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手足口病が流行その感染力と経路や期間!うつるうつらないを見極める


ここ数年、夏場になると必ずニュースになっている、「手足口病の流行」。

実は、未就園児の我が子2人も漏れなく感染しました。

幼稚園などにも行ってないので、我が子は大丈夫!という根拠のない自信があり、罹患してから慌てて手足口病について調べたものです。

どこで感染したのか、明らかにはなっていませんが、言い換えれば、それだけ意識もしない場所でも感染してしまう、強い感染力があるということです。

え?じゃあ自分の子供もいつ感染してもおかしくないの?

と不安にお思いの親御さんに、手足口病の感染力、感染経路、症状や潜伏期間について、お教え致します。

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手足口病の感染力は?


手足口病とは、夏風邪の一種で、その名の通り、手、足、口にぶつぶつが出て、その内約3割が発熱をするようです。

どうやら小さい子供の中で特に感染しやすく、集団生活を余儀なくされる保育所や幼稚園で一気に感染してしまい、例年多くの子供が罹患しています。

手足口病など菌は目に見えないので、完全にシャットアウトは出来ませんが、可愛い我が子を菌から守ってあげたいですよね。

親が出来ることは、我が子を守る知識を持ち、対策を徹底することです。

まず、手足口病の症状とはどのようなものでしょうか。

初期症状は、発熱と喉の痛みです。

しかし小さい子供だと喉の痛みを訴えることは難しいので、親は子供の発熱で風邪かな?と病院に連れて行くことが多いでしょう。

病院で、喉に赤いぶつぶつが出ていることが確認されると、まずは手足口病か、夏風邪のヘルパンギーナ、という診断が下されます。

そして、発熱後、1~2日経過すると手足、口のまわりに水疱性の湿疹が現れ、そこで初めて手足口病が確実になります。

一般的には38度以下の熱、1~2日後に発疹、熱は数日で落ち着き、その後発疹は1週間~10日程で完治します。

また、発熱しない子供や微熱で終わる子供もいる為、湿疹が現れて初めて病院に行くケースも多いようです。

保育所や幼稚園などの集団生活を送る場所で、毎年夏に流行してしまう理由も、おそらく微熱で風邪と変わりなく、大人も気付かずに過ごさせ、気付いた時には一気に感染してしまっている、ということなのでしょう。

感染力の強さにも納得できます。

私の子供の場合、下の子供が38度台の発熱で病院に連れていくと、その後発疹が確認できれば手足口病、湿疹が現れなければヘルパンギーナかな、という診断でした。

発熱の段階では区別がつきにくいそうです。ヘルパンギーナは39度以上の高熱が特徴的なので、38度台でおさまっていれば、手足口病の可能性が高い、とも教えてもらいました。

それから3~4日後に、今度は上の子供が39度以上の熱がで始め、迷わず手足口病を1番に疑いました。

下の子供の時に熱が1日で下がり、また手t足口病には特効薬がない、ということだったので、上の子供は様子を見ようとしたのですが、39度以上の熱が下がらず、視線が合わずに反応が鈍くなった為、慌てて病院に連れて行きました。

その頃には手足に湿疹が出てきていたので、間違いなく手足口病だろう、という診断でした。

上の子供には、お尻の穴付近にも発疹があり、お医者さん曰く、手足口、お尻病とも言われるほど、お尻にも湿疹が現れる子供が多いそうです。

我が子は、おなかにも背中にも手足にも出て、口の周りはヘルペスのようでした。

症状にも個人差があるので、中には治りきるまで全く手足口病になっていることに気付かなかった、という方もいるようです。

喉の痛みを抑える薬は処方されますが、自然治癒する病気なので、風邪だろうと、いつもと変わらぬ生活を送り、余計に感染力を高めてしまうのかもしれないですね。

自然治癒する病気ですが、ごく稀に髄膜炎や脳炎を引き起こしてしまう場合もあるようで、やはり手足口病だから、と安心は出来ません。しっかりその後の子供の様子をみてあげてください。

手足口病の感染経路は?


手足口病の症状と感染力の高さはおわかり頂けたかと思います。次に気になるのは感染経路です。

これほど感染しやすい病気なのであれば、やはり感染経路も多いのでは?と予測がつきますよね。

手足口病のメインとなる感染経路は3つ、飛沫感染接触感染糞口感染です。

飛沫感染とは、くしゃみや咳で菌が空気中に飛び出し、その菌が粘膜を通して感染することです。

小さい子供がかかりやすい手足口病は、マスクを常に着用させることや、咳をする時に手で押さえること、という咳エチケットを守らせることは難しいですね。

接触感染とは、ウイルスのついた皮膚や粘膜を通して、人にうつっていくことです。

水疱性の湿疹から出た菌が、別の人の粘膜につくことによって感染していきます。夏場に流行する理由に、感染しやすいプールやお風呂があげられます。

同じタオルを使うことでも感染してしまいます。

そして糞口感染です。

感染している子供の排泄物からもウイルスが排出されるので、手についた菌が口から入ったり、おむつ替えの際に体内に入ったりして感染していきます。

しっかり手洗いをし、感染している子供にもしっかり手洗いをさせてください。

手足口病は5歳以下の小さな子供がかかりやすい病気、と言われていますが、大人には絶対に感染しない、というわけではありません。

子供がかかりやすい、というだけで、大人でも感染する時には感染します。

実際に、私の周りでも、子供の手足口病が親に感染し、大人が感染する方がより症状が重く、とにかく大変だった!という話を耳にしました。

自分も高熱で湿疹だらけになるなんて嫌だ!と、必死で手洗い、うがいをし、子供と同じタオルを使わないように気を付けました。

子供の病気だから、と安心せずに、今一度感染経路を頭に入れ、皆さんもしっかり予防してくださいね!


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手足口病に感染すると潜伏期間は?


病気には潜伏期間があります。

手足口病の潜伏期間は、ウイルスに感染してから一般的に3~5日と言われています。

私の子供の3~5日前の行動を思い返すと、おそらく博物館のキッズスペースが感染場所だったのかなと思います。

子供はそんなに多くなかったのですが、下の子は、まだはいはいの時期で、床や壁に残っていた手足口病の菌をしっかり手にひっつけ、また指吸をする子供なので、そのまま菌が口から入っていったのだと思われます。

上の子供と発熱の時期がずれたことから、下の子供が先に感染し、そのまま上の子供が感染していったのでしょう。

我が家だけでもその数日でしっかり感染するのですから、保育所や幼稚園で、ましてや潜伏期間が3日以上あれば、一気に流行してしまうことも大いに理解できますよね。

感染経路も多い手足口病ですが、1度罹患すれば、一体どのくらいの期間ウイルスを排出するのでしょうか。

手足口病は1週間から10日もあれば湿疹も完治し、体調も回復します。

しかし、ウイルスは2週間から長いと1ヶ月間排出され続けるそうです。

感染力の高さには、感染経路の多さと合わせて、感染期間の長さも影響しているようです。

しかし、本人が元気なのに、1ヶ月も友達と遊ばせない、保育園や幼稚園に行かせない、というわけにもいきませんよね。

手足口病は、出席停止になる病気には認められていないので、休ませる義務はありません。熱が下がれば集団生活を再開させる、という親が多いです。

1ヶ月近く感染するとは言っても、感染力は症状が現れている間の方が強いので、それほど敏感になる必要もないのかもしれません。

目安として、湿疹が乾燥してきたらウイルスの感染力が少し弱まった、と考えて良いようです。

子供同士を遊ばせる時は、相手の親に手足口病になっていたことを伝え、少しでも不安があるようなら、遊ばせるか、控えるか、としっかり話し合って決めてくださいね。

子供の免疫が低下している時には、どんな病気も感染しやすいので、そこまで敏感になる必要はありませんが、感染しやすい病気として気をつけておきましょう。

まとめ

我が家の場合は、子供たちが手足口病になり、2週間程は他の子供と遊ぶことを控えておきました。

兄弟姉妹間でも、感染しなかったよ!という友人もいましたが、ここまで毎年流行している病気なので、念のための対策でした。

可愛い我が子を守る為、また他の子供たちも守る為、今後も毎年流行すると思われる手足口病の知識を親がしっかり理解しておくことが大切なのでしょう。

私のように罹患してから慌てないようにお気をつけくださいね!

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