七夕ゼリーで簡単デザートに五色の意味を込めて
2017/05/10
七夕にむけて
こどもの七夕会などイベントのおやつ作りで
七夕デザートを企画しているとき対象年齢が低く
火が使えなかったり、短時間で出来るものだったりと
さらには結構な人数分が必要になるため
頭を悩ませますよね。
そんな時は定番ですが、
七夕のゼリーをデザートとしてみてはいかがでしょう。
さらに七夕の五色にちなんで
五色の意味を持たせたこども達の成長を願うゼリーを紹介します。
七夕のゼリーを簡単にこどもとつくろう
こどもたちは仕上げるだけ。
ここが大きなポイントになります。
大人が下ごしらえをしておかなければなりませんが
ゼリーやフルーツを使うので混ぜたり冷やしたり
するだけですので、下準備も簡単です。
カラフルなゼリーを五色用意するだけです。
市販のゼリーの素であれば透明なキレイなゼリーが出来上がります。
市販のゼリーの素では量が追いつかない場合は、
果汁ジュースや、乳酸飲料やドリンクなどを
ゼラチンや寒天を使って色違いのゼリー液を準備し
保存容器やバットなどに流して
1~2cmの厚みからさまざまのゼリーを冷蔵庫で作っておきます。
(1cm程の厚みは型抜き用に、2cm程の厚みのものはサイコロ状にしたり、クラッシュ用にしたりと用途を分けておくと便利です。)
サイダーで作るとシュワシュワとした食感が楽しめます。
透明なゼリーは市販のゼリーの素であれば簡単に出来ますし
かき氷のシロップを使っても出来るので、是非準備しておきましょう。
なかでも、空を表す青色はかき氷のブルーハワイ味がおすすめです。
こんな感じです。
その透明ゼリーは、こどもたちと一緒にフォークで
クラッシュにするとキラキラゼリーが完成します。
あとは、星形などの型抜きで抜いたり、サイコロ状にカットしたり
器にこどもたちが、おもいおもいの盛り付けをするだけで
楽しい七夕ゼリーが完成します。
七夕のデザートはゼリーのトッピングで決まり
ゼリーが完成したら、
色とりどりとはいえ、ゼリーだけ。
十分に七夕ゼリーとして楽しめるうえおいしくいただけますが
ちょっと寂しいデザートだと思ったら
トッピングでさらに飾り付けです。
青色(ブルーハワイ)のクラッシュゼリーは空
白色(乳酸飲料や牛乳かん、生クリームやヨーグルト)は天の川
赤(スイカ)や紫(グレープジュース)のゼリーやフルーツを
星型に抜いて織姫と彦星に。
黄色のゼリーやフルーツ(黄桃やパイン)を月型に抜き
もっとキラキラさせたい場合はアラザンなどの製菓材料を
パラパラさせてトッピングすると
華やかになって七夕気分も盛り上がりますよ。
これも素敵なゼリーに仕上がっていますよね。
七夕の五色の意味をゼリーに取り入れよう
こどもには難しい話になりますが
七夕の五色の短冊にもある意味で
「青(緑)」・「赤」・「黄」・「白」・「紫」を取り入れた
七夕ゼリーは、五色の短冊同様こどもたちが
青:心乱れず穏やかな状態で力強く生き抜く定根(じょうこん)
赤:大いなる慈悲の心で人々を救済することが止まない精進
黄:豊かな姿で確固たる揺るぎない性質
白:清らかな心で諸々の悪業や煩悩の苦しみを清める清浄
紫:あらゆる侮辱や迫害、誘惑などに耐えぬき怒らぬ忍辱(にんにく)
を表しています。
これは仏教における如来の精神や智慧が込められています。
こどもたちの成長を七夕ゼリーというデザートを通しても祈ることができますね。
七夕の由来や意味、五色の短冊についてはこちら
>>七夕の由来を簡単に意味まで理解しよう
>>七夕の短冊が五色からなる由来とその色の意味は五行説にあった
まとめ
日本の行事として定着している七夕ですが
こういう七夕のデザートをこどもたちと
七夕ゼリーとして作りながら、こどもの成長を見守り祝いたいですね。