るなら処分はどうする?

「おみくじ」を良くも悪くも持ち帰った場合、財布や小引き出しに入れて、折に触れその「おみくじ」の言葉を読み返しましょう。

今の自分に照らし合わせて、そのアドバイス通り行動が出来ているかを振り返りましょう。

しかし、その後いつ?どう処分して良いのか分からなくなりますよね。

「おみくじ」は、次に「おみくじ」を引くまで、もしくは処分したいと思った時が有効期限ということになるのでは?というのは私の見解です。

毎年同じ所に初詣に行く。

といった場合であれば、次の年に行った時、古いお札やお守りを受け付けてくれる場所(御焚き上げ受付)にお返しするといいとも言われています。

しかし、旅行や観光で同じ所にはもう二度と行かない神社仏閣で引いたおみくじの場合ですよね。

その場合、指針を示してくださったことに感謝とお礼を「おみくじ」に「ありがとうございました」と告げ、気になるようなら紙に包み捨てれば良いとお寺の住職に聞いたことがあります。

「おみくじ」は、漢字で書くと「御神籤」ですが、これはあくまで吉兆の占いであり、お守りや御札とは違いますので大丈夫ですよ。ということでした。

それでも気になる場合は、その「おみくじ」を引いた寺社に確認することをおすすめします。

まとめ

おみくじの占い結果を、大大吉に転じさせるのは誰でもなく自分自身ということかもしれません。

ぜひ、自分自身を良い運気に持っていきたいですね。

あなたにとって、素敵な1年になりますように。

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