岡山空港からバスで直島まで岡山駅から宇野港とフェリーのアクセスは？

アートなど美術が好きな人なら、ぜひ一度は訪れたいと思う、瀬戸内海に浮かぶ孤島、直島（なおしま）。

瀬戸内国際芸術祭の開催で、一気に有名になりました。

直島すべてが、現代美術の世界を体感できる魅力的な空間となっているため心が弾みます。

岡山の玄関口、岡山空港に降り立ってから直島までへの行き方を紹介します。

岡山空港からバスで直島までへ行くには

直島では、直島のアートを代表する、ベネッセハウスミュージアムをはじめ、地中美術館、李禹煥（リーウーファン）美術館などがあります。

その直島は、香川県にありますが、関東から直島へ行くなら、羽田空港へ行き岡山空港へと向かいます。

羽田から岡山空港までの所要時間は約1時間20分です。

岡山空港からは、空港連絡バスがありますので、岡山空港からバスに乗り約30分でJR岡山駅前に到着します。

次に、JR岡山駅前からは、宇野行きの両備バスに乗り継いで所要時間約45分でJR宇野駅前へ到着します。

他にも岡山駅からはバスだけではなく、JRを使って行くことも可能です。

JRでは、宇野みなと線でJR岡山駅からJR宇野駅までは各駅停車の直通で約1時間です。JR瀬戸大橋線の快速列車から、JR宇野みなと線の各駅停車に乗り換えたとしても約50分かかります。

そのため、岡山空港から直島に行くには、バスの方が乗り換えもなく、楽に行けるかもしれません。

JR宇野駅前に降り立てば、目の前が宇野港となっているため、直島行きフェリー乗り場までは徒歩約3分と便利です。

宇野港からは車も乗船できるカーフェリーですと約20分、人しか乗船出来ない小型旅客船なら約15分で、直島の宮浦港に到着します。

岡山駅前から直島までは、大きく分けて電車かバスかの二通りあります。

まず岡山駅前からバスでJR宇野駅前から直島へ小型旅客船で行った場合。

岡山駅前から、宇野駅前までバスの所要時間は約45分。宇野港へは徒歩約3分で向かえます。直島行きの小型旅客船に乗り込んで約15分で直島の宮浦港へ到着します。

トータル岡山駅前から直島までの所要時間は、バスの道路状況や待ち時間などを除けば、バス約45分、徒歩約3分、小型旅客船約15分（カーフェリーに乗船すれば約20分）で、実質所要時間は、約1時間と少しかかる計算になります。

岡山駅からJRを使い、直島へ小型旅客船で行った場合。

JRで行くには、駅前のバスステーションからJR岡山駅構内に入り、JR宇野みなと線で直通のJR宇野駅までは各駅停車で約1時間です。

JR瀬戸大橋線の快速列車から、JR茶屋町でJR宇野みなと線に乗り換えを行っても約50分かかりますが、バスが苦手だったり電車が好きだったりする場合は、こちらを利用すると約1時間30分の所要時間になります。

直島へは宇野港以外にも、香川県の高松港から行くルートもあります。

その場合は、東京の羽田空港から高松空港まで約1時間20分と岡山空港までと変わらない所要時間です。

高松空港からは、ことでん（琴電）バスで高松駅まで約40分かかります。

ことでんの高松駅から高松港までが徒歩約5分、高松港から直島の宮浦港まではフェリーで60分です。

高松空港を利用して直島へ行くには香川県からのルートも、岡山県からのルートも、どちらも東京（羽田）からトータルの所要時間は3時間程度と、あまり差はありません。

しかし、直島がメインの場合、岡山県の宇野港から直島は小型旅客船で約15分です。

香川県の高松港から直島の所要時間はカーフェリーで60分と、宇野港からに比べ4倍長くかかるうえ、船便数も宇野港発着より少ないので時刻表などの確認は必須です。

まずは、すぐに直島に行きたい、高松は直島の後にとっておく方や、船があまり得意でない方、できるだけ効率よく行きたい、待ち時間を避けたい場合は、岡山県宇野港からアクセスする方が良いでしょう。

島全体が現代美術のテーマ―パークのような直島は、美術が好きな方には必見のリゾートです。

世界的建築家、安藤忠雄氏の設計によるベネッセハウス、地中美術館、李禹煥（リーウーファン）美術館は、展示された作品の世界観を存分に堪能するために、正に夢のような空間が展開されています。

特に、地中美術館では、印象派を代表する画家、クロード・モネの傑作「睡蓮（すいれん）」の、シリーズ中5作品を、自然光のみで鑑賞できる特別な展示室があり、美術愛好家ならずとも必見です。

尚、直島では、3年に1度『瀬戸内国際芸術祭』が開催されます。次回の瀬戸内国際芸術祭は2019年となります。

この『瀬戸内国際芸術祭』期間以外についても、年間を通して島の活力を高めるため、作品の公開やイベントが実施されています。

アート活動全体を「ART SETOUCHI」と総称され活動の充実を図っています。特に秋は芸術の秋でもありますので、是非の大会期間中の混雑を避け、あえて瀬戸内国際芸術祭の期間外にゆっくりと訪れてみてくださいね。